NASおすすめ9選!初心者が個人のバックアップに買うなら【2026年10月版】

スマホの写真やPCのデータを家に貯めておきたくてNASを調べると、本体3万円台にHDD代で総額が倍以上になるところで手が止まる。
結論 初めての1台は、HDD別売のSynology DS223j(約36,600円)。6TBのHDDを2台足すと総額は約131,410円で、使える容量は6TB。HDDを選ばずに安く始めるなら、2TB込みのBUFFALO LS210D0201G(約41,580円)。⚠️ どれを買ってもNASだけではバックアップにならないので、外付けHDDかクラウドにもう1つ持つ。
価格は2026年10月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。
目次 / INDEX
初めてのNASの選び方
NASは、家のネットワークにつなぐファイル置き場専用の小さなコンピューターだ。スマホの写真の自動バックアップ先や、PCのバックアップ先として個人でも使える。
自宅サーバーとどちらにするかで迷っているなら、先にNASと自宅サーバーはどっち?で向き不向きを確かめておくと買い間違えにくい。ファイルを置くだけならNAS、処理も動かしたいならサーバー、という分け方になる。
この記事は、メーカーと販売店の商品ページに書かれた仕様を並べて比べた調査記事で、9台を使い比べたわけではない。
HDDが付くか、別に買うか
最初の分かれ道はここ。NASは本体だけで売られている製品が多い。商品名の書き方で見分けられる。
- HDD別売:Synology「NASキット」、UGREEN「HDD別売」、QNAP「ストレージ無」、ASUSTOR
- HDD込み:BUFFALO LinkStation(商品名に「[2TB]」「[4TB]」と容量が入る)
HDD別売のキットは、HDDを自分で選んで入れる。容量を自由に決められる代わりに、HDDの代金が本体より高くなることもある。
HDD込みのBUFFALOは、届いたらそのまま使える。LS220D0402Gは2台のHDDが入っていて、出荷時点でRAID 1(同じ内容を2台に書く設定)が組まれている。
1ベイか2ベイか
ベイはHDDを入れる場所の数だ。1ベイはHDDが1台なので、そのHDDが壊れたら中身は残らない。
2ベイならRAID 1を組めて、1台壊れても残りの1台で動き続ける。ただし使える容量は1台分になる。6TBを2台入れても、使えるのは6TB。
| 構成 | 壊れても動き続けるか | 6TBを入れたときの使える容量 |
|---|---|---|
| 1ベイ(HDD1台) | 動かない | 6TB |
| 2ベイ・RAID 1 | 1台までなら動く | 6TB(2台入れて) |
| 2ベイ・RAID 0 | 1台でも壊れると全部失う | 12TB(2台入れて) |
RAID 0は名前にRAIDと付くが、予備のない構成だ。初めてのNASなら選ばなくていい。
結局いくらかかるか
2026年10月の楽天価格で、本体とHDDを足した総額を出した。HDDは後の節で紹介するSeagate IronWolf 6TB(47,405円)とWD Red Plus 8TB(55,550円)で計算している。
| 構成 | 内訳 | 総額 | 使える容量 |
|---|---|---|---|
| 1ベイで最安 | Synology DS124 28,000円+IronWolf 6TB×1 | 約75,405円 | 6TB(予備なし) |
| 定番の2ベイ | Synology DS223j 36,600円+IronWolf 6TB×2 | 約131,410円 | 6TB(RAID 1) |
| 安い2ベイで大容量 | UGREEN DH2300 26,300円+WD Red Plus 8TB×2 | 約137,400円 | 8TB(RAID 1) |
| HDD込み・1ドライブ | BUFFALO LS210D0201G | 約41,580円 | 2TB(予備なし) |
| HDD込み・2ドライブ | BUFFALO LS220D0402G | 約74,580円 | 2TB(RAID 1) |
HDD別売の3構成では、総額の半分以上がHDDの代金だ。本体を数千円安くするより、何TB要るかを先に決めたほうが予算に効く。
容量は、今使っている量の2〜3倍が目安になる。見積もり方はNASと自宅サーバーはどっち?の「容量の見積もり方」に書いた。
Synologyは市販のHDDを使えるか
使える。Synologyは2025年4月に、2025年以降のPlusシリーズで自社製・認定ドライブ以外の使用を制限すると発表した。その後、2025年10月のDSM 7.3で緩和している。
Synologyの公式発表によると、DSM 7.3を入れた2025年モデルのPlus・Value・Jシリーズは、他社製ドライブでストレージプール(データを入れる領域)を作れる。DS225+はこの2025年モデルにあたる。M.2 SSDのストレージプールとキャッシュは、引き続き互換性リストに載ったものだけだ。なお、DS225+にはM.2スロットが無い。
DS223jとDS124はどちらも2023年発売で、Plusシリーズでもないので、そもそも2025年の方針の対象外だ。なお、楽天のDS225+の商品ページには「互換性のあるドライブが必須です」という発表前の注意書きが残っている。
LANの速さと電気代
LANは1GbEと2.5GbEの2種類がある。2.5GbEのNASを買っても、PCとルーターも2.5GbEに対応していないと速くならない。ルーターの規格は大学生におすすめのWi-Fiルーター10選で確かめられる。
NASは24時間つけっぱなしなので、電気代も月額で見ておく。アクセス時の消費電力で24時間・30日・31円/kWhとして計算すると、今回の機種は月239〜379円だった。
計算式は「消費電力(W)÷1000×24時間×30日×31円」。実際はHDDを休止させる時間があるので、これより下がる。
電気代の考え方は自宅サーバーの電気代は月いくら?にまとめてある。
NASはバックアップの代わりにならない
NASを買うと「これでデータは安全」と思いやすいが、RAIDはバックアップではない。RAID 1が守るのはHDD1台の故障だけだ。
- 自分で消したファイルは、2台の両方から消える
- ランサムウェア(ファイルを暗号化して身代金を要求するウイルス)の被害も2台に及ぶ
- 盗難・水没・落雷では2台とも失う。本体の故障でも、中身を取り出せなくなることがある
1ベイのDS124やLS210D0201Gは、HDDの故障にも備えがない。2ベイでも1ベイでも、NASとは別にもう1つコピーを持つ必要がある。
おすすめは、NASの中身を外付けHDDに定期的にコピーして、終わったら外しておく形。外付けHDDの選び方は大学生におすすめの外付けHDD9選にある。
3-2-1ルールやIPAの勧める運用はNASと自宅サーバーはどっち?で詳しく書いた。
9台の比較表
総合点は、初めてNASを買う学生が使ったときの始めやすさ(HDDの組み合わせ・管理画面・2ベイかどうか)と、総額の払いやすさで付けた5点満点。
| 総合 | 製品名 | 価格 | 管理画面の分かりやすさ | HDD構成 | 価格の安さ | HDD | ベイ数 | LAN | メモリ | 消費電力(アクセス時) | 月の電気代の目安 | 保証 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.15 | Synology DS223j | Amazon価格を見る | 楽天市場¥36,600 | Yahoo!¥36,600 | 4.0 | 4.5 | 4.0 | 別売 | 2 | 1GbE | 1GB | 16.31W | 約364円 | 2年 |
| 14.15 | UGREEN NASync DH2300 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥25,800 | Yahoo!¥29,230 | 4.0 | 3.5 | 5.0 | 別売 | 2 | 1GbE | 4GB(増設不可) | 13.7W | 約306円 | 2年 |
| 33.70 | Synology DS225+ | Amazon価格を見る | 楽天市場¥64,600 | Yahoo!¥65,192 | 4.0 | 4.5 | 2.5 | 別売 | 2 | 2.5GbE+1GbE | 2GB(最大6GB) | 16.98W | 約379円 | 3年 |
| 33.70 | Synology DS124 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥28,000 | Yahoo!¥28,000 | 4.0 | 2.0 | 5.0 | 別売 | 1 | 1GbE | 1GB | 10.69W | 約239円 | 2年 |
| 53.45 | ASUSTOR AS3302T v2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥41,300 | Yahoo!¥41,300 | 3.0 | 3.5 | 4.0 | 別売 | 2 | 2.5GbE | 2GB(増設不可) | 13.1W | 約292円 | 3年 |
| 63.30 | UGREEN NASync DXP2800 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥47,800 | Yahoo!¥47,800 | 3.0 | 3.5 | 3.5 | 別売 | 2 | 2.5GbE | 8GB(最大16GB) | 16.38W | 約366円 | 2年 |
| 63.30 | BUFFALO LS210D0201G | Amazon価格を見る | 楽天市場¥41,580 | Yahoo!¥41,580 | 3.0 | 3.0 | 4.0 | 2TB込み | 1 | 1GbE | 記載なし | 記載を確認できず | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
| 63.30 | QNAP TS-216G | Amazon価格を見る | 楽天市場¥47,667 | Yahoo!¥54,320 | 3.0 | 3.5 | 3.5 | 別売 | 2 | 2.5GbE+1GbE | 4GB(増設不可) | 13.907W | 約310円 | 2年 |
| 92.85 | BUFFALO LS220D0402G | Amazon価格を見る | 楽天市場¥74,580 | Yahoo!¥78,990 | 3.0 | 4.0 | 1.5 | 2TB×2込み | 2 | 1GbE | 記載なし | 記載を確認できず | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
管理画面の星は、メーカーが案内する初期設定の手順の短さと、日本語の解説の多さで付けた目安だ。数字では比べられないので星にした。Synologyの管理画面(DSM)は、比較記事の多くで分かりやすさの評価が高い。
同点1位のDS223jは、2ベイのSynologyで最安クラス。RAID 1と、Synology独自のSHR(容量の違うHDDを混ぜても無駄が出にくい構成)を選べる。外から使うときも、ルーターのポート転送なしでつなげるQuickConnectがある。
もう1台の1位のDH2300は、本体が9台で最安の約26,300円で、メモリは4GBとDS223jの4倍ある。ただしRAIDは0と1だけで、SHRのような構成はない。
BUFFALOの2台の点が低いのは、楽天の価格が高いから。LS210D0201Gは価格.comの最安24,795円に対して楽天ビックは約1.7倍で、楽天で買うと割高になる。
HDD込みで届いてすぐ使えるBUFFALO
HDDを自分で選んで組み込むのが不安なら、最初から入っているBUFFALOのLinkStation。箱から出して電源とLANをつなぐだけで使い始められる。
1. BUFFALO LS210D0201G
👍 良い点
- HDD込みで約41,580円と9台で総額が最安
- スマホだけで初期設定できる
- MacのTime Machineのバックアップ先に使える
- USB端子の外付けHDDで容量を足せる
- 国内メーカーのBUFFALO製
👎 気になる点
- HDD1台なので故障に備えがない
- 容量は2TB
- 楽天ビックは価格.comの最安24,795円より大幅に高い
- 増設用のUSBは2.0
- 楽天ビックのレビューには外からのアクセスがうまくいかないという声もある
2TBのHDDが1台入ったLinkStation。スマホやタブレット専用の設定画面があり、パソコンがなくても初期設定ができる。MacのTime Machineのバックアップ先にもなり、USB 2.0の端子に外付けHDDをつなげば容量を足せる。
こんな人に:HDD選びをせず、とにかく安くNASを始めたい
2. BUFFALO LS220D0402G
👍 良い点
- 届いた時点でRAID 1が組まれている
- HDD選びが要らない
- HDD1台の故障なら動き続ける
- RAID 0や通常モードにも切り替えられる
- 価格.comのNASランキング上位をBUFFALOが占める定番
👎 気になる点
- RAID 1だと使える容量は2TB
- 楽天ビックで約74,580円と、DS124にHDDを入れた構成とほぼ同じ価格
- LANは1GbE
- 約2.5kgで9台中もっとも重い
- 価格.comの参考価格56,233円より高い
2TBのHDDが2台入っていて、出荷時点でRAID 1が組まれている。HDDが1台壊れても、残りの1台で動き続ける。RAID 1・RAID 0・通常の3つのモードから選び直すこともできる。
こんな人に:HDD選びもRAIDの設定もせずに、2台構成で始めたい
LS210D0201Gの外部アクセスは、商品ページに「UPnPによる簡単設定がご利用できない」場合があると注意書きがある。外から使う予定があるなら、ポートを開けない方式を自宅サーバーの外部アクセス3方式で確かめておきたい。
2万〜3万円台の2ベイキット
2ベイで一番安く始められるのがこの2台。HDDは別に買う。
1. Synology DS223j
👍 良い点
- 2ベイでRAID 1・SHRが組めるSynologyで最安クラス
- 管理画面がSynologyのDSM
- ポート転送なしで外からつなげるQuickConnect
- ノイズレベル18.2dBA
- HDD休止時の消費電力は4W
👎 気になる点
- メモリは1GB
- LANは1GbEだけ
- 保証は2年
- HDDは別売
- 楽天の約36,600円は価格.comの最安33,800円より高い
2ベイのSynologyで最安クラスのNASキット。RAID 1とSHRを選べて、管理画面はSynologyのDSMをそのまま使える。ノイズレベルは18.2dBAで、価格.comのNAS人気ランキングで1位に入っている。
こんな人に:迷ったら、初めての2ベイNASはこれ
2. UGREEN NASync DH2300
👍 良い点
- 本体約26,300円で9台中の最安
- メモリ4GBでDS223jの4倍
- 写真を人物や場所ごとに自動で分類
- HDMI出力つき
- HDD休止時の消費電力は約3.3W
👎 気になる点
- メモリは増設できない
- LANは1GbEだけ
- RAIDは0と1だけでSHRのような構成はない
- 保証は2年
- 楽天の商品名の最大容量(60TB)と公式(64TB)が食い違う
本体約26,300円で、9台の中で最安。メモリは4GBで、写真を人物・シーン・場所ごとに分けて重複画像を削除する機能を持つ。初期設定は3ステップで、NFCで2回目以降はスマホをかざすだけでつながる。
こんな人に:本体を安く抑えて、そのぶんHDDにお金を回したい
DS223jは管理画面とSHR、DH2300はメモリと価格で選ぶ。差額は約1万円だが、HDD 2台を足した総額では1割に満たない。
1ベイで本体最安のDS124
HDDを1台だけ入れて安く始めるなら、Synologyの1ベイ機。予備のない構成になるので、外付けHDDへのバックアップとセットで考える。
1. Synology DS124
👍 良い点
- 本体28,000円でSynologyのNASでは最安
- アクセス時10.69Wで月の電気代は約239円
- 管理画面はSynologyのDSM
- 重さ0.7kg
- 保証は延長保証Plusで4年まで延ばせる
👎 気になる点
- 1ベイなのでHDD1台の故障に備えがない
- メモリは1GB
- LANは1GbEだけ
- HDDを入れると総額は約75,405円
- 標準の保証は2年
本体28,000円で、今回の9台で最も安い1ベイのNAS。消費電力はアクセス時10.69Wで、9台のうち公表値がある機種で最も小さい。重さは0.7kgで、棚の隙間にも置きやすい。
こんな人に:HDD1台で安く始めて、外付けHDDにもバックアップする
DS124にIronWolf 6TBを入れた総額は約75,405円で、LS220D0402Gとほぼ同じ。予備なしの6TBか、RAID 1の2TBかの選択になる。
4万円台で2.5GbEの2ベイ
2.5GbEに対応したPCやルーターを持っているなら、この価格帯で速さが手に入る。どちらもメモリは増設できない。
1. ASUSTOR AS3302T v2
👍 良い点
- 約41,300円で2.5GbE
- 保証3年
- HDDを外して保管できるMyArchive
- 電源を入れたままHDDを交換できる
- USB 3.2 Gen 1が3つ
- アクセス時13.1W・HDD休止時4.5W(公式値)
👎 気になる点
- メモリ2GBで増設不可
- 管理画面(ADM)の日本語の解説はSynologyより少ない
- 楽天の商品説明に2.5GbE×2とあるがスペック欄と公式は×1
- 映像出力なし
4万円台前半で2.5GbEと3年保証がそろう2ベイ。MyArchiveという機能で、NASのHDDを取り外して保管するアーカイブにできる。電源を入れたままHDDを交換できるホットスワップにも対応し、交換に工具は要らない。
こんな人に:2.5GbEと長めの保証を、4万円台で両方ほしい
2. QNAP TS-216G
👍 良い点
- 2.5GbEと1GbEのLANを両方持つ
- メモリ4GB
- USBコピーボタンつき
- NPUで写真の顔認識
- HDDスリープ時4.973W
👎 気になる点
- メモリは増設できない
- IronWolf 6TBを2台足すと総額は約142,477円
- 保証は2年
- USB 3.2 Gen 1は1つだけで残りはUSB 2.0
- 約47,667円でAS3302T v2より6千円ほど高い
2.5GbEと1GbEのLANを1つずつ持つ2ベイ。顔認識などに使うNPUを積み、本体のボタンでUSB機器へワンタッチでコピーできる。メモリは4GBで、HDDスリープ時の消費電力は4.973W。
こんな人に:5万円以下で2.5GbEとメモリ4GBを両方ほしい
保証の長さならAS3302T v2、メモリとLANの数ならTS-216G。2.5GbEを使わないなら、3万円台の2台で足りる。
5〜6万円台の上位キット
Docker(アプリを箱に入れて動かす仕組み)なども動かしたい人向け。ファイル置き場だけなら、ここまで出さなくていい。
1. UGREEN NASync DXP2800
👍 良い点
- Intel N100でDockerや仮想マシンが動く
- メモリ8GBで最大16GBまで増やせる
- M.2 SSDスロット2つ
- 2.5GbE
- HDD休止時5.24W
👎 気になる点
- DH2300より約2.7万円高い
- 保証は2年
- RAIDは0と1だけ
- 楽天の商品説明欄に別機種の仕様が混ざっている
- ファイル置き場だけなら性能を持て余す
Intel N100とメモリ8GB(最大16GB)を積んだ2ベイで、Dockerや仮想マシンも動かせる。M.2 SSDのスロットが2つあり、LANは2.5GbE。上位版のDXP2800 GT(10GbE)が出たが、無印のDXP2800も継続して売られている。
こんな人に:ファイル置き場に加えて、アプリも少し動かしてみたい
2. Synology DS225+
👍 良い点
- 2.5GbEで連続読み込み282MB/秒(公式値)
- メモリを6GBまで増やせる
- 保証3年
- Plusシリーズで使えるアプリが多い
- DSM 7.3以降は市販HDDが使える
👎 気になる点
- 約64,600円で2ベイの中で最も高い
- 2.5GbEを活かすにはPCとルーターも対応が要る
- M.2スロットは無く、SSDキャッシュはベイに2.5インチSATA SSDを入れる形
- 楽天の商品ページに古い互換性の注意書きが残っている
- アクセス時16.98Wは公表値のある機種で最大
DS224+の後継で、LANが1GbE×2から2.5GbE+1GbEに変わった2ベイ。メモリは2GBから6GBまで増やせて、保証は3年。2025年モデルなので、DSM 7.3以降なら市販のHDDでストレージプールを作れる。
こんな人に:Synologyで長く使う1台を、2.5GbEと3年保証で選びたい
アプリまで動かすなら、NASよりミニPCで自宅サーバーを組むほうが自由度は高い。ファイル置き場が中心でSynologyの画面を使いたいならDS225+、Dockerが中心ならDXP2800かミニPCになる。
NASに入れるHDDと構成例
HDD別売のキットには、24時間動かす前提で作られたNAS向けのHDDを入れる。代表がSeagate IronWolfとWD Red Plusで、どちらも記録方式はCMRだ。
楽天でHDDを探すと、中古や並行輸入品が多く混ざる。2026年10月4日時点では4TBの新品を大手店で見つけられなかったので、6TBと8TBを載せた。
Seagate IronWolf 6TB ST6000VN006
👍 良い点
- 3年間のデータ復旧サービスつき
- 保証3年
- 記録方式CMR
- 1〜8ベイのNAS向け
- キャッシュ256MB
👎 気になる点
- 1台47,405円と高い
- TB単価は約7,901円でWD Red Plus 8TBより高い
- 2台でRAID 1を組むと約94,810円
- 回転数は5400rpm。商品説明の「最高7200RPM」はシリーズ上位の値
- 最大転送速度202MB/秒で8TBのWD(215MB/s)より低い
NAS用のIronWolfシリーズの6TB。回転数5400rpm、最大連続転送速度202MB/秒、記録方式はCMR。3年の保証に加えて、3年間のデータ復旧サービス(Rescue)が付く。
こんな人に:DS223jやDS124に入れて、6TBで始めたい
WD Red Plus 8TB WD80EFPX
👍 良い点
- TB単価約6,944円でIronWolf 6TBより安い
- 記録方式CMR
- 保証3年
- 転送速度215MB/s以下
- キャッシュ256MB
👎 気になる点
- 1台55,550円
- 2台で111,100円
- データ復旧サービスは付かない
- 名前の似た「WD Red」(Plusなし)と取り違えやすい
- 8TBは今使っている量によっては持て余す
NAS向けのWD Red Plusの8TB。回転数5640RPM、転送速度215MB/s以下、記録方式はCMRで、3年の製品保証が付く。2026年10月時点では、6TBのIronWolfよりTBあたりの価格が安い。
こんな人に:2ベイにRAID 1で8TB使いたい、TB単価を抑えたい
WD Red Plusは型番違いの出品が多いので、型番WD80EFPXで検索して買う。Plusの付かない「WD Red」は別のシリーズだ。
ケースとHDDの組み合わせ例
- 予算を抑えて6TB:Synology DS124+IronWolf 6TB×1で約75,405円。予備はないので外付けHDDへのバックアップが前提
- 定番の6TB:Synology DS223j+IronWolf 6TB×2で約131,410円。RAID 1で1台の故障まで動き続ける
- 大容量の8TB:UGREEN DH2300+WD Red Plus 8TB×2で約137,400円。本体を安くしてHDDに回す形
同じ時期に2台買ったHDDは、似た時期に壊れやすい。1台が壊れたら、交換する前に別の場所のバックアップが最新かを確かめておく。
いちばん安く始めるなら(2万円台)
新品のNASで、2万円を切る良い選択肢は見当たらない。2026年10月12日に楽天で探した範囲では、大手店で買えるNAS本体の最安は、この記事のUGREEN DH2300(約26,300円)とSynology DS124(約28,000円)だった。1ベイのQNAP TS-133は約30,588〜34,710円、2ベイのTerraMaster F2-212も転売系の出品で約31,449円からで、どちらもこの2台より高い。それより安い出品は、中古か転売系が中心になる。
HDD込みで総額を抑えるなら、BUFFALO LS210D0201G。楽天ビックでは約41,580円だが、価格.comの最安は24,795円で、2TBのHDDが入ってこの値段になる。買うなら楽天以外の最安も見比べたい。
パソコン1台のバックアップだけでよいなら、NASでなく外付けHDDでも足りる。2TBのポータブルHDDは2万円台前半からで(大学生におすすめの外付けHDD9選)、LS210D0201Gの最安とあまり変わらない。スマホの写真を家のネットワークに自動で貯めたい、複数の機器から同じファイルを開きたいなら、NASを選ぶ意味がある。
学生におすすめ3選
予算の少ない学生が、写真とPCのバックアップ先として買う前提で選んだ。どれを買っても、外付けHDDかクラウドにもう1つコピーを持つ。
- 予算を抑えるなら → Synology DS124(約28,000円・HDD別売)。本体約28,000円で、SynologyのNASでは最安。IronWolf 6TBを1台入れて総額約75,405円。HDD1台で予備はないので、外付けHDDへのバックアップとセットで使う。
- 定番で始めるなら → Synology DS223j(約36,600円・HDD別売)。2ベイでRAID 1とSHRが組めて、管理画面はSynologyのDSM。IronWolf 6TBを2台入れた総額は約131,410円。
- 少し上を長く使うなら → ASUSTOR AS3302T v2(約41,300円・HDD別売)。4万円台前半で2.5GbEと3年保証がそろう2ベイ。電源を入れたままHDDを交換できる。
本体約28,000円で、SynologyのNASでは最安。IronWolf 6TBを1台入れて総額約75,405円。HDD1台で予備はないので、外付けHDDへのバックアップとセットで使う。
こんな人に:予算を抑えるなら
2ベイでRAID 1とSHRが組めて、管理画面はSynologyのDSM。IronWolf 6TBを2台入れた総額は約131,410円。
こんな人に:定番で始めるなら
| 総合 | 製品名 | 価格 | 管理画面の分かりやすさ | HDD構成 | 価格の安さ | HDD | ベイ数 | LAN | メモリ | 消費電力(アクセス時) | 月の電気代の目安 | 保証 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.15 | Synology DS223j | Amazon価格を見る | 楽天市場¥36,600 | Yahoo!¥36,600 | 4.0 | 4.5 | 4.0 | 別売 | 2 | 1GbE | 1GB | 16.31W | 約364円 | 2年 |
| 33.70 | Synology DS124 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥28,000 | Yahoo!¥28,000 | 4.0 | 2.0 | 5.0 | 別売 | 1 | 1GbE | 1GB | 10.69W | 約239円 | 2年 |
| 53.45 | ASUSTOR AS3302T v2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥41,300 | Yahoo!¥41,300 | 3.0 | 3.5 | 4.0 | 別売 | 2 | 2.5GbE | 2GB(増設不可) | 13.1W | 約292円 | 3年 |
初心者におすすめ3選
3つとも、ファイル置き場とバックアップ先として使う前提で選んだ。どれを買っても、外付けHDDかクラウドにもう1つコピーを持つ。
- とにかく安く始めるなら → BUFFALO LS210D0201G(約41,580円)。2TBのHDD込みで総額が9台の中で最安、初期設定はスマホだけで済む。HDD1台で予備はないが、写真とPCのバックアップが2TBに収まるならHDD選びなしで始められる。楽天は割高なので、価格.comの最安も見比べたい。
- 迷ったら → Synology DS223j(約36,600円・HDD別売)。2ベイでRAID 1とSHRが組めて、管理画面はSynologyのDSM。IronWolf 6TBを2台入れた総額は約131,410円。
- 本体を安くしてHDDに回すなら → UGREEN NASync DH2300(約26,300円・HDD別売)。本体は9台で最安、メモリは4GB。WD Red Plus 8TBを2台入れれば、RAID 1で8TB使える。
2TBのHDD込みで総額が9台の中で最安、初期設定はスマホだけで済む。HDD1台で予備はないが、写真とPCのバックアップが2TBに収まるならHDD選びなしで始められる。楽天は割高なので、価格.comの最安も見比べたい。
こんな人に:とにかく安く始めるなら
2ベイでRAID 1とSHRが組めて、管理画面はSynologyのDSM。IronWolf 6TBを2台入れた総額は約131,410円。
こんな人に:迷ったら
出典(2026年10月5日時点)
- Synology DS124(エディオン 楽天市場店)
- Synology DS223j(XPRICE楽天市場店)
- DS223j 製品仕様(Synology)
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よくある質問
NASにHDDは付いてくる?
製品による。Synology・UGREEN・QNAP・ASUSTORの多くは本体だけのキットで、商品名に「NASキット」「HDD別売」「ストレージ無」と書いてある。BUFFALOのLinkStationは商品名に「[2TB]」のように容量が入っていて、HDDが最初から入っている。
NASを買うと総額はいくらになる?
2026年10月の楽天価格では、Synology DS223jにIronWolf 6TBを2台足すと約131,410円。本体は36,600円で、残りはHDD代になる。HDD込みのBUFFALO LS210D0201Gなら約41,580円で始められるが、容量は2TBで、HDDが1台なので壊れたときの予備がない。
RAID 1を組んだNASならバックアップは要らない?
要る。RAID 1はHDDが1台壊れても動き続けるための仕組みで、誤って消したファイルやランサムウェアの被害は2台の両方に及ぶ。盗難・水没では2台とも失い、本体の故障でも中身を取り出せなくなることがあるので、外付けHDDやクラウドにもう1つコピーを持つ。