Adobe学割の買い方|学生認証と2年目以降の料金(月4,180円)【2026年10月版】

Photoshop、Illustrator、Premiere Pro。課題やサークル、動画制作で本格的に使うなら、Adobe Creative Cloud(以下Adobe CC、Adobeのアプリをまとめて使えるサブスク)が定番の選択肢になる。
ただ学割は、「どこで買うか」「認証に何が要るか」「2年目にいくらになるか」で迷って止まりやすい。
結論 公式の学生・教職員向けページから学割版のCreative Cloud Proを買うのが基本ルート。認証は購入時に入力する大学のメールで済み、通らなければ学生証などの書類を出す。月々払いは最初だけ安い段階制なので、初年度と2年目以降の両方の金額を見て決める。
目次 / INDEX
学割でどれくらい安くなるか
⚠️ 本文中の金額はすべて2026年9月時点・税込(確認日: 2026-09-28)。Adobeの価格やキャンペーンは変わることがあるので、契約前に公式ページで最新の金額を確かめてほしい。
全部入りの「Creative Cloud Pro」(旧コンプリートプラン、以下Pro)は通常月9,080円で、年間で10万円を超える水準になる。学生にはかなり重い。
Pro(PhotoshopもPremiere Proも全部入りのプラン)を、年間プランの月々払いで比べると規模感はこうなる。
| 通常版 | 学生・教職員版 | |
|---|---|---|
| 月額 | 9,080円 | 最初の3か月 980円 → 4〜12か月目 2,180円 → 2年目以降 4,180円 |
| 初年度の支払い | 108,960円 | 22,560円 |
| 対象 | 誰でも | 学生・教職員(認証が必要) |
| 使えるアプリ | 全部 | 全部(機能制限はない) |
※2026年9月時点・税込。初年度の支払いは月額×12か月で計算した。通常版は新規向けに初年度 月6,810円のキャンペーン中だが、それでも初年度の支払いは学生版の約3.6倍になる。
ざっくり言えば初年度は通常の2割程度、2年目以降でも半額以下が目安。学割版だからといってアプリや機能が削られることはない。
商用利用も基本的に可能だが、大学がライセンスを一括契約している場合など、契約形態によって条件が異なることがある。仕事で使うなら規約を確認しておきたい。
単体プランと比べる
学生価格があるのはProだけで、単体プランに学生価格はない(2026年9月時点)。Photoshop・Illustrator・Premiere Proの単体は、どれも通常価格の月3,280円だ。
| プラン | 1年目の月額 | 2年目以降の月額 | 使えるアプリ |
|---|---|---|---|
| Pro(学生・教職員版) | 980円(3か月)→ 2,180円 | 4,180円 | 全部 |
| Photoshop 単体 | 3,280円 | 3,280円 | Photoshopのみ |
| Premiere Pro 単体 | 3,280円 | 3,280円 | Premiere Proのみ |
1年目は、学割のProが単体1本より安い。2年目以降は、使うアプリが1本だけなら単体のほうが月900円安いので、更新の前に見直す価値がある。2本以上使うならProのままでいい。
買う前に、Adobe以外で足りないか
契約の前に、大学がAdobeの包括ライセンス(大学単位でまとめて結ぶ契約)を結んでいて学生も使えないか、学内PCのAdobe環境で足りないかを確かめておこう。
用途によっては、無料の道具で足りることもある。
- Affinity:写真編集・イラスト・レイアウトを1本でこなすデザインソフト。2025年10月から個人は無料で使える
- DaVinci Resolve:無料版でも本格的に使える動画編集ソフト
- Canva・Adobe Express:テンプレートから画像やスライドを作るツール。どちらも無料プランがある
買い方の手順
所要時間は、大学のメールアドレスが使えれば申し込みから認証まで数分〜で終わることが多い。
- 公式の学生・教職員向けページを開く。 検索で辿り着く場合は、URLが
adobe.comであることを必ず確認する(理由は後述の落とし穴で) - Adobe IDでログインし、学生・教職員版のProを選ぶ。 アカウントがなければその場で作る
- 購入画面で、学校発行のメールアドレスを入力する。
.ac.jpなど教育機関が管理するアドレスで、これが在籍の確認に使われる - 確認できなかったときだけ、購入後に書類を出す。 学生証などの画像をアップロードする(次の節)
認証のやり方は2通り
① 大学発行メールでの認証(速い)
購入時に入力した学校発行のメールアドレスで、在籍が確認される。.ac.jp や .ed.jp で終わるアドレスを持っているなら、これが最短ルートだ。
② 書類アップロードでの認証
メールで確認できなかった場合は、購入後に追加の証明を求められることがある。出せる書類はAdobeの公式FAQと購入資格のページに載っている(2026年9月時点)。
- 学生証
- 在学証明書
- 成績表・成績証明書
- 授業料の請求書・明細書
学生証や在学証明書などの書類は、審査に数日かかることがある。課題の締切直前は避けて、余裕を持って申し込みたい。
書類が通らないときに見直す3点
書類には、氏名・学校名・現在の日付の3つが写っている必要がある。日付の入っていない書類は、この条件を満たさない。
- 氏名と学校名が同じ書類に載っているか。 片方しかない書類は条件を満たさない
- 現在の日付が入っているか。 日付のない学生証なら、日付の入った成績証明書や授業料の明細書に替える
- 文字が読めるか。 ピンぼけや、端が切れた画像は読み取れない
⚠️ メールでも書類でも、確認されるのは「在籍しているか」だ。更新のたびに在籍の確認があるので、卒業後は扱いが変わる(後の節で)。
料金の考え方(契約前にここだけ理解する)
まず前提として、「支払い方法」と「契約期間」は別物だ。支払い方法には「月々払い」と「年間一括払い」があるが、どちらも契約自体は12か月の年間契約。
つまり月々払いでも「いつでも無料でやめられる月額サブスク」ではない。そのうえで、いちばん誤解が多いのが月々払いの段階制だ。
- 年間プランの月々払い … 学生・教職員版は最初の3か月が月980円、4〜12か月目が月2,180円、2年目以降が月4,180円という段階制だ。広告で見かける「月980円」は最初の3か月だけの導入価格になる。この980円が使えるのは、公式ストアかコールセンターで12か月の年間プラン(月々払い)を契約したときの1人1回だけ。今の契約をいったん解約して買い直しても、980円の対象にはならない
- 年間一括払い … 1年分をまとめて払う方式。月々払いとの総額差はキャンペーンや時期で変わるので、購入画面で両方の総額を見比べて選びたい
段階制の切り替わり時期や金額は変わりうるので、購入画面で「初年度」「2年目以降」の両方の表示を必ず確認すること。
⚠️ 途中でやめるときの条件も、契約前に知っておきたい。Adobeの利用条件では、次のように決まっている(2026年9月時点)。
| プラン | 初回注文から14日以内 | 14日を過ぎたら |
|---|---|---|
| 年間プラン(月々払い) | 全額返金 | **残りの期間の料金の50%**を一括で請求 |
| 年間プラン(一括払い) | 全額返金 | 返金なし(期間の終わりまで使える) |
Adobe学割の2年目は月4,180円になる
2年目からは月4,180円(税込)だ。公式の学生・教職員向けページは月額を「最初の3か月 980円」「4か月目以降 2,180円」「2年目以降 4,180円」の3段で載せている(2026年10月12日確認)。
同じページには、各年度末にサブスクリプションが「通常の学生・教職員サブスクリプション料金」で自動更新されるとも書かれている。つまり在学中なら、何もしなくても2年目は学生版の月4,180円で続く。通常版の月9,080円に上がるわけではない。
1年ごとの支払いに直すと、差はこうなる。
| 学生版の月額 | 1年間の支払い | 通常版との比較 | |
|---|---|---|---|
| 1年目 | 980円(3か月)→ 2,180円(9か月) | 22,560円 | 通常版(108,960円)の約2割 |
| 2年目以降 | 4,180円 | 50,160円 | 通常版の半額以下 |
1年目から2年目で、年間の支払いは27,600円増える。広告の「月980円」だけを覚えていると、2年目の請求額は4倍以上に見えて驚きやすい。
2年目の更新前に見直すこと
更新日は契約の区切りなので、ここでプランを変えれば途中解約の50%はかからない。使っているアプリの数で選ぶといい。
- 2本以上使う … 学生版Proのまま月4,180円で続ける
- Photoshop・Illustrator・Premiere Proのどれか1本だけ … 単体プラン(月3,280円)にすると月900円安い
- 写真の編集だけ … PhotoshopとLightroomが入ったフォトプラン(1TB)が月2,380円
980円の導入価格は1人1回なので、解約して学割を買い直しても1年目の料金には戻らない。
2年目の途中で卒業する場合も、その年の契約が終わるまでは月4,180円のままだ。卒業後の更新日に何が起きるかは次の節で。
卒業後は更新日に通常価格へ
卒業しても、在学中に結んだ契約の1年間は学生価格のまま使える。在籍が確認できなくなると、次の更新日から通常価格(Proで月9,080円)に切り替わる。
更新日までに継続・プラン縮小・解約のどれを選ぶかは、Adobe学割は卒業後どうなるかで順に追っている。
Adobe以外の学割を目的別に探すなら、大学生の学割ガイドから辿れる。
⚠️ 落とし穴3つ
① 「月額○○円〜」の「〜」を見落とす。 前述の通り、月々払いは最初だけ安い段階制だ。
初年度の金額だけ見て「安い」と契約し、2年目の請求で驚くパターンがいちばん多い。契約画面で2年目以降の金額まで確認すること。
② 年間プランの途中解約。 「就活が終わったからもう使わない」と途中でやめようとすると、月々払いでは残りの期間の50%を請求される。やめる予定があるなら更新月を控えておき、更新のタイミングで解約するのが安全だ。
③ 非正規の激安ライセンスに手を出す。 オークションやフリマ、怪しい通販サイトで「Adobe CC 1年分」が異常に安く売られていることがある。不正に取得されたライセンスである可能性が高く、突然無効化されても文句は言えない。
アカウント自体が停止されるリスクもある。学生が安く買う正規のルートは、公式の学割で足りる。
まとめ
- 大学生は公式の学生・教職員向けページから学割版のProを買う。機能制限はなく、初年度は通常の2割程度、2年目以降でも半額以下(2026年9月時点・税込)
- 認証は購入時に入力した.ac.jp / .ed.jpのメールなら数分〜。確認できなければ、氏名・学校名・現在の日付が入った書類を出す
- 月々払いは最初の3か月だけ安い段階制で、2年目から月4,180円。アプリ1本しか使わないなら、2年目は単体プラン(月3,280円)が安い
- 「月々払い」でも実態は年間契約。14日を過ぎて途中でやめると、残りの期間の50%がかかる
- ⚠️ 2年目の金額・途中解約の条件・非正規ライセンスの3つに注意
Adobe以外にも学生のうちに押さえておきたい割引は多い。大学生の学割サブスクまとめに主要なものを整理してある。まずは無料で揃えたい人は大学生の無料ツールから見てほしい。
出典(2026年9月28日時点)
- Adobe Creative Cloud 学生・教職員向けページ(学生・教職員版の月額と段階制、各年度末に学生・教職員の料金で自動更新。2年目の節は2026年10月12日に再確認)
- 学生・教職員版のよくある質問(Adobe)(メールでの確認、提出できる書類、6か月以内の日付)
- 学生・教職員個人版の購入資格(Adobe)(学生証・在学証明書)
- Creative Cloud プランと価格(Adobe)(通常版と単体プランの月額、フォトプラン(1TB)月2,380円。2026年10月12日に再確認)
- サブスクリプションの利用条件(Adobe)(14日以内の返金と途中解約の50%)
- Affinity 公式サイト(個人は無料)
よくある質問
学割の認証に学生証は必要ですか?
購入時に入力した学校発行のメールアドレス(.ac.jpなど)で在籍が確認できれば、学生証の提出は要りません。確認できなかった場合は、購入後に学生証・成績証明書・授業料の明細書などの提出を求められることがあります。書類には氏名・学校名・現在の日付が必要です(Adobe公式FAQ、2026年9月時点)。
Adobe学割の値段はいくらですか?
Creative Cloud Proの学生・教職員版は、年間プランの月々払いで最初の3か月が月980円、4〜12か月目が月2,180円、2年目以降が月4,180円です(2026年9月時点・税込)。通常版は月9,080円なので、初年度の支払いは通常の2割程度に収まります。
2年目以降も学割価格のままですか?
在籍している限り学割の対象ですが、月々払いは2年目から月4,180円に上がる段階制です。使うアプリが1本だけなら、2年目は単体プラン(月3,280円)のほうが安くなるので、更新の前に見直してください。
学生認証の書類が通らないときは?
氏名・学校名・現在の日付の3つが1枚の書類に写っているかを確かめます。日付が入っていない学生証なら、日付のある成績証明書や授業料の明細書に替えると条件を満たしやすくなります。日付の入っていない書類は条件を満たしません。