大学の入学準備で必要なもの|買う順番リスト【2026年10月版】

合格が決まると、ネットには「大学生の必需品リスト」があふれる。全部を入学前にそろえる必要はなく、大事なのは買う順番だ。
結論 入学前に買うのは、ノートPCとそれを持ち歩くリュック・充電器だけでいい。ノートPCは大学の推奨スペックを見てから選ぶ。関数電卓・辞書は授業の指定を見てから。イヤホン・マウス・iPad・プリンターは、授業が始まって困ってから足せば間に合う。
目次 / INDEX
入学準備は3つの時期に分ける
入学準備で失敗しやすいのは、「いつか要りそう」なものを3月にまとめ買いすることだ。何が要るかは、大学の指定と自分の授業が見えるまで決まらない。
時期を3つに分けると、買うものはこう並ぶ。
| 時期 | 目安 | 買うもの・やること |
|---|---|---|
| 入学前 | 合格〜3月 | ノートPC、PCリュック、USB-C充電器、一人暮らしならネット回線 |
| 入学直後 | 4月の最初の2週間 | 大学アカウントの設定、指定された教科書・電卓・辞書、机と椅子 |
| 授業が始まってから | 5月以降 | イヤホン、マウス、モバイルバッテリー、iPad、プリンターなど困ったもの |
入学前の欄がいちばん短いのがポイントだ。買う時期を後ろにずらすほど、自分の生活に合ったものを選べる。
入学前はノートPCとその周辺だけ
ノートPCは推奨スペックを見てから
入学前にいちばん大きい買い物がノートPCだ。機種より先に確かめるのは、大学や学部が出している推奨スペックだ。
推奨スペックは、入学の前年の11月から1月ごろに公開される例が多い。たとえば関西大学は2026年度入学生向けの推奨仕様を2025年11月に出している。東京理科大学は同じく2025年12月に、入学予定者向けの案内を載せた。
推奨仕様の中身は大学ごとに違う。関西大学の例では、毎日持ち運ぶなら1.3kg以下を勧め、バッテリーはカタログ値10時間以上としている。
推奨スペックを確かめたら、理系の学部ではメモリ16GBを下限に8台を比べた理系大学生におすすめのノートパソコンから候補を絞れる。
MacとWindowsで迷うなら、大学生はMacとWindowsどっち?で学部の指定ソフトを先に確かめておく。
生協で買うか自分で買うかは生協のパソコンは高い?、買う時期は大学生のパソコンはいつ買う?で分けて扱っている。
学割は入学前から使える
学割は「入学してから」と思われがちだが、入学が決まった時点で使えるものがある。Appleの学生・教職員向けストアは、進学が決まった生徒と、その保護者の代理購入を対象に含めている。
一方で、大学のメールアドレスで受けるサービスは入学後にならないと使えない。どれが学校メールで、どれが入学前から使えるかは大学生の学割はどこから?にまとめてある。
PCと一緒に買うのはリュックと充電器
ノートPCを持ち歩くなら、リュックと充電器は同じタイミングでそろえておく。どちらも4月の初日から毎日使う。
リュックは「15.6インチ対応」と書いてあっても、PCの厚みや教科書と一緒に入るかは別の話になる。大学生におすすめのPCリュックで、入る寸法の見方から確かめられる。
充電器はPC付属のもので足りるなら買わなくていい。スマホと一緒に1つで充電したい人は、大学生におすすめのUSB-C充電器で必要なW数(充電の強さ)を先に決めると迷わない。
一人暮らしならネット回線は3月中に
一人暮らしを始めるなら、ネット回線は入学前の宿題になる。回線によっては工事が要り、申し込んですぐには使えないことがある。
オンデマンド授業や履修登録は、ネットがないと始まらない。縛りや工事の要否で比べたいなら学生の一人暮らしネット回線、部屋のWi-Fiは大学生におすすめのWi-Fiルーターで選べる。
入学直後は指定を見てから買う
大学のアカウントを先に設定する
入学すると、大学のメールアドレスと学内システムのアカウントが配られる。Officeが無料で入るかは、PCを買う前に大学サイトや入学書類で確かめておき、入学後は配られたアカウントでインストールする。
Microsoft 365を入学後に無料でインストールできると明記している大学は多い。その場合、Officeなしのパソコンを選べば本体を安く買える。学生が無料で使えるツールは大学生の無料ツール34選にまとめてある。
電卓・辞書・教科書は授業の指定を見る
関数電卓や電子辞書は、授業によって機種の指定や持ち込みの制限がある。シラバスや最初のガイダンスで指定を見てから買えば、買い直しが出ない。
理系で電卓を使う授業があるなら理系大学生におすすめの関数電卓を見てから選ぶ。電子辞書はスマホとAI翻訳で足りる人も増えていて、要るかどうかは大学生に電子辞書は必要かで判断できる。要ると分かったら、第二外国語の辞書が入った機種かどうかを大学生の電子辞書おすすめで確かめてから買う。
机と椅子は部屋が決まってから
一人暮らしの机と椅子は、部屋の広さが分かってからのほうが失敗しない。机の高さと奥行、椅子、照明をどの順で選ぶかは大学生のデスク環境づくりに分けてある。
授業が始まってから困ったものを足す
5月ごろになると、自分の時間割と、どこで何をするかが見えてくる。ここからは困った場面が出たものだけを足していく。
| こうなったら | 足すもの | 判断に使う記事 |
|---|---|---|
| オンデマンド授業を図書館や電車で聞く | イヤホン | 大学生にワイヤレスイヤホンは必要か |
| スマホの電池が夕方までもたない | モバイルバッテリー | 大学生向けモバイルバッテリー |
| 表計算や作図でトラックパッドがつらい | マウス | 大学生にマウスは必要? |
| 講義スライドにペンで書き込みたい | iPad | 大学生にiPadは必要か |
| 毎月それなりの枚数を印刷する | プリンター | 大学生にプリンターは必要? |
| レポートの保存先が1か所しかない | 外付けSSDなど | 大学生に外付けSSDは必要か |
先に買わなくていいもの
入学前に買って使わなくなりやすいのは、iPad・プリンター・外部モニターの3つだ。どれも「周りが持っているから」で買うと、使い道が見つからないまま机に残る。
iPadが効くのは、ペンで資料に書き込む人だけだ。プリンターは大学やコンビニの印刷で足りる人が多く、自宅で刷るかは月の枚数で決まる。
外部モニターは部屋と予算を取るので、大学生にモニターはいらない?で要らない条件から見ていくと早い。
印刷して使えるチェックリスト
買ったものから印を付けていく。入学前の欄だけ埋まれば、4月は困らない。
入学前(合格〜3月)
- 大学・学部のパソコン推奨スペックを確認した
- 学部で指定ソフトやOSの条件がないか、Officeが無料で入るかを確認した
- ノートPCを買う場所(生協・直販・量販店)を決めた
- ノートPCを買った(推奨スペックを満たすもの)
- PCが入るリュックを用意した
- 充電器を確認した(付属で足りるか、1つにまとめるか)
- 一人暮らしならネット回線を申し込んだ
- 入学前から使える学割を確認した
入学直後(4月の最初の2週間)
- 大学のメールアドレスにログインできた
- 大学で無料で入るOfficeやソフトを確認した
- 学内Wi-Fiにつないだ
- シラバスで教科書・電卓・辞書の指定を確認した
- 指定された教科書・電卓・辞書を買った
- 机と椅子を部屋に合わせて用意した
授業が始まってから(5月以降)
- オンデマンド授業を外で聞くならイヤホンを考えた
- スマホの電池が足りないならモバイルバッテリーを考えた
- 作業でトラックパッドがつらいならマウスを考えた
- ペンで書き込みたい授業があるならiPadを考えた
- 印刷する枚数を数えてからプリンターを考えた
- レポートのバックアップ先を2か所にした
出典
- よくあるご質問(Apple 学生・教職員向けストア)(購入資格・購入数量、2026年9月28日確認)
- パソコン等の推奨仕様について(関西大学、2025年11月21日)(2026年度学部入学生向け)
- 「ノートパソコンの必携(BYOD)」について(東京理科大学、2025年12月12日)(2026年度入学予定者向け)
よくある質問
大学の入学準備で、入学前に買っておくべきものは何ですか?
入学前に買うのはノートPCと、それを持ち歩くためのリュックと充電器くらいで足ります。ノートPCは大学や学部が推奨スペックを出していることが多いので、それを確かめてから買います。関数電卓・電子辞書・教科書は授業ごとに指定が違うので、シラバスやガイダンスで指定を見てからにしたほうが無駄が出ません。
iPadやプリンターは入学前に買ったほうがいいですか?
入学前に買う必要はありません。iPadはペンで講義資料に書き込む人だけに効く道具で、プリンターは大学やコンビニの印刷で足りる人が多いです。授業が始まって1〜2か月たち、実際に困る場面が出てから買えば間に合います。
大学のパソコンの推奨スペックはいつ分かりますか?
大学によって違いますが、入学の前年の11月から1月ごろに大学サイトで公開されたり、入学手続きの書類に同封されたりする例があります。すでに持っているパソコンが推奨スペックを満たしていれば、新しく買わなくていいと明記している大学もあります。