大学生にプリンターは必要?月11面から買うと得・おすすめ9選【2026年10月版】

大学生にプリンターは必要?月11面から買うと得・おすすめ9選【2026年10月版】

「プリンターは要るのか」で迷ったまま入学から数年たつ人は多い。費用の面では、答えは印刷する量と中身でほぼ決まる。感覚ではなく数字で決められる問題だ(最終的には後述する「深夜に刷れるか」も効いてくる)。

よくある「本体1万円+インク代」の概算ではなく、何面刷ったら元が取れるのかを計算した。

1万円のモノクロレーザーなら521面、4年で割って月11面で元が取れる。

価格は2026年10月に楽天市場で確認した内容です。変動するので、購入前に必ず最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。

目次 / INDEX

先に単位をそろえる

この手の比較は単位がずれると話が合わなくなるので、先に決めておく。

  • 面(ページ)=インク・トナーがかかる単位。両面印刷なら紙1枚で2面
  • 枚=用紙がかかる単位

コンビニは面あたりで課金され、自宅はトナーは面・用紙は枚でかかる。以下はすべて「面」で統一する。

コンビニには料金が2種類ある

コンビニのネットプリントで印刷する

ここを混同している記事が多い。同じコピー機でも、やり方で料金が倍違う。

やり方A4白黒A4カラー
コピー(紙の原稿を置く)10円/面50円/面
ネットプリント(PDFを送る)20円/面60円/面

大学生が刷るものはたいていPDF(講義スライド、過去問、提出用の課題)なので、実際に効くのはネットプリントの20円のほうだ。友達のノートを紙でコピーするなら10円で済む。コンビニの機械にPDFを渡すなら、USBメモリを挿すやり方が手早いこともある。

⚠️ 両面はそれぞれ課金される。料金表に「両面の場合は、おもて面、うら面それぞれに料金がかかります」と明記されている。両面20ページの資料は、紙10枚でも400円だ。

4つの選択肢を1面あたりで並べる

選択肢初期費用1面あたり向いている人
コンビニ(コピー)0円10円紙の原稿を年に数回
コンビニ(ネットプリント)0円20円PDFを月10面以下
大学の印刷0円大学による(下に計算式)無料枠がある人
自宅モノクロレーザー約1万円約0.8円→約5.1円PDFを月11面以上
自宅インクジェット(カートリッジ式)約8千円約8.7円(白黒)カラーをたまに刷る
自宅インクジェット(エコタンク)約4.1万円約1.2円カラーを大量に刷る

自宅レーザーの「0.8円→5.1円」には理由がある。

本体にスタータートナー(約700ページ)とドラムユニットが同梱されている(ブラザーの公式スペックに記載)。つまり最初の約700面は本体価格に含まれていて、追加でかかるのは用紙代だけだ。使い切ったあとはトナーとドラムの費用(約4.3円/面)が乗り、用紙代の約0.8円と合わせて1面あたり約5.1円になる。

  • ドラムユニット=トナーの粉を紙に写すための交換部品。トナーより長持ちする(別々に交換できる)
  • 交換後のコスト:トナーのみ約3.5円/面、ドラムを含めると約4.3円/面(ブラザー公式値。2026年10月時点の消耗品価格で算出されたもの)
  • 用紙代:A4コピー用紙500枚が340〜448円(楽天市場・2026年7月)なので約0.8円/枚

この記事の本題:損益分岐点を計算する

初期費用 ÷(コンビニの単価 − 自宅の単価)で、何面刷ればコンビニより安くなるかが出る。

PDFを刷る場合(ネットプリント20円と比較)

同梱トナーの700面以内で決着がつくので、自宅側は用紙代0.8円だけで計算できる。

機種本体(実売)分岐点4年で割ると
ブラザー HL-L2400D(USB)9,990円521面月11面
ブラザー HL-L2460DW(無線LAN)13,000円678面月15面
ブラザー DCP-L2600DW(複合機・無線LAN)13,334円695面月15面
エプソン EW-056A(カートリッジ式インクジェット)8,467円750面月16面
エプソン EW-M638T(エコタンク)40,891円2,176面月46面

インクジェットの2機種は、同梱インクを数えずに、白黒のインク代(EW-056Aは約7.9円、EW-M638Tは約0.4円)も引いて計算した。EW-056Aは本体がいちばん安いが、白黒のインク代が高いぶん分岐点はレーザーより遅い。

月11面は、講義スライドを数コマぶん刷る程度の量だ。

⚠️ エコタンク機は学生には回収しづらい。1面0.4円という数字は魅力的だが、本体が4万円台なので2,176面=月46面必要になる。

なおエコタンクとは、カートリッジではなく本体のタンクにインクを補充する方式のこと。同梱インクボトルの印刷可能枚数は公式スペックに記載が見当たらなかったので、上の数字は同梱分を数えない保守的な計算にしてある。実際はこれより早く回収できる。

紙の原稿をコピーする場合(10円と比較)

コンビニ側が半額になるので、話が変わる。同梱トナーを使い切ったあとの5.1円/面まで含めて計算すると、HL-L2400Dの分岐点は1,425面(月30面)まで伸びる。

刷るものがPDFか紙かで、必要な枚数が2.7倍違う。ここを分けずに「◯枚で元が取れる」と書いている記事は、前提を確認したほうがいい。

両面で刷るなら

コンビニは両面でも面ごとに課金されるが、自宅は紙1枚に2面刷れる(自動両面印刷=紙を裏返さず自動で両面に刷る機能。8千円台のEW-056AとTS3730は、公式の仕様表に自動両面印刷の項目がない)。

HL-L2400Dの場合、紙255枚=510面で回収できる。20ページのレジュメなら26回刷れば届く計算だ。

この計算の前提

数字を出した以上、条件も書いておく。

  • 入学時に買って4年間で均等に刷る前提。3年生で買うなら残り期間で割り直す
  • 電気代・故障・清掃・処分費・設置場所は含めていない
  • 本体価格は2026年10月の楽天実売。価格が動けば分岐点も動く
  • トナー・ドラムの単価は公式値(2026年10月時点の消耗品価格で算出)。消耗品の値段が変われば分岐点も動く

大学の印刷は「自分の条件で計算する」

大学の印刷は条件が大学ごとにまったく違うので、代表的な単価を出せない。代わりに、自分で確認して当てはめてほしい。

分岐点 = 本体価格 ÷(大学の1面あたり − 自宅の1面あたり)

たとえば大学が1面5円なら、HL-L2400D(9,990円)は 9,990 ÷ (5 − 0.8) = 2,379面。無料枠があるならその範囲では計算するまでもなく大学が勝つ。

確認するのは次の5点だ。

  • 無料枚数があるか(年間◯枚まで無料、という形が多い)
  • 超過後は1面いくらか
  • 利用できる時間と場所(夜間・休日に開いているか)
  • 自分のノートPCやスマホから出せるか(学内ネットワーク限定のことがある)
  • 両面・カラーが使えるか

無料枠が十分にあるなら、それがいちばん安い。ただし、締切前夜に開いていないなら、それは「使えない」のと同じだ。

自宅プリンターの価値は単価より、深夜に刷れることにある。ここは金額では割り切れない部分なので、上の計算とは分けて考えてほしい。

レーザーとインクジェット、学生はどちらか

レーザー・インクジェットの家庭用プリンター

白黒の文書を刷るのが主目的なら、モノクロレーザーが有力だ。単価以外に理由が2つある。

  • 液体インクの乾燥によるノズル目詰まりが起きない。インクジェットは液体インクをノズルから吹き付ける方式なので、長く使わないと詰まることがある。レーザーは粉のトナーを熱で定着させるので、この失敗がない。月に数回しか刷らないという学生の使い方と相性がいい
  • トナーは熱で定着させるため、インクジェットより水濡れでにじみにくい

インクジェットが要るのは、カラー写真を印刷する場合だ。ポスター発表や写真プリントが日常的にあるなら検討する価値がある。ただしその用途でも、コンビニのカラー(コピー50円・ネットプリント60円)やネット注文の写真プリントと比べてからでいい。

⚠️ 上の分岐点は白黒文書の印刷コストだけを見た数字だ。スキャン・コピーやカラーが要る場合にどれを選ぶかは、後の「おすすめ9機種の比較表」で実売価格ごと比べている。

インクジェット複合機を選ぶなら見る7点

カラーの用事があってインクジェット複合機にするなら、本体価格より1面あたりのインク代を先に見る。本体が1万円台でも、刷るたびにかかるのはインク代のほうだ。

見るのは次の7点で、右の列には、総合2位のインクジェット機ブラザー DCP-J529Nを当てはめた(ブラザー公式スペック。印刷コストは2026年10月時点の値)。

見る点選び方DCP-J529Nの場合
1面あたりのインク代メーカー公表の「印刷コスト」で比べるA4カラー約12.0円・モノクロ約3.0円(用紙代は別)
黒インクの種類文書が中心なら黒が顔料のもの黒は顔料・カラーは染料
カートリッジ色ごとに替えられる独立インク4色独立
自動両面印刷レジュメを両面で刷るなら要るあり(A4などの普通紙)
スキャナー1枚ずつならフラットベッド(原稿台に置く方式)で足りるフラットベッド・ADF(原稿の自動送り)なし
無線LAN・スマホ印刷スマホから刷るならAirPrint・Mopria対応5GHz対応の無線LAN・AirPrint・Mopria対応
置き場所用紙トレイを出した状態の奥行きで測る本体は幅390×奥行343×高さ148.5mm

インクの種類とカートリッジ

顔料インクは紙の表面に残るので、文字がくっきりしてにじみにくい。染料インクは紙に染み込むので、写真の発色がよい。

レポートや資料が中心なら、黒だけでも顔料の機種を選んでおくと文字の見え方で困らない。カートリッジは、色ごとに替えられる独立インクなら、1色だけ切れたときにその色だけ買えば済む。3色が1本にまとまった一体型は、1色が切れると残りの色ごと交換になる。

印刷コストは同じ基準で比べる

メーカーが出している「印刷コスト」は、JEITA(電子情報技術産業協会)のガイドラインに沿って計算された数字だ。同じ基準なので、メーカーをまたいでそのまま比べられる。

レーザーのトナーは別の基準で、ブラザーは「A4/JIS X 6931公表値」と書いている。この記事のレーザーは、トナーだけの約3.5円ではなくドラムを含む約4.3円で並べた。基準が違うので、インクジェットとレーザーの数字の比較は目安にとどまる。

キヤノン G3390のようなタンク機は、公式が「当社測定環境下における参考値」と注記している。

ここで見落としやすいのが、インク代に用紙代が入っていないこと。A4コピー用紙は1枚約0.8円なので、DCP-J529Nのカラーは1面あたり約12.8円になる。

カラーだけで比べた分岐点

カラーをネットプリント(60円/面)で刷る場合と比べると、DCP-J529Nは約300面で元が取れる。本体を約1.4万円、自宅の1面を約12.8円として、1.4万 ÷(60 − 12.8)で出した。

4年で割ると月6面なので、ポスター発表や色つきの資料を毎月刷る人なら回収できる。同梱のスターターインクは数えていないので、実際はもう少し早い。

本体8千円台のエプソン EW-056A(カラー約16.2円)で同じ計算をすると、8,467 ÷(60 − 16.2 − 0.8)で197面(4年で月5面)とさらに早い。ただし1面あたりはDCP-J529Nより高いので、刷る量が増えると総額で抜かれる。本体差5,531円が埋まるのは、白黒だけなら約1,130面、カラーだけなら約1,320面だ。

白黒で同じ計算をすると約860面になり、1万円のモノクロレーザー(521面)のほうが早い。カラーを刷らないなら、インクジェットを選ぶ理由はほとんどない。

刷らない期間が長いなら要注意

インクジェットは、しばらく刷らない期間が続くとノズルが詰まりやすい。詰まりを解消するヘッドクリーニングにもインクを使うので、刷る回数が少ない人ほど1面あたりの実質的なコストが上がる。

月に数回しか刷らないなら、白黒はレーザー、カラーはコンビニという分け方のほうが無駄が少ない。インクジェットにするなら、使わない月もときどき刷って状態を確かめておく。

本体+インク代の合計で比べる

公式の1面単価に本体価格を足すと、刷る量で順位が入れ替わる。用紙代と、同梱のセットアップ用インクは含めていない。

製品本体白黒1,000面白黒3,000面カラー1,000面
エプソン カラリオ EW-056A8,467円16,367円32,167円24,667円
キヤノン PIXUS TS3730(大容量インク)8,250円17,050円34,650円27,750円
エプソン カラリオ EW-456A11,800円19,900円36,100円28,000円
ブラザー DCP-J529N13,998円16,998円22,998円25,998円
ブラザー HL-L2400D(ドラム込み4.3円)9,990円14,290円22,890円−
ブラザー DCP-J1270N28,000円29,000円31,000円34,400円
キヤノン G339029,700円30,200円31,200円30,700円

TS3730は白黒約1,000面でDCP-J529Nに逆転される(5,748 ÷ 5.8円)。EW-056Aが逆転されるのは約1,130面だ。

3,000面ではHL-L2400DとDCP-J529Nが約2.3万円で並び、8千円台の機種は3.2〜3.5万円になる。HL-L2400Dはスタータートナー約700ページ分が本体に入っているので、1,000面は実際には 9,990 + 300 × 4.3 = 約11,280円で済む。

3万円の2機種は、白黒3,000面でも本体の高さが響いて、DCP-J529Nより約8,000円高いままだ。差が早く縮むのはカラーを多く刷る人で、G3390なら約1,430面でDCP-J529Nに追いつく。

おすすめ9機種の比較表

どれを買うかは、印刷だけで足りるのか、コピーとスキャンも要るのか、カラーまで要るのか、の3つの分かれ道で決まる。ここまでの計算は白黒文書の印刷コストだけを見てきたが、提出前のレポートの控えを取る、紙で配られた資料をPDFにしてタブレットで読む、という用事はたいていの学生に一度は来る。それに答えられるのは複合機(印刷に加えてコピーとスキャンができる機種)だけだ。

筆者はここに載せる9機種を持っていない。メーカーの公式仕様と楽天の商品ページを並べて比べた、実機レビューではなく調査記事だ。

総合製品名種類価格回収の早さ放置への強さコピーとスキャンカラー無線LAN自動両面分岐点(白黒PDF)印刷方式コピー/スキャンカラー印刷無線LAN接続自動両面印刷
14.30ブラザー DCP-L2600DWモノクロレーザー複合機Amazon価格を見る楽天市場¥13,320Yahoo!¥12,3204.05.05.01.05.05.0695面レーザー(トナー)ありなしありあり
23.95ブラザー DCP-J529Nカラーインクジェット複合機Amazon価格を見る楽天市場¥13,998Yahoo!¥15,4083.02.05.05.05.05.0約860面インクジェット(カートリッジ)ありありありあり
33.80エプソン カラリオ EW-456Aカラーインクジェット複合機Amazon価格を見る楽天市場¥13,200Yahoo!¥13,2002.52.05.05.05.05.0約1,060面インクジェット(カートリッジ)ありありありあり
43.70エプソン カラリオ EW-056Aカラーインクジェット複合機Amazon価格を見る楽天市場¥8,467Yahoo!¥9,9003.52.05.05.05.01.0750面インクジェット(カートリッジ)ありありあり公式の仕様表に記載なし
43.70キヤノン PIXUS TS3730カラーインクジェット複合機Amazon価格を見る楽天市場¥8,250Yahoo!¥8,2503.52.05.05.05.01.0約790面インクジェット(カートリッジ)ありありあり公式の仕様表に記載なし
63.65ブラザー DCP-J1270Nカラーインクジェット複合機(大容量カートリッジ)Amazon価格を見る楽天市場¥27,974Yahoo!¥27,9742.02.05.05.05.05.0約1,540面インクジェット(大容量カートリッジ)ありありありあり
63.65キヤノン G3390カラーインクジェット複合機(タンク)Amazon価格を見る楽天市場¥29,700Yahoo!¥29,7002.02.05.05.05.05.0約1,590面インクジェット(タンク)ありありありあり
83.50ブラザー HL-L2460DWモノクロレーザーAmazon価格を見る楽天市場¥13,000Yahoo!¥14,3004.05.01.01.05.05.0678面レーザー(トナー)なしなしありあり
93.20ブラザー HL-L2400DモノクロレーザーAmazon価格を見る楽天市場¥9,990Yahoo!¥9,9905.05.01.01.01.05.0521面レーザー(トナー)なしなしなし(USB)あり

総合点は回収の早さ・放置への強さ・コピーとスキャン・カラー・無線LAN・自動両面で付けた。分岐点は本文と同じ式(本体価格 ÷ (ネットプリント20円 − 用紙0.8円))で出し、レーザーは同梱トナー約700面ぶんを織り込み、インクジェットは白黒のインク代も引いた。

1位のDCP-L2600DWは、1万3千円台でコピー・スキャン・無線LANまでそろうモノクロレーザー複合機。2位のDCP-J529Nはカラーも刷れるが、インクジェットなので刷らない期間が長いと詰まりやすい。

3位のEW-456Aは、1万円台前半で自動両面まで付くカラー複合機。ただし白黒1面約8.1円なので、白黒PDFの分岐点は約1,060面と遅い。大容量インク機のDCP-J1270NとG3390は、1面の単価こそ安いが本体が3万円近く、白黒PDFの分岐点は約1,500面を超える。

HL-L2400Dが9位なのは、無線LANとコピー・スキャンが無いから。印刷だけでよければ、分岐点521面で9機種中いちばん早く元が取れる。

本体8千円台のカラー複合機

家電量販店などで売れているのはこの価格帯だ。BCNの週間ランキング(2026年9月28日〜10月4日)はEW-056Aが1位、TS3730は色違いでブラック3位・ホワイト4位だった。どちらも白黒1面8〜9円で、刷る量が少ない人向けだ。

4. エプソン カラリオ EW-056A

エプソン カラリオ EW-056A

👍 良い点

  • 楽天で8,467円(2026年10月に確認)。カラー複合機ではTS3730に次いで安い
  • カラーの印刷・コピー・スキャンが1台でそろう
  • カラーをネットプリントと比べた分岐点は197面で、DCP-J529N(約300面)より早い
  • 黒は顔料インクの4色独立カートリッジ
  • 収納時390×300×146mm・約4.0kgで置き場所を選ばない

👎 気になる点

  • 白黒1面約7.9円で、DCP-J529N(約3.0円)の約2.6倍
  • 白黒PDFの分岐点は750面=月16面で、HL-L2400D(521面)より遅い
  • 公式の仕様表に自動両面印刷の項目がない
  • 給紙は背面トレイでA4最大50枚
  • インクジェットなので、長く放置するとノズルが詰まることがある
エプソン カラリオ EW-056A
4エプソン カラリオ EW-056A約8,467円(10月17日時点)

カラーも刷れて1万円以下に収まる複合機。カラーをネットプリントと比べた分岐点は197面=月5面で、本体が安いぶんDCP-J529Nより早く元が取れる。ただし白黒1面約7.9円と高く、白黒PDFの分岐点は750面=月16面。白黒を約1,130面刷るとDCP-J529Nに総額で抜かれる。

こんな人に:カラーは年に何度か、白黒はたまに。本体代を安く済ませたい

4. キヤノン PIXUS TS3730

キヤノン PIXUS TS3730

👍 良い点

  • 約8,250円で9機種の最安
  • ブラックは顔料インク
  • Wi-Fiが5GHz帯(IEEE802.11a)に対応
  • A4の原稿台スキャナ付き
  • 約4.0kgで高さ145mm

👎 気になる点

  • 白黒1面約8.8円(大容量インク)で9機種でいちばん高い
  • 標準容量のインクだと1面あたりカラー約27.0円・白黒約13.2円
  • 仕様に自動両面印刷の記載がない
  • 本体幅435mmと横に広い(EW-056Aは収納時390mm)
  • インク型番はBC-366/BC-365で、大容量のXLを選ばないと単価が上がる
キヤノン PIXUS TS3730
4キヤノン PIXUS TS3730約8,250円(10月17日時点)

楽天で約8,250円と9機種の最安。4色でブラックは顔料、Wi-Fiは5GHz帯のIEEE802.11aにも対応する。ただしインク代は9機種でいちばん高く、標準容量のカートリッジだとカラー1面約27.0円になる。白黒PDFの分岐点は約790面=月17面。

こんな人に:とにかく本体を安く。印刷は年に数十枚で、インク代の差が効かない

2台の本体差は217円。白黒の単価はEW-056Aが約0.9円安く、自動両面はどちらも仕様に記載がない。5GHz帯のWi-Fiが要る人以外は、EW-056Aのほうが4年間の総額で下回る。

白黒の分岐点ではHL-L2400Dに負け、刷る量が増えるとDCP-J529Nに総額で抜かれる。カラーをたまに刷る人が、本体代を抑えるための価格帯だ。

白黒専用のモノクロレーザー

カラーを刷らない人は、この3機種が候補になる。月に数回しか刷らない使い方でのインクジェットとの違いは、インクジェットとレーザーの違いにまとめた。

2026年10月の実売を並べると、印刷のみのHL-L2460DW(13,000円)と、同じブラザーの複合機DCP-L2600DW(13,334円)の差は334円しかない。

334円足すだけで、スキャナとコピー機能が付く。無線LANも自動両面印刷も両方にあるので、L2460DWが勝てるのは334円の安さと有線LAN、背の低さくらいだ。印刷だけでいいならレーザーで最安のHL-L2400Dがあり、それ以上を求めるならL2600DWがある。

9. ブラザー HL-L2400D

ブラザー HL-L2400D

👍 良い点

  • 楽天で9,990円(2026年10月に確認)
  • 分岐点521面=月11面で、9機種中いちばん回収が早い
  • 自動両面印刷に対応(紙の枚数が最大で約半分)
  • スタータートナー約700ページとドラムユニットが同梱
  • 交換後もドラム込みで1面約4.3円(2026年10月時点の公式値)

👎 気になる点

  • USB接続のみ。スマホから直接は刷れない
  • コピー・スキャンはできない
  • モノクロ専用。カラーは出せない
  • 印刷速度は約30枚/分で、HL-L2460DW(約34枚/分)より少し遅い
  • レーザー機なのでインクジェットより本体が大きく重い
ブラザー HL-L2400D
9ブラザー HL-L2400D約9,990円(10月17日時点)

パソコンから刷るだけならこれで足りる。ネットプリントと比べた分岐点は521面=月11面で、今回の9機種でいちばん早く元が取れる。自動両面で刷るなら紙255枚で届く。

こんな人に:パソコンから刷れれば十分・スキャンはスマホのカメラで済ませられる

1. ブラザー DCP-L2600DW

ブラザー DCP-L2600DW

👍 良い点

  • 13,334円でコピー・スキャン付き(2026年10月・楽天)
  • 無線LAN対応。スマホから直接刷れる
  • 自動両面印刷に対応
  • HL-L2460DWとの差は334円で、コピーとスキャンが付く
  • トナーは粉なので、月に数回の使用でも目詰まりしない

👎 気になる点

  • 印刷・コピーとも白黒のみ。カラーは出せない
  • 同梱トナーは約700ページぶん。約5,000ページの大容量トナーは別売
  • スキャナが載るぶんHL-L2400Dより背が高い
  • 無線の初期設定が必要
  • HL-L2400Dより3,344円高く、分岐点が174面伸びる
ブラザー DCP-L2600DW
1ブラザー DCP-L2600DW約12,320円(10月17日時点)

印刷にコピーとスキャンを足して13,334円。同じ式に当てはめると分岐点は695面=月15面で、HL-L2400Dとの差は月4面ぶんしかない。紙の資料をPDF化する、レポートの控えを取る、スマホから直接刷る、がこの1台で片づく。

こんな人に:コピーやスキャンの用事が年に何度かある・スマホから刷りたい

8. ブラザー HL-L2460DW

ブラザー HL-L2460DW

👍 良い点

  • 無線LAN対応。スマホから直接刷れる
  • 自動両面印刷に対応
  • スタータートナー約700ページとドラムユニットが同梱
  • 消耗品はHL-L2400Dと共通
  • 設置面積はHL-L2400Dとほぼ同じで、複合機より背が低い

👎 気になる点

  • DCP-L2600DWがある今、これを選ぶ理由は限られる
  • 13,000円で、複合機のDCP-L2600DWとの差は334円しかない
  • コピー・スキャンはできない
  • HL-L2400Dより約3,000円高く、分岐点は678面(月15面)に伸びる
  • 同梱トナーを使い切ったあとはドラム込みで1面約4.3円かかる
ブラザー HL-L2460DW
8ブラザー HL-L2460DW約13,000円(10月17日時点)

HL-L2400Dに有線LANと無線LANを足し、印刷も少し速くした(約34枚/分)機種で、それ自体に欠点はない。ただ、334円高いだけのDCP-L2600DWにも無線LANと自動両面が付いていて、その上でコピーとスキャンまで載る。DCP-L2600DWがある今、これを選ぶ理由は限られる。

こんな人に:有線LANでつなぎたい・複合機の高さがどうしても置けない・DCP-L2600DWとの価格差が大きく開いた時だけ

教科書を丸ごとPDFにしたいなら、DCP-L2600DWの原稿台では1枚ずつになる。ADF付きの機種はドキュメントスキャナーの比較にまとめた。

1万円台のカラー複合機

1万円台の2機種は、自動両面印刷を仕様に明記している。ただし白黒のインク代はこの2機種で2.7倍違うので、本体の差額2,198円だけで選ぶと損をする。

3. エプソン カラリオ EW-456A

エプソン カラリオ EW-456A

👍 良い点

  • 自動両面印刷に標準対応
  • 幅375mmでインクジェット6機種でいちばん細い
  • 黒は顔料・カラーは染料の4色独立型インク
  • カードや名刺サイズにも対応
  • 約4.3kgでDCP-J529Nより2kg軽い

👎 気になる点

  • 白黒1面約8.1円でEW-056Aよりわずかに高い
  • DCP-J529Nより2,198円安いだけで白黒の単価は約2.7倍
  • 使用時は奥行き578mmまで伸びる
  • Wi-FiはIEEE802.11b/g/nで5GHz帯の記載がない
  • 収納時の高さ170mmはEW-056Aより24mm高い
エプソン カラリオ EW-456A
3エプソン カラリオ EW-456A約13,200円(10月17日時点)

仕様に自動両面印刷の標準対応を明記した売れ筋で、BCNの週間ランキングは2位(2026年9月28日〜10月4日)。幅375mmはインクジェット6機種でいちばん細い。インク代はEW-056Aとほぼ同じで、白黒約8.1円・カラー約16.2円。白黒PDFの分岐点は約1,060面=月23面と遅い。

こんな人に:レジュメを両面で刷りたいが、1万円台前半に収めたい

2. ブラザー DCP-J529N

ブラザー DCP-J529N

👍 良い点

  • 13,998円でカラー複合機(2026年10月・楽天)
  • カラーの印刷・コピー・スキャンが1台で揃う
  • 無線LAN対応。スマホから直接刷れる
  • 自動両面印刷に対応
  • レーザー3機種と違い、写真や図版を色付きで出せる

👎 気になる点

  • カートリッジ式なので、1面あたりの単価がレーザーより高い
  • 長く放置するとノズルが詰まり、いざという時に刷れないことがある
  • 白黒文書中心なら、約4,000円高いだけで得るものが少ない
  • 4色独立インクなので、色ごとに切れて交換の回数が増える
  • 白黒文書と同じ土俵で回収時期を示せない
ブラザー DCP-J529N
2ブラザー DCP-J529N約13,998円(10月17日時点)

カラーが要るならここまで来る。13,998円でカラー印刷・コピー・スキャン・無線LAN・自動両面まで揃う。ただし4色独立カートリッジ式のインクジェット(エコタンク方式ではない)なので、1面あたりの単価はレーザーより高く、この記事の分岐点の計算には乗せていない。カラーの用事が日常的にある人以外には勧めない。

こんな人に:ポスター発表や提出物で、カラー印刷が定期的にある

両面で刷るだけならEW-456Aで足りる。ただ白黒を1,000面刷ると、インク代の差だけで約5,100円になり本体の差額を超える。4年間使うなら、DCP-J529Nのほうが安く終わる。

カラーを大量に刷るなら大容量インク機

インク代だけなら、この2機種が圧倒的に安い。ただし本体が3万円近いので、学生の枚数で回収できるかを計算した。

6. ブラザー DCP-J1270N

ブラザー DCP-J1270N

👍 良い点

  • 白黒約1.0円・カラー約6.4円
  • カートリッジ1本で約1,200ページ
  • 自動両面印刷とAirPrint・Mopria対応
  • 前面給紙で普通紙150枚
  • W390×D343×H148.5mmでDCP-J529Nと同じ大きさ

👎 気になる点

  • 本体28,000円でDCP-J529Nの2倍
  • 差額14,002円を白黒だけで取り返すには約7,000面
  • カラーだけで計算しても約2,500面
  • ADF(原稿の自動送り)はない
  • 約6.3kg
ブラザー DCP-J1270N
6ブラザー DCP-J1270N約27,974円(10月17日時点)

DCP-J529Nと同じ外形で、カートリッジを大容量のLC514シリーズに替えた機種。白黒約1.0円・カラー約6.4円で、1本で約1,200ページ刷れる。本体28,000円はDCP-J529Nの2倍で、差額14,002円を白黒だけで取り返すには約7,000面かかる。

こんな人に:カラー資料を毎月まとめて刷る。インク交換の回数を減らしたい

6. キヤノン G3390

キヤノン G3390

👍 良い点

  • 白黒約0.5円・カラー約1.0円で9機種の最安
  • ブラック最大6,000枚・カラー最大7,700枚
  • 顔料ブラック(640ノズル)の4色独立タンク
  • Wi-FiがIEEE802.11acに対応
  • 封筒や名刺まで対応用紙が広い

👎 気になる点

  • 本体29,700円で9機種の最高値
  • インク代は「当社測定環境下における参考値」で、JEITA基準への言及がない
  • 約6.5kg
  • 約416×363×177mmで1万円台の機種より一回り大きい
  • 商品名が「ビジネスインクジェット複合機」
キヤノン G3390
6キヤノン G3390約29,700円(10月17日時点)

ボトルでインクを補充するギガタンク機。白黒約0.5円・カラー約1.0円は9機種の最安で、ブラックは最大6,000枚・カラーは最大7,700枚刷れる。本体29,700円は9機種の最高値で、楽天ビックの商品名は「ビジネスインクジェット複合機」。

こんな人に:ゼミの配布物など、カラーを毎月100枚以上刷る

DCP-J529Nとの差額は、DCP-J1270Nが14,002円で、カラーだけで刷っても約2,500面(14,002 ÷ 5.6円)かかる。

G3390は差額15,702円で、カラーだけなら約1,430面(15,702 ÷ 11.0円)で追いつく。ただしG3390の単価はキヤノンの「当社測定環境下における参考値」で、JEITA基準への言及はない。

毎月100面のカラー資料を4年間刷る人なら届くが、それ以外の学生には1万円台の機種が合う。

学生におすすめ3選

  • 白黒の印刷だけ安く済ませる → ブラザー HL-L2400D(9,990円)。ネットプリントと比べた分岐点は521面=月11面で、9機種で最速。USB接続のみで、スマホから直接は刷れない。
  • 4年間の用事をひと通り片づける → ブラザー DCP-L2600DW(13,334円)。白黒の印刷にコピー・スキャン・無線LANが付いて、分岐点は695面=月15面。紙の資料をPDFにする、レポートの控えを取る、スマホから刷る、がこの1台で済む。カラーは出せない。
  • カラーをたまに刷って、本体代は最小にする → エプソン カラリオ EW-056A(8,467円)。本体8千円台のカラー複合機で、カラーの分岐点は197面=月5面。白黒1面約7.9円と高いので、白黒を多く刷るなら上の2台のほうが総額は安い。
ブラザー HL-L2400D
9ブラザー HL-L2400D約9,990円(10月17日時点)

分岐点521面=月11面で、9機種でいちばん早く元が取れる。自動両面印刷に対応。USB接続のみで、コピー・スキャンはできない。

こんな人に:パソコンからレジュメとレポートを刷れれば十分

ブラザー DCP-L2600DW
1ブラザー DCP-L2600DW約12,320円(10月17日時点)

白黒の印刷にコピー・スキャン・無線LANが付いて、分岐点は695面=月15面。HL-L2400Dとの差は月4面ぶん。カラーは出せない。

こんな人に:スキャンやコピーの用事も年に何度かある

エプソン カラリオ EW-056A
4エプソン カラリオ EW-056A約8,467円(10月17日時点)

本体8千円台のカラー複合機で、カラーの分岐点は197面=月5面。白黒1面約7.9円と高く、自動両面印刷の項目も仕様表にない。

こんな人に:ポスターや色つきの資料を年に何度か刷る

総合製品名種類価格回収の早さ放置への強さコピーとスキャンカラー無線LAN自動両面分岐点(白黒PDF)印刷方式コピー/スキャンカラー印刷無線LAN接続自動両面印刷
14.30ブラザー DCP-L2600DWモノクロレーザー複合機Amazon価格を見る楽天市場¥13,320Yahoo!¥12,3204.05.05.01.05.05.0695面レーザー(トナー)ありなしありあり
43.70エプソン カラリオ EW-056Aカラーインクジェット複合機Amazon価格を見る楽天市場¥8,467Yahoo!¥9,9003.52.05.05.05.01.0750面インクジェット(カートリッジ)ありありあり公式の仕様表に記載なし
93.20ブラザー HL-L2400DモノクロレーザーAmazon価格を見る楽天市場¥9,990Yahoo!¥9,9905.05.01.01.01.05.0521面レーザー(トナー)なしなしなし(USB)あり

よくある失敗

  • コンビニの料金を1種類だと思っていた。コピー10円とネットプリント20円は別料金で、分岐点が521面と1,425面で2.7倍違う。自分が刷るのがPDFか紙かを先に決める。
  • 両面の課金を勘違いした。両面は表裏それぞれ課金なので、両面20ページの資料は紙10枚でも400円。何度も刷るなら本体代に近づく。
  • 本体の安さだけで選んだ。本体価格だけでなくトナー・ドラム・インクの交換費も総額に影響する。今回レーザーを勧めているのも、本体1万円+同梱700面という組み合わせが学生の枚数に合うからだ。
  • エコタンク機を「1面0.4円だから」で買った。単価は安いが、本体4万円台を回収するのに2,176面かかる。刷る量が先で、機種は後だ。
  • 大学の無料枠を確認しないまま買った。枠が十分にあるなら、それがいちばん安い。ただし夜間や休日に使えるかまで含めて確認する。
  • インクジェットを買って放置した。使わない期間が長いとノズルが詰まり、いざという時に刷れない。

まとめ

プリンターが必要かは、月に何面・何を刷るかで決まる。

  • PDFを月11面以上(講義スライド数コマぶん)→ 1万円のモノクロレーザーが安い
  • PDFが月10面以下 → ネットプリントで足りる。本体を買う意味がない
  • 月11〜14面くらい → 金額差はごくわずか。深夜に刷れるかどうかで決めていい
  • 紙の原稿のコピーが中心 → 分岐点が1,425面まで伸びるので、コンビニのほうが長く有利
  • 大学に無料枠がある → まずそれを使う。ただし夜間・休日に使えるかを確認する
  • カラーを月5〜6面以上刷る → カラー複合機。本体を1万円以下に抑えるならEW-056A(カラーの分岐点197面)、白黒も多く刷る(目安は4年で約1,130面)か自動両面が要るならDCP-J529N(約300面)。写真を大量に刷るならエコタンク機も比べる

そして単価とは別に、締切前夜に刷れることにお金を払う価値があるかを考えてほしい。そこに価値を感じるなら、1万円は安い。

刷る量が月に数枚で済むなら、買わずにコンビニでも足りる。刷り方と料金はコンビニ印刷のやり方にまとめた。

印刷したレジュメを机まわりでどう扱うかは、デスク環境の記事にまとめている。

関連記事 モニターアームのおすすめ|机を広く使う 紙の資料を広げる場所を作るなら、まず画面を浮かせるのが早い。 読む → 関連記事 大学生の学割サブスク|年間いくら浮くか13サービス Microsoft 365は学生無料。レポート作成まわりの固定費はここで下げられる。 読む →

出典(2026年9月28日時点。ブラザーの印刷コストは2026年10月時点の公式値、エプソン・キヤノンは2026年10月10〜11日に確認)

よくある質問

大学生にプリンターは必要ですか?

印刷する量と、その中身で決まります。1万円のモノクロレーザー(ブラザー HL-L2400D)の場合、PDFをコンビニのネットプリント(20円/面)で刷るのと比べた分岐点は521面。4年で割ると月11面です。一方、紙の原稿をコピー(10円/面)するだけなら1,425面=月30面まで伸びます。刷るのがPDFか紙かで、答えが変わります。

コンビニ印刷は1枚いくらですか?

同じ機械でも料金が2種類あります。原稿を置いてコピーする場合はA4白黒10円(セブン‐イレブン公式FAQ、ファミリーマート公式とも同額)。スマホやPCからPDFを送るネットプリントはA4白黒20円です。さらに両面は「おもて面・うら面それぞれに料金がかかる」と公式に明記されているので、両面20ページの資料は紙10枚でも400円になります。

学生が買うならレーザーとインクジェットのどちらですか?

白黒の文書を刷るのが目的ならモノクロレーザーが有力です。インクジェットのエコタンク機(エプソン EW-M638T)は1面0.4円と安いものの本体が40,891円(楽天)で、分岐点が2,176面=月46面まで伸びます。1万円のレーザーなら521面で足りるので、カラー写真を刷らないなら回収がずっと早くなります。

本体に最初からトナーは入っていますか?

ブラザー HL-L2400D / HL-L2460DW には、公式スペックに「スタータートナーカートリッジ(約700ページ)、ドラムユニット」が同梱と記載されています。つまり約700面までは本体価格に含まれていて、追加でかかるのは用紙代だけです。この記事の分岐点はこの同梱分を織り込んで計算しています。

大学生におすすめのプリンターは?

刷るものの種類で決まります。パソコンから白黒の文書を刷るだけならブラザー HL-L2400D、コピーとスキャンも要るなら複合機のDCP-L2600DW、カラーが要るならインクジェット複合機のDCP-J529Nです。カラーをたまに刷るだけで本体代を1万円以下に抑えたいなら、エプソン EW-056A(8,467円)もあります。PDFを刷るのが月11面に満たないなら、買わずにコンビニのネットプリントで足ります。

インクジェット複合機は何を見て選べばいいですか?

1面あたりのインク代、インクの種類、独立インクかどうか、自動両面印刷、スキャナーの方式、無線LAN、置き場所の7つです。文書が中心なら黒が顔料インクの機種のほうが文字がにじみにくく、色ごとに替えられる独立インクなら無駄が出ません。インク代はメーカーが公表する印刷コスト(JEITAのガイドライン準拠)で横に比べられます。

一人暮らしの大学生が安く済ませるなら、どのプリンター?

本体だけならキヤノン PIXUS TS3730(約8,250円)とエプソン EW-056A(約8,467円)が安い。ただし白黒1面のインク代はTS3730が約8.8円(大容量インク)、EW-056Aが約7.9円で、ブラザー DCP-J529N(約13,998円・約3.0円)と比べると、本体+インク代の合計はTS3730が白黒約1,000面、EW-056Aが約1,130面で逆転される。月に数面なら8千円台の機種、4年間ちゃんと使うならDCP-J529Nか、白黒専用のブラザー HL-L2400D(約9,990円・ドラム込み約4.3円)。

インクジェットとレーザーの「1枚◯円」はそのまま比べていい?

算出の基準が違うので目安として並べる。家庭用インクジェットはJEITAのガイドライン第3版、レーザーのトナーはJIS X 6931の公表値で、ブラザーはそれぞれのページにその旨を書いている。レーザーはトナーだけの約3.5円ではなく、ドラムを含めた約4.3円で見たほうが実態に近い。

次に読むなら

大学生におすすめのUSBメモリ9選!【2026年10月版】コンビニ印刷で済ませるなら、USBメモリを1本読む →