大学生におすすめの外付けHDD9選!【2026年10月版】

大学生におすすめの外付けHDD9選!【2026年10月版】

MacBookの内蔵ストレージが埋まってきて、写真や動画、実験のデータをどこかに逃がしたい。Time Machineのバックアップ先も要る。外付けHDDは、毎回持ち歩くか、家の机に置きっぱなしかで選ぶ型が決まる。

結論 安さで選ぶなら2TBポータブルのI-O DATA HDPX-UTS2S(2万円台前半)。家の机でTime Machineを回すなら4TB据え置きのエレコム ELD-HTV040UBK(2万円台半ば)。持ち歩く前提で保証も欲しいなら2TBポータブルのWD Elements Portable(2万円台後半・メーカー2年保証)。

価格は2026年9月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格をご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。

目次 / INDEX

SSDとHDD、どっちを買うか

外付けHDDとSSDの価格を比べる

同じ「外付けストレージ」でも、中身の仕組みが違う。HDDは磁気ディスクを回してヘッドで読み書きする機械式、SSDは可動部品がなく電気的に記録する。この差が、値段と速さと壊れやすさの全部に効いてくる。

外付けHDD外付けSSD
容量あたりの値段同じ容量ならSSDより安い同じ容量ならHDDより高い
読み書きの速さ遅い速い
落下・振動動作中の衝撃に弱い可動部品がなく強い
向く使い方写真・動画・実験データの保管、Time Machine毎日の持ち歩き、動画編集の作業用

同じ容量で比べると、容量あたりの値段はHDDのほうが安い。写真や動画、実験データを「とにかく安く大量に」置きたいなら、この差が効く。Time Machineのバックアップ先にするだけなら、速さは要らない。

逆に、毎日バッグに入れて持ち歩く、動画編集の作業ドライブにする、という使い方ならSSDに軍配が上がる。そもそも大学生に外付けSSDが要るかどうかは大学生に外付けSSDは必要かで書いた。HDDで見るべきは、容量あたりの安さと、保管用途に向くかどうかの2点になる。

速さと携帯性を優先するならHDDより外付けSSDの話になる。そっちは別の記事にまとめてある。

関連記事 外付けSSDのおすすめ ポータブル型を学生・Macユーザー向けに。容量・速度・耐久で選ぶ。2026年の価格高騰局面の買い方も。 読む →

ポータブルか据え置きか

ポータブル・据え置き型外付けHDDのケーブル

分かれ目は電源。今回比較したポータブル5台はUSBバスパワーで動いて、ACアダプタが要らない。

ただし付属ケーブルはUSB-A側でつなぐ前提のものが多く、USB-CしかないMacでは変換アダプタかハブが要る場合がある。据え置き型はACアダプタが必須で、コンセントのある机が前提になる。

ポータブル型据え置き型
電源USBバスパワー(今回の5台)ACアダプタ必須
重さ130〜210g約730g〜1kg
今回比較した容量2TB(5台)4TB(4台)
今回比較した価格帯2万円台前半〜後半2万円台半ば〜3万円台後半
向く生活動線学内・図書館・カフェにノートPCごと持って行く自宅の机に置きっぱなし、Time Machineを自動で回す

まず判断したいのは「毎回持ち歩くか、家の机に置きっぱなしか」。Time Machineの保存先として家で使うだけなら、2TBポータブルと近い価格帯で4TBの据え置き型を選べる。学内や図書館にもノートPCごと持って行くなら、電源を選ばないポータブル型が扱いやすい。

容量は2TBか4TBか

今回確認した価格では、2TBポータブルが2万円台前半から後半、4TB据え置きが2万円台半ばから3万円台後半。容量は2倍でも値段は2万円台が中心で重なっていて、どの2台を並べるかで差は大きく変わる。

容量今回の相場感向く人
1TB以下今回の調査条件では、2TBより目立って安い新品を確認できなかった今回は候補に入れていない
2TB2万円台前半〜後半(ポータブル)持ち歩く、写真と書類中心
4TB2万円台半ば〜3万円台後半(据え置き)動画・実験データ、Time Machine、家に置く

下調べの時点では、あるブランドの1TBが同じブランドの2TBとほぼ同額で出ていた。今回の調査条件では、1TBに落としても大きくは安くならない。写真・動画・実験データを本格的にためるなら、予算が許せば4TBのほうが容量あたりの値段は安くなる。

検索で上位に出る記事にある「2TBは1万円前後」という相場感は、今回確認した価格とは合っていない。その前提で予算を組むと店頭で驚く。

Macで使うとき、Time MachineはAPFS

MacBookのTime Machineで外付けHDDを使う

買ってきた外付けHDDは、Windows向けのフォーマットで出荷されていることが多い。Time Machineに使うなら「ディスクユーティリティ」で初期化し直す。ここでどのフォーマットを選ぶかで、Time Machineに使えるかどうかが決まる。

フォーマットTime Machineの保存先WindowsとMacの共用位置づけ
APFS使えるWindowsでは読めないmacOS 11 Big Sur以降で新しく作るならこれ(HDDでも)
Mac OS拡張(HFS+)前から使っているバックアップはそのまま使えるWindowsでは読めないBig Surより前に作ったバックアップの形式
exFAT選べない両方で読み書きできるファイルのやり取り用

Time Machine専用にするならAPFSを選べばいい。いまのMac(macOS 11 Big Sur以降)では、新しく作るバックアップ先はHDDでもAPFSが基本だ。昔の形式(Mac OS拡張・HFS+)でバックアップしてきたドライブを持っているなら、それはそのまま使い続けられる。

WindowsのPCとも日常的にファイルをやり取りする置き場にするならexFAT。ただしexFATはTime Machineの保存先に選べないので、1台で両方をこなすことはできない。

Time Machine専用ならAPFS、両OSで共用するファイル置き場ならexFAT、と用途で分ける。両方要るなら、バックアップ用に据え置き型、受け渡し用にポータブル型、と1台ずつ持つ。

Time Machine対応をメーカーや商品ページが明記しているのは、I-O DATA HDPX-UTS2SとWD My Bookの2台。エレコム ELP-PTV020UBKはmacOS非対応と明記されている。残りの6台は、Mac対応の記載はあるがTime Machineには触れていない。

WD Elements Portableは初期フォーマットがWindows向けで、Macでは再フォーマットが要る。Macでのフォーマットの決め方(Time Machineに使うときの初期化)は、大学生・Macにおすすめの外付けSSD14選に書いてある。

衝撃に弱い理由と、持ち歩きの注意

HDDは内部で磁気ディスクを高速で回転させ、その上を磁気ヘッドが動いて読み書きする。動作中に落としたり強い振動を与えたりすると、ヘッドがディスク面に接触して、そこのデータが読めなくなることがある。SSDは可動部品がなく電気的に記録するので、この種の物理故障には一般にSSDのほうが強い。

だから持ち歩くポータブルHDDは、転送中は動かさないが基本になる。

  • コピー中・Time Machineの実行中にカバンに入れない
  • 歩きながら、電車の中でアクセスしない
  • 取り外すときはFinderで取り出してから抜く

もうひとつ、HDDでもSSDでも、大事なデータを1か所に頼らない。データを3つ持ち、2種類の媒体に分け、1つは別の場所に置く「3-2-1バックアップ」の考え方で、クラウドや別のドライブにも分けて置く。実験データの原本が外付けHDD1台だけ、という状態は落とした瞬間に終わる。

9製品の比較表

筆者が普段使っているのはMacBook Proで、Macユーザーの視点で選んでいる。ただし今回の9台は自分で使ったものではないので、メーカー公式・主要な家電量販店の製品ページ・楽天の商品ページで確認できた仕様と価格から比べている。

総合点は、安さ・1TBあたりの安さ・Mac対応の明記・保証の4項目で付けた。

数値で比べられる項目は数値のまま載せた。価格は楽天の商品ページで確認した新品の税込目安。表はポータブル2TBと据え置き4TBを分けずに、総合点の高い順に並べた。

総合製品名価格安さ1TBあたりの安さMac対応の明記保証価格の目安1TBあたり容量Mac対応の記載保証タイプ接続給電重さ
14.00I-O DATA HDPX-UTS2SAmazon価格を見る—Yahoo!¥24,9805.03.05.03.0約22,112円約11,056円2TBTime Machine対応を明記1年ポータブルUSB3.2 Gen1USBバスパワー約130g
23.95エレコム ELD-HTV040UBKAmazon価格を見る楽天市場¥24,800Yahoo!¥22,7524.55.03.03.0約24,800円約6,200円4TBMac対応を明記(macOS 10.14〜12)1年据え置きUSB3.2 Gen1ACアダプタ約730g
33.65I-O DATA HDD-UT4KBAmazon価格を見る楽天市場¥26,800Yahoo!¥23,9103.55.03.03.0約26,800円約6,700円4TBMac対応を明記1年据え置きUSB3.2 Gen1ACアダプタ約800g
43.43WD My BookAmazon価格を見る楽天市場¥36,649Yahoo!¥28,5801.03.55.05.0約36,649円約9,162円4TBTime Machine対応を明記3年据え置きUSB3.0ACアダプタ約1,000g
53.38BUFFALO HD-AD4U3Amazon価格を見る楽天市場¥29,007Yahoo!¥35,9993.04.53.03.0約29,007円約7,252円4TBMac対応を明記(Mac OS X 10.11以降)1年据え置きUSB3.1 Gen1ACアダプタ約900g
63.03WD Elements PortableAmazon価格を見る楽天市場¥26,896—3.51.53.04.0約26,896円約13,448円2TBMac対応を明記(再フォーマットが必要)2年ポータブルUSB3.0USBバスパワー約131.5g
72.78東芝 Canvio HD-TPA2U3-BAmazon価格を見る楽天市場¥27,180Yahoo!¥27,1803.51.53.03.0約27,180円約13,590円2TBMac対応を明記(再フォーマットが必要)1年ポータブルUSB3.0(Micro-B)USBバスパワー約150g
82.65エレコム ELP-PTV020UBKAmazon価格を見る楽天市場¥25,510Yahoo!¥34,8704.02.01.03.0約25,510円約12,755円2TBmacOSは非対応と明記1年ポータブルUSB3.2 Gen1USBバスパワー約210g
92.50BUFFALO HD-PCFS2.0U3-BBAAmazon価格を見る楽天市場¥29,800Yahoo!¥29,8003.01.03.03.0約29,800円約14,900円2TBMac対応を明記1年ポータブルUSB3.1 Gen1USBバスパワー約175g

接続の欄はメーカー表記のまま載せた。USB3.0、USB3.1 Gen1、USB3.2 Gen1はどれも同じ5Gbpsの世代で、名前が違うだけだ。

ポータブル2TB(2万円台前半〜後半)

USBバスパワーで動く5台。重さは130〜210g。今回比較した9台の最安はこの帯にある。

見出しの番号は節ごとの安い順で、商品カードの金色の数字は比較表の総合順位だ。

1. I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)

I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)

👍 良い点

  • 今回比較した9台で最安
  • 厚さ約8.6mm・約130gで9台の中で最も薄く軽い
  • Time Machine対応をメーカーが公式に明記
  • USB3.2 Gen1のバスパワーでACアダプタ不要
  • 国内メーカーで日本語のサポート窓口がある

👎 気になる点

  • 耐衝撃の数値は公表が見当たらない
  • 保証は1年で、WD Elements Portable(2年)より短い
  • 2TBなので4TB据え置きより1TBあたりの単価は高い
  • 動作中の衝撃に弱いというHDD共通の性質はそのまま
  • 今回確認した出品はシルバーのみ
I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)
1I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)約24,980円(10月17日時点)

今回比較した9台で最安。厚さ約8.6mm・約130gの薄型で、USB3.2 Gen1のバスパワーで動く。国内メーカーで、2TBポータブルの中でTime Machine対応をメーカーが明記しているのはこの1台だけ。Macのバックアップ先を安く用意したい人が最初に見る1台。

こんな人に:一番安く、MacのTime Machine対応を公式に確認できるものが欲しい

2. エレコム ELP-PTV020UBK(2TB)

エレコム ELP-PTV020UBK(2TB)

👍 良い点

  • 2TBポータブル5台では2番目に安い
  • 商品名がPC/テレビ録画用で、PC用としても販売されている
  • LEDライト非搭載で、夜間も光の点滅が気にならない
  • USB3.2 Gen1からUSB2.0まで幅広く繋がる
  • USBバスパワーでACアダプタ不要

👎 気になる点

  • メーカーの仕様でmacOSは非対応
  • 厚さ20mmでHDPX-UTS2Sの2倍以上
  • メーカーでは販売終了品。在庫限り
  • 約210gで、2TBポータブル5台では最も重い
  • 保証は1年で、WD Elements Portable(2年)より短い
エレコム ELP-PTV020UBK(2TB)
8エレコム ELP-PTV020UBK(2TB)約25,510円(10月17日時点)

メーカーでは販売終了品で、在庫限り。2TBポータブル5台では2番目に安い。92×130×20mmで、USB3.2 Gen1からUSB2.0まで対応し、バスパワーで動く。商品名はPC/テレビ録画用で、テレビ向けの訴求が前に出ているがPC用としても売られている。対応OSはWindows 11/10で、**macOSは非対応**とエレコムが明記している。LEDライトは非搭載で、重さは約210g。

こんな人に:安さ優先で、テレビ録画とPCの両方に使う可能性がある

3. 東芝 Canvio HD-TPA2U3-B(2TB)

東芝 Canvio HD-TPA2U3-B(2TB)

👍 良い点

  • 東芝ブランドの定番Canvioシリーズ
  • 厚さ14mm・約150gの薄型
  • USB3.0のバスパワーでACアダプタ不要
  • サポート窓口が国内大手のバッファロー
  • 2TBポータブルの中では中間の価格帯

👎 気になる点

  • 販売・サポートがバッファローに移っていてブランド表記が混在する
  • 端子がMicro-Bで、USB-CのMacには変換ケーブルかハブが要る
  • Mac対応の記載はあるが、Time Machineには触れていない
  • 保証は1年で、WD Elements Portable(2年)より短い
  • 約150gで、HDPX-UTS2SやElements Portableより20g前後重い
東芝 Canvio HD-TPA2U3-B(2TB)
7東芝 Canvio HD-TPA2U3-B(2TB)約27,180円(10月17日時点)

東芝ブランドの定番Canvioシリーズ。78×14×109mm・約150gで、USB3.0のバスパワーで動く。現在はバッファローが販売とサポートを引き継いでいるので、パッケージや販売ページのブランド表記が東芝とバッファローで混在している点は知っておく。端子はMicro-Bなので、USB-CのMacには変換ケーブルかハブが要る。

こんな人に:定番シリーズを2万円台半ばで、薄型で持ち歩きたい

4. WD Elements Portable(2TB)

WD Elements Portable(2TB)

👍 良い点

  • 世界的な定番モデルで情報が多い
  • 国内正規代理店品でメーカー2年保証が付く
  • 約131.5gでHDPX-UTS2Sと並ぶ軽さ
  • 厚さ15mmの薄型
  • USB3.0のバスパワーでACアダプタ不要

👎 気になる点

  • 初期フォーマットがWindows向けで、Macでは再フォーマットが要る
  • Time Machineで使うにはAPFSへの初期化が前提になる
  • 2TBポータブルの中では4番目の価格
  • 同じWDのMy Bookにある暗号化・パスワード保護は無い
  • 動作中の衝撃に弱いというHDD共通の性質はそのまま
WD Elements Portable(2TB)
6WD Elements Portable(2TB)約26,896円(10月17日時点)

世界的な定番モデルで、使い方や不具合の情報が探しやすい。110.5×82×15mm・約131.5gで、USB3.0のバスパワー。国内正規代理店品でメーカー2年保証が付く。初期フォーマットがWindows向けなので、Macで使うならAPFSに初期化し直す。

こんな人に:持ち歩く前提で、メーカー保証が付いた定番モデルが欲しい

5. BUFFALO HD-PCFS2.0U3-BBA(2TB)

BUFFALO HD-PCFS2.0U3-BBA(2TB)

👍 良い点

  • 国内大手ブランドで対応OS(Chrome・Mac・Windows 11)の表記が明確
  • 厚さ14mmの薄型
  • USB3.1 Gen1のバスパワーでACアダプタ不要
  • 日本語のサポート窓口がある
  • 2TBポータブルとして仕様が標準的で迷いにくい

👎 気になる点

  • 今回の2TBポータブル5台で価格が一番高い
  • 約175gで、ELP-PTV020UBK(約210g)に次いで重い
  • 最安のHDPX-UTS2Sより高め
  • Mac対応の記載はあるが、Time Machineには触れていない
  • 保証は1年で、WD Elements Portable(2年)より短い
BUFFALO HD-PCFS2.0U3-BBA(2TB)
9BUFFALO HD-PCFS2.0U3-BBA(2TB)約29,800円(10月17日時点)

国内大手ブランドで、Chrome・Mac・Windows 11への対応を商品名の段階で明記している。76×14×115mm・約175gで、USB3.1 Gen1のバスパワー。今回の2TBポータブル5台の中では価格が一番高い。

こんな人に:国内大手ブランドで、対応OSがはっきり書いてあるものを選びたい

5台とも2TBのバスパワー機で、仕様の差は厚さと重さ、対応の明記、保証の長さに集約される。安さとTime Machineの明記で選ぶならHDPX-UTS2S、保証で選ぶならElements Portable、という分かれ方になる。

据え置き4TB(2万円台半ば〜3万円台後半)

ACアダプタが要る4台。重さは約730g〜1kgで、自宅の机に置きっぱなしにする。2TBポータブルと近い価格帯で4TBを選べる帯だ。

見出しの番号は節ごとの安い順で、商品カードの金色の数字は比較表の総合順位だ。

6. エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)

エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)

👍 良い点

  • 4TB据え置きの中で最安
  • 約730gで据え置き4台の中では最も軽い
  • ファンレスの静音設計
  • USB3.2 Gen1からUSB2.0まで幅広く繋がる
  • 2TBポータブルと近い価格帯で4TB

👎 気になる点

  • 商品名がテレビ録画向けで、PC用として探すと見つけにくい
  • ACアダプタが必須で持ち歩きには向かない
  • Mac対応の記載はあるが、Time Machineには触れていない
  • 保証は1年で、WD My Book(3年)より短い
  • 動作中の衝撃に弱いというHDD共通の性質はそのまま
エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)
2エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)約22,752円(10月17日時点)

4TB据え置きの中で最安。183×120×35mm・約730gで、ACアダプタで動き、USB3.2 Gen1からUSB2.0まで対応する。ファンレスの静音設計。商品名はテレビ向けだが、PC用の外付けHDDとしても売られている。エレコムの仕様に書かれたmacOSは12 Montereyまでで、それより新しい版は載っていない。家に置いて4TBを一番安く用意するなら、今回の9台ではこれになる。

こんな人に:家に置いてTime Machineを回す。4TBを一番安く用意したい

7. I-O DATA HDD-UT4KB(4TB)

I-O DATA HDD-UT4KB(4TB)

👍 良い点

  • 国内メーカーでWindows・Mac・Chromebookとテレビ録画への対応を公式に明記
  • 縦置き・横置きの両方に対応
  • ACアダプタが付属する
  • ELD-HTV040UBKとほぼ同額で4TB
  • USB3.2 Gen1対応

👎 気になる点

  • 型番違いのHDD-UT4WBと混同しやすい
  • 約800gでELD-HTV040UBKより重い
  • ACアダプタが必須で持ち歩きには向かない
  • Mac対応の記載はあるが、Time Machineには触れていない
  • 保証は1年で、WD My Book(3年)より短い
I-O DATA HDD-UT4KB(4TB)
3I-O DATA HDD-UT4KB(4TB)約23,910円(10月15日時点)

ELD-HTV040UBKとほぼ同額で、国内メーカーがWindows・Mac・Chromebookとテレビ録画への対応を公式に明記している。約35×172×115mm・約800gで、ACアダプタ付属、USB3.2 Gen1。縦置きと横置きの両方に対応するので、机の空きに合わせて置ける。型番が1文字違いのHDD-UT4WBと取り違えないよう、型番は末尾まで見る。

こんな人に:国内メーカーで対応OSを公式に確認したい。縦にも横にも置きたい

8. BUFFALO HD-AD4U3(4TB)

BUFFALO HD-AD4U3(4TB)

👍 良い点

  • 複数の解説記事が定番として名指しする実績
  • 国内大手ブランドで日本語のサポート窓口がある
  • USB3.1 Gen1ケーブル(1m)が付属する
  • 4TBで据え置き
  • 厚さ33mmで据え置き4台の中では薄い部類

👎 気になる点

  • 4TB据え置きの中では中間の価格帯で、最安の2台より高め
  • 約900gで据え置き4台の中では2番目に重い
  • ACアダプタが必須で持ち歩きには向かない
  • Mac対応の記載はあるが、Time Machineには触れていない
  • 保証は1年で、WD My Book(3年)より短い
BUFFALO HD-AD4U3(4TB)
5BUFFALO HD-AD4U3(4TB)約29,007円(10月17日時点)

HDDの値段が上がっている今でも、複数の解説記事が定番として名前を挙げるモデル。114×171×33mm・約900gで、ACアダプタで動き、USB3.1 Gen1のケーブル(1m)が付属する。4TB据え置きの中では中間の価格帯で、最安の2台より高め。

こんな人に:国内大手の定番モデルを、価格が少し上でも選びたい

9. WD My Book(4TB)

WD My Book(4TB)

👍 良い点

  • AES 256ビットのハードウェア暗号化とパスワード保護に対応
  • メーカー保証3年で9台の中で最も長い
  • ハードウェア暗号化を製品機能として確認できたのは9台でこの1台
  • 4TBで据え置き
  • 世界的な定番ブランドで情報が多い

👎 気になる点

  • 今回比較した9台で最も高く、最安の4TBより一段上の価格帯
  • 縦置きを前提にした形で、高さ約17cmの置き場所が要る
  • 約1,000gで9台の中で最も重い
  • ACアダプタが必須で持ち歩きには向かない
  • USB3.0で、他の据え置き3台と規格の表記が違う(実用上の速度差は今回確認していない)
WD My Book(4TB)
4WD My Book(4TB)約28,580円(10月17日時点)

今回比較した9台で最も高い。代わりに、AES 256ビットのハードウェア暗号化とパスワード保護に対応し、メーカー保証は3年で9台の中で最も長い。幅13.9×奥行4.9×高さ17.1cm・約1,000gで、縦置きを前提にした形。中身を見られたくないファイルを置くなら、ハードウェア暗号化を製品機能として確認できたのは9台でこの1台だ。

こんな人に:暗号化とパスワード保護が要る。保証は長いほうがいい

据え置き4台は、最安のELD-HTV040UBKとHDD-UT4KBがほぼ同額で、HD-AD4U3がその上、My Bookがさらに一段上という並び。My Bookの上乗せ分は暗号化と3年保証に払う金額で、それが要らないなら下の2台で足りる。

1万円以下の外付けHDDは見つからなかった

BUFFALO・I-O DATA・エレコム・東芝・WDの外付けHDDで、1万円以下の新品は2026年10月の確認では見つからなかった。いちばん容量の小さい1TBのポータブルでも約16,580円(I-O DATA HDPH-UTV1K)からで、量販店では2万円前後が多い。2TBのHDPX-UTS2S(約22,112円)との差は5千円ほどしかない。

1GBあたりにすると、1TBは約17円、2TBは約11円。1TBにすると容量あたり1.5倍払うことになるので、この記事は2TBから並べた。1万円以下で外付けの保存先が欲しいなら、250GBの外付けSSD(大学生におすすめの外付けSSDの1万円以下の枠)かクラウドのほうが現実的だ。

学生におすすめ3選

予算の少ない学生向けに、値段と使い方の違う3台を選んだ。

  • 予算を抑えるなら → I-O DATA HDPX-UTS2S(約22,112円・2TBポータブル)。9台の最安で、今回参照した資料でTime Machine対応のメーカー明記を確認できた1台。約130gで持ち歩ける。
  • 家でTime Machineを回す定番なら → エレコム ELD-HTV040UBK(約24,800円・4TB据え置き)。2TBポータブルとの差は3千円弱で、容量は2倍になる。エレコムの仕様に書かれたmacOSは12 Montereyまで。
  • 少し上を長く使うなら → WD My Book(約36,649円・4TB据え置き)。メーカー保証3年は9台で最も長く、AES 256ビットのハードウェア暗号化に対応する。
I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)
1I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)約24,980円(10月17日時点)

9台の最安。約130gの薄型で、今回参照した資料でTime Machine対応のメーカー明記を確認できた1台。保証は1年。

こんな人に:予算を抑えるなら

エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)
2エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)約22,752円(10月17日時点)

4TB据え置きの最安で、2TBポータブルとの差は3千円弱。約730g、ファンレス。ACアダプタで動くので家に置きっぱなしにする。

こんな人に:家でTime Machineを回す定番なら

WD My Book(4TB)
4WD My Book(4TB)約28,580円(10月17日時点)

メーカー保証3年は9台で最も長く、AES 256ビットのハードウェア暗号化とパスワード保護に対応する。約1,000gの縦置き型。

こんな人に:少し上を長く使うなら

総合製品名価格安さ1TBあたりの安さMac対応の明記保証価格の目安1TBあたり容量Mac対応の記載保証タイプ接続給電重さ
14.00I-O DATA HDPX-UTS2SAmazon価格を見る—Yahoo!¥24,9805.03.05.03.0約22,112円約11,056円2TBTime Machine対応を明記1年ポータブルUSB3.2 Gen1USBバスパワー約130g
23.95エレコム ELD-HTV040UBKAmazon価格を見る楽天市場¥24,800Yahoo!¥22,7524.55.03.03.0約24,800円約6,200円4TBMac対応を明記(macOS 10.14〜12)1年据え置きUSB3.2 Gen1ACアダプタ約730g
43.43WD My BookAmazon価格を見る楽天市場¥36,649Yahoo!¥28,5801.03.55.05.0約36,649円約9,162円4TBTime Machine対応を明記3年据え置きUSB3.0ACアダプタ約1,000g

用途別の3選

用途別に選ぶ外付けHDDを置く机

9台の中から、写真・動画・実験データの置き場所とTime Machineの保存先、という学生の条件で3つに絞る。

  • 一番安く、Time Machine対応を公式に確認したい → I-O DATA HDPX-UTS2S(2万円台前半・2TBポータブル)。今回比較した9台で最安。約130gの薄型で、2TBポータブルでTime Machine対応のメーカー明記を確認できたのはこの1台。耐衝撃の数値が確認できなかった点と、保証が1年な点だけ割り切る。
  • 家の机でTime Machineを回す → エレコム ELD-HTV040UBK(2万円台半ば・4TB据え置き)。4TBで最安、約730g、ファンレス。ACアダプタは要るが、置きっぱなしなら挿したままでいい。2TBポータブルと近い価格帯で4TBになる。
  • 持ち歩く前提で、保証も欲しい → WD Elements Portable(2万円台後半・2TBポータブル)。約131.5gで、メーカー2年保証が付く。初期フォーマットがWindows向けなので、届いたらAPFSに初期化してからTime Machineに使う。
I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)
1I-O DATA HDPX-UTS2S(2TB)約24,980円(10月17日時点)

今回比較した9台で最安。約130gの薄型で、2TBポータブルでTime Machine対応のメーカー明記を確認できたのはこの1台。耐衝撃の数値が確認できなかった点と、保証が1年な点だけ割り切る。

こんな人に:一番安く、Time Machine対応を公式に確認したい

エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)
2エレコム ELD-HTV040UBK(4TB)約22,752円(10月17日時点)

4TBで最安、約730g、ファンレス。ACアダプタは要るが、置きっぱなしなら挿したままでいい。2TBポータブルと近い価格帯で4TBになる。

こんな人に:家の机でTime Machineを回す

WD Elements Portable(2TB)
6WD Elements Portable(2TB)約26,896円(10月17日時点)

約131.5gで、メーカー2年保証が付く。初期フォーマットがWindows向けなので、届いたらAPFSに初期化してからTime Machineに使う。

こんな人に:持ち歩く前提で、保証も欲しい

3つとも、Time Machineに使うなら最初にディスクユーティリティでAPFSに初期化する。Windowsともファイルをやり取りするならexFATだが、その場合はTime Machineの保存先にできない。

転送中に動かさない、原本はクラウドか別のドライブにも置く、の2つを守れば、HDDは容量あたりの値段で選ぶ人に手頃なバックアップ先になる。SSDが要る使い方かどうか迷っているなら、外付けSSDのおすすめと見比べてから決めてほしい。

よくある質問

外付けHDDと外付けSSD、大学生はどっちを買えばいい?

容量あたりの安さで選ぶならHDD、速さと衝撃への強さで選ぶならSSD。同じ容量なら、容量あたりの値段はHDDのほうがSSDより安い。写真・動画・実験データをまとめて保存したい、Time Machineのバックアップ先にしたい、という用途ならHDD。毎日バッグに入れて持ち歩く、読み書きの速さが要る、という用途ならSSDが向く。

ポータブル型と据え置き型の違いは?

電源の取り方が違う。今回比較したポータブル5台はUSBバスパワーで動き、ACアダプタが要らない。重さは130〜210g、容量は5台とも2TB。据え置き型はACアダプタが必須で、今回の4台は約730g〜1kg、容量は4TBで、自宅の机に置きっぱなしにする前提。Time Machineの保存先として家で使うだけなら、2TBポータブルと近い価格帯で4TBの据え置き型を選べる。

MacのTime Machineに使うなら、どのフォーマットにする?

Time Machine専用にするならAPFSで初期化する。いまのMac(macOS 11 Big Sur以降)で新しくバックアップ先を作るなら、HDDでもAPFSを選べばいい。昔の形式(Mac OS拡張・HFS+)で前から使っているバックアップは、そのまま使い続けられる。WindowsとMacの両方で読み書きするファイル置き場にするならexFATだが、exFATはTime Machineの保存先に選べない。Time Machine専用ならAPFS、両OSで共用するファイル置き場ならexFAT、と用途で分ける。

外付けHDDは持ち歩いても大丈夫?

動作中に動かさなければ持ち歩ける。HDDは内部で磁気ディスクを高速回転させ、ヘッドを動かして読み書きする機械式の部品を持つ。読み書き中に落としたり強い振動を与えたりすると、ヘッドがディスク面に触れてデータが読めなくなることがある。転送中はカバンに入れない、歩きながら・電車の中でアクセスしない、が基本。大事なデータは、3つ持ち、2種類の媒体に分け、1つは別の場所に置く「3-2-1バックアップ」の考え方で守る。

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