Obsidianの埋め込みの書き方|![[ ]]で見出し・ブロック・画像・PDF【2026年10月版】
![Obsidianの埋め込みの書き方|![[ ]]で見出し・ブロック・画像・PDF【2026年10月版】](/images/sections/ob3-jigsaw.jpg)
同じ定義を別のノートでも見せたい。講義スライドの特定のページを、ノートの途中に出したい。Obsidianでは、リンクの先頭に ! を1文字足すだけで中身を本文に表示できる。
結論
![[ノート名]]で埋め込み、#見出しや#^IDで一部だけを出す。ブロックのIDに使えるのは半角の英字・数字・ハイフンだけ。画像は|幅、PDFは#page=でページを指定する。
目次 / INDEX
書き方の早見表
| 埋め込むもの | 書き方 |
|---|---|
| ノート全体 | ![[ノート名]] |
| ノートの見出し以下 | ![[ノート名#見出し]] |
| ノートの1ブロック | ![[ノート名#^ID]] |
| 画像(幅だけ) | ![[画像.png|300]] |
| 画像(幅と高さ) | ![[画像.png|100x145]] |
| PDFの特定のページ | ![[資料.pdf#page=3]] |
| PDFの表示の高さ | ![[資料.pdf#height=400]] |
| ベースの特定のビュー | ![[課題.base#ビュー名]] |
| 検索結果 | query のコードブロック |
| YouTube |  |
パソコンでは、対応したファイルをノートにドラッグ&ドロップするだけでも埋め込める。公式ヘルプによると、埋め込んだ部分は元のファイルが変わると自動で更新される。
ノートの一部を埋め込む
見出しで区切って出す
![[ノート名#見出し]] と書くと、その見出しの節だけが出る。[[ノート名# まで打つと、そのノートの見出しが候補に並ぶので、選ぶだけでいい。
保管庫全体の見出しから探すなら、[[## と打つ。[[## 固有値 のように続ければ、その言葉を含む見出しに絞られる。
ブロック参照で1段落だけ出す
見出しで区切れない1段落や1つのリストを出すなら、ブロック参照を使う。[[ノート名#^ まで打つと、段落の候補から選べて、IDも自動で付く。
自分でIDを付けるなら、書く場所はブロックの種類で変わる。
- 普通の段落:行末に半角スペースを1つ空けて
^teigi-1と書く - リスト・引用・コールアウト・表:ブロックの下に空行を1つ空け、次の行に
^teigi-1だけを書き、その下にも空行を置く - リストの1項目:その項目の中に直接書く
固有値とは、行列を掛けても向きが変わらないベクトルの倍率のこと。 ^teigi-1
ほかのノートからは ![[線形代数#^teigi-1]] で埋め込める。先頭の ! を外すと、その段落へ飛ぶリンクに変わる。
⚠️ IDに日本語は使えない
公式ヘルプによると、ブロックのIDに使えるのはラテン文字(半角の英字)・数字・ハイフンだけだ。^定義1 のような日本語のIDは使えない。
候補から選んだときに付く ^37066d のような自動のIDは、そのまま使ってよい。あとで見て分かるようにしたいなら、^eigen-def のように半角で名前を付ける。
保管庫全体のブロックから探すなら、[[^^ と打つ。ただし公式ヘルプのとおり、ブロックとして数えられるものは見出しよりずっと多いので候補が長くなる。
⚠️ 引用・コールアウト・表は、中の一部分だけを指せない。指せるのはブロック全体だ。
画像のサイズを指定する
画像は ![[画像.png]] で埋め込み、| のあとに数字を書くとサイズが変わる。幅だけを書けば縦横比を保ったまま縮み、|100x145 のように書けば幅と高さの両方が決まる。
Web上の画像は、Markdownの書き方で  と書く。[ ] の中の数字が幅になり、ウィキリンクと同じ指定ができる。
画像が「見つかりません」になる、スマホだけ出ないといったときは、Obsidianで画像が表示されない・リンク切れで原因を分けた。
PDF・音声・Canvas・図を埋め込む
PDFはページと高さを指定できる
![[講義03.pdf#page=12]] と書くと、12ページ目を開いた状態で埋め込まれる。#height=400 を付ければ、表示の高さをピクセル単位で決められる。
埋め込まずにリンクで開きたいなら、! を外して [[講義03.pdf#page=12]] とする。PDFの選択範囲へのリンクなど、読み込みまわりはObsidianでPDF読み込みにまとめた。
音声・動画とCanvas
録音などの音声ファイルも、![[録音.m4a]] でその場で再生できる形に埋め込める。対応ファイル形式の一覧には、mp3やwavなどの音声と、mp4やmovなどの動画も入っている。
Canvasも ![[構成案.canvas]] で埋め込めるが、公式ヘルプによると表示されるのは図形だけで、カードの中の文字は出ない。中身まで見るには、Canvasのファイルを直接開く。Canvasの使いどころはObsidian Canvasの使い方にある。
手描きの図を編集できる形で埋め込みたいなら、Excalidrawプラグインが向く。元の図を直すと埋め込み先も変わる使い方はObsidian Excalidraw入門で書いた。
検索結果を埋め込む
ノートに query のコードブロックを書くと、検索結果がその場に一覧で出る。中には、検索窓に打つのと同じ言葉を書く。
```query
tag:#要復習
```
試験前のノートに置けば、要復習のタグを付けたノートがいつでも並ぶ。タグの付け方はObsidianのタグ運用にまとめた。
プロパティで絞った表にしたいなら、ベースを埋め込む手もある。![[課題.base#今週締切]] のようにビュー名まで指定できる。作り方はObsidian Basesの使い方へ。
YouTube・ポスト・Webページを埋め込む
YouTubeの動画は、Web上の画像と同じ書き方で  と書くと、ノートの中で再生できる。X(旧Twitter)のポストも同じ書き方で、公式ヘルプの例は twitter.com のURLを使っている。
それ以外のWebページは、iframe(ページの中に別のページを表示するHTMLの部品)で埋め込む。
<iframe src="埋め込みたいページのURL"></iframe>
⚠️ サイトによっては埋め込みを許していない。公式ヘルプは、代わりに埋め込み用のURLが用意されていることがあり、「サイト名 embed iframe」で検索するとよいと案内している。
埋め込みがObsidianの外で表示されない
ブロック参照はObsidian独自の書き方で、標準のMarkdownには含まれない。公式ヘルプも、ブロック参照を含むリンクはObsidianの外では機能しないと書いている。
GitHubやほかのエディタで開く予定のノートでは、ブロック参照に頼りすぎない。ウィキリンクの [[ ]] の形も、公式ヘルプはほかのアプリと共有するならMarkdownリンクに切り替えるよう案内している。設定の「ファイルとリンク」で「[[ウィキリンク]]を使用」をオフにする。
ノートをWebに公開する場合も、公式のObsidian Publishは検索結果の埋め込みに対応していない。公開の方法ごとの違いはObsidianをブログ公開する3つの方法で比べた。
参照した公式ページ(2026年9月確認)
- Obsidian公式ヘルプ「ファイルの埋め込み」(ノート・見出し・ブロック・画像・音声・PDF・Canvas・リストの埋め込み、画像とPDFの指定、ドラッグ&ドロップ)
- Obsidian公式ヘルプ「内部リンク」(見出しとブロックへのリンク、ブロックIDに使える文字、保管庫全体の検索、Obsidianの外での扱い)
- Obsidian公式ヘルプ「ウェブページの埋め込み」(iframe、YouTube、ツイートの埋め込み)
- Obsidian公式ヘルプ「検索」(検索結果の埋め込み、Publishでの非対応)
- Obsidian公式ヘルプ「ベースの作成」(ベースの埋め込みとビューの指定)
- Obsidian公式ヘルプ「対応ファイル形式」(埋め込める音声・動画・PDFの形式)
よくある質問
Obsidianでリンクと埋め込みはどう違いますか?
[[ノート名]] はクリックで移動するリンクで、先頭に ! を付けた ![[ノート名]] は、そのノートの中身を今のノートの本文に表示する埋め込みです。埋め込んだ部分は、元のファイルが変わると自動で更新されます。
ブロック参照のIDに日本語を使えますか?
使えません。公式ヘルプによると、ブロックIDに使えるのはラテン文字(半角の英字)・数字・ハイフンだけです。自分で名前を付けるなら ^teigi-1 のように半角で書きます。^ を入力して候補から選べば、IDは自動で付きます。
埋め込んだ画像の大きさを変えるには?
![[画像.png|300]] のように、ファイル名のあとに | と幅を書きます。幅だけなら縦横比を保って縮み、|100x145 のように幅と高さの両方も指定できます。Web上の画像は  のように、Markdownの書き方で同じ指定ができます。