大学生におすすめの静音マウス10選!【2026年10月版】

講義で使って、図書館に持ち込んで、たまにカフェ。ノートPCと一緒にカバンに入れるマウスは、家の机で使うマウスと選び方が違う。
軽くて、静かで、WindowsとMacの両方で使えてレシーバーなしで繋がるかどうか。この3つでほぼ決まる。
結論 持ち歩きマウスはBluetoothと静音を必須にして、軽さは公称70g前後を目安に絞る。安い順に、ELECOM 抗菌/静音 Sサイズ(1,500円台・約59g)、Logicool M240 Silent(2千円台・73.8g)、Nakabayashi digio2 静音マルチOSマウス(3千円台・約67g、電池含まず)の3台があれば、大学生の使い方はほぼ全部カバーできる。
価格は2026年9月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格をご確認ください。本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。
目次 / INDEX
有線・Bluetooth・レシーバー、どれを選ぶか
売り場で最初に詰まるのがここ。無線マウスには2種類あって、同じ「ワイヤレス」と書いてあっても中身が違う。
| 方式 | PC側に必要なもの | 持ち歩きでの弱点 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| Bluetooth | 何も要らない | 機種によって再接続に数秒かかる | 毎日カバンに出し入れする人 |
| 2.4GHzレシーバー | USB-Aポート1つ | レシーバーを置き忘れると使えない。USB-CだけのPCは変換が要る | 家の机から動かさない人 |
| 有線 | 製品によってUSB-AかUSB-Cのポート1つ | ケーブルがカバンで絡む。USB-A製品はUSB-CだけのPCで変換が要る。電池は不要 | 1,000円前後で済ませたい人 |
大学生の持ち歩きならBluetoothを第一候補にするとよい。レシーバー式は接続が安定しやすいという利点があるけど、その代わりにUSB-Aの口を1つ塞ぐ。
筆者のMacBook ProにはUSB-Aがないので、レシーバー式を使うならハブを経由することになり、それだけでカバンの中身が1つ増える。薄いWindowsノートも最近はUSB-Cだけの機種が多い。
もう1つ、レシーバーは小さい。机に挿しっぱなしで家を出て、講義室で気づく。この事故が起きないのがBluetoothの一番の利点だ。
有線は選択肢から外していない。1,000円前後の有線マウスで済ませている大学生は一定数いるし、電池切れも接続切れもない。ただ、この記事は「持ち歩いて静か」が軸なので、以下の10台は全部無線にした。
家の机に据え置いて手首の負担を減らしたいなら、本体を動かさずに操作するトラックボールの選び方と8製品の比較のほうが合う。
そもそもマウスが要るかどうかで迷っている人は、先にこっちを読んでから戻ってきてほしい。
関連記事 大学生にマウスは必要か。要否の判断基準 トラックパッドで困っていない人は基本要らない。要る人の4条件から。 読む →静音マウスは「無音」ではない
期待値を先に合わせておきたい。メーカーの静音表記は「従来モデル比でクリック音を約90%軽減」のような相対値が中心だ。
ロジクールのSilentTouchは約90%軽減の数値を出しているが、エレコムのサイレントスイッチなど他社は「静音設計」といった表記にとどまる。無音を謳う製品は、今回調べた範囲では1つもなかった。
押した感触は残るように作ってあるので、小さな作動音も残る。完全な無音ではない。図書館や講義中のカチカチ音を大きく減らせる、というのがメーカーの表記から言える範囲で、それだけ分かっていれば買ってから落胆しない。
今回の10台は全機が静音仕様だ。ロジクールの3機種は「約90%軽減」の公称値があり、他は「静音設計」「サイレントスイッチ」の表記のみで数値は出ていない。表では公称値がある機種だけ数字を入れた。
持ち運びの目安は70g以下・奥行11cm以下
重さと大きさは数字で決められる。サンワダイレクトが持ち運び用マウスの基準として出しているのが重量70g以下・奥行11cm以下で、今回もこれを目安にした。
10台の公称重量は52gから101.4gまで幅がある。公称52〜70gの5台が軽量帯で、ただしそのうち2台は電池を含まない数字。
73〜81gの3台はもう少し存在感がある。100g前後の2台(Signature M650とMX Anywhere 3S)は握り心地と機能を優先した設計で、持ち歩きの軸では不利になる。
注意点が1つ。BUFFALO・ナカバヤシ・ELECOM EX-Gの重量は「電池含まず」の公称値なので、単3や単4を入れると実際はもう少し重くなる。
充電式のサンワとイーサプライは約52g・約55gの公称値だけで、電池を含むかどうかの条件は確認できなかった。同じ公称重量でも条件が違うことは頭に入れておいてほしい。
10台の比較表
筆者が手元で使っているのはゲーミング向けのLogicool G703で、静音モデルではない。ここに並べた10台は自分で使ったわけではなく、メーカー公式と楽天の商品ページで確認できた仕様から比べている。
総合点は安さ・軽さ・奥行の短さ・Bluetooth接続・ボタン数で付けた。価格は楽天の商品ページで確認した新品の税込目安。表は総合点の高い順に並べた。
| 総合 | 製品名 | 価格 | 安さ | 軽さ | 奥行の短さ | Bluetooth接続 | ボタン数 | 重さ | 幅×奥行×高さ | 接続 | ボタン | 電源 | 静音 | iPad/スマホ対応(確認できた公称) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.63 | ELECOM 抗菌/静音 Sサイズ | Amazon価格を見る | 楽天市場¥1,550 | Yahoo!¥1,550 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 2.5 | 約59g(電池込み) | 52.7×92.1×36.4mm | Bluetooth 5.0 | 3 | 電池 | 静音設計 | iPadOS/Android |
| 24.48 | SANWA SUPPLY 静音マルチOSマウス | Amazon価格を見る | 楽天市場¥3,487 | — | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 2.5 | 約52g | 53×84×32.5mm | Bluetooth | 3 | 充電式・連続約33時間 | 静音設計 | iPadOS/Android/ChromeOS |
| 34.35 | Nakabayashi digio2 静音マルチOSマウス | Amazon価格を見る | 楽天市場¥3,514 | — | 4.5 | 4.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 約67g(電池含まず) | 61×104×39mm | Bluetooth 5.0 | 5 | 電池 | 静音設計 | iPadOS/ChromeOS |
| 44.10 | esupply 薄型Bluetooth静音マウス | Amazon価格を見る | 楽天市場¥2,980 | — | 4.5 | 5.0 | 2.0 | 5.0 | 2.0 | 約55g | 58.1×119.2×17.4mm(OFF時) | Bluetooth 5.0 | 2+ホイール | 充電式 | 静音設計 | iPadOS/Android/ChromeOS |
| 53.98 | Logicool M240 Silent | Amazon価格を見る | 楽天市場¥2,460 | Yahoo!¥2,980 | 4.5 | 3.0 | 5.0 | 5.0 | 2.5 | 73.8g | 60×99×39mm | Bluetooth | 3 | 単3・約18ヶ月 | 約90%軽減 | iPadOS/Android/ChromeOS |
| 63.90 | BUFFALO BSMBW325 | Amazon価格を見る | — | Yahoo!¥1,581 | 5.0 | 4.0 | 4.0 | 2.0 | 4.0 | 約70g(電池含まず) | 76×107×39mm | 2.4GHzレシーバー | 5 | 電池 | 静音設計 | − |
| 73.85 | ELECOM EX-G 静音Bluetooth | Amazon価格を見る | 楽天市場¥2,740 | Yahoo!¥3,430 | 4.5 | 2.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 約81g(電池含まず) | 73.8×109.6×40.8mm | Bluetooth | 5 | 単3 | 静音設計 | iPadOS/Android/ChromeOS |
| 83.73 | Logicool PEBBLE MOUSE 2 M350s | Amazon価格を見る | 楽天市場¥4,652 | Yahoo!¥3,927 | 4.0 | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 2.5 | 約76g | 58.7×106×26.6mm | Bluetooth | 3 | − | 約90%軽減 | iPadOS/Android |
| 93.45 | Logicool Signature M650 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥4,400 | Yahoo!¥4,400 | 4.0 | 1.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 約101.4g | 61×108.2×38.8mm | Bluetooth/Logi Bolt | 5 | 単3・最長24ヶ月(Bluetoothは最長20ヶ月) | 約90%軽減 | iPadOS/Android/ChromeOS |
| 102.70 | Logicool MX Anywhere 3S | Amazon価格を見る | 楽天市場¥12,000 | Yahoo!¥12,500 | 1.0 | 1.0 | 4.0 | 5.0 | 5.0 | 99g | 65×100.5×34.4mm | Bluetooth/Logi Bolt | 6 | − | 静音クリック | iPadOS/ChromeOS/Linux |
10台ともWindowsとMacの両方で使える。「iPad/スマホ対応」の列は、メーカーか商品ページでiPadOSやAndroidの明記を確認できたものだけ書いた。表の「−」は、メーカーや商品ページで数値を確認できなかった項目。
サイズは「幅×奥行×高さ」に揃えた。メーカーによって並び順が違うので、公式の数値を並べ替えている。
2千円未満
一番安い帯。ここで済むなら済ませていい。
1. ELECOM 抗菌/静音 Sサイズ
👍 良い点
- 今回の10台で最安
- 約59g・奥行92.1mmで70g以下のラインに余裕で入る
- Bluetooth 5.0でレシーバーもUSB-Aも要らない
- Windows/Mac/iPadOS/Androidの対応を公称
- 抗菌仕様で共用の机に置きやすい
👎 気になる点
- 3ボタンで戻る・進むボタンがない
- 電池式なので電池切れ時は交換が要る
- Sサイズなので手が大きい人には小さい
- 複数台切替(マルチペアリング)の記載がない
- 機能は最小限で細かい設定はできない
今回の最安で、約59g・奥行92.1mmの手のひらサイズ。Bluetooth 5.0でレシーバー不要、静音設計、WindowsとMacに加えてiPadOSとAndroidの対応も公称している。持ち歩き用の条件を全部満たして1,500円台なので、まずこれで足りるかを考えればいい。
こんな人に:とにかく安く、軽く、Bluetoothで済ませたい
2. BUFFALO BSMBW325
👍 良い点
- 5ボタンで2千円未満
- 約70g(電池含まず)で70gのラインちょうど
- レシーバー式で再ペアリングの手間が少ない
- DPI(カーソルの速さ)切替ボタン付き
- 静音設計でクリック音を抑えてある
👎 気になる点
- Bluetoothではないので本体側にUSB-Aポートが要る
- レシーバーを置き忘れると使えない
- USB-CだけのノートPCではハブか変換アダプタが要る
- 電池式で公称重量に電池は含まれない
- 奥行107mmで小型機ではない
戻る・進む付きの5ボタンで1,000円台後半という価格が強み。BUFFALOの公式ページでは「特定販売店向け」の商品とされている。ただし接続は2.4GHzレシーバー式で、Bluetoothではない。USB-Aポートのあるノートで、家の机から動かさない使い方なら安くて手堅い。持ち歩き前提ならレシーバーの管理が付いて回る。
こんな人に:USB-Aのあるノートで、5ボタンを安く手に入れたい
BSMBW325は「安くて5ボタン」を取るか「レシーバー不要」を取るかの分かれ目にある。講義室で使うなら、この差額の数百円でBluetooth機を選ぶほうが後悔しない。
2千円台
定番の入門機と、握り重視の1台、充電式の薄型が並ぶ帯。
3. Logicool M240 Silent
👍 良い点
- クリック音約90%軽減の公称値がある
- 単3電池1本で約18ヶ月動く
- 左右対称で利き手を選ばない
- 奥行99mmで小さめ
- Bluetoothでレシーバー不要
👎 気になる点
- 3ボタンで戻る・進むがない
- 73.8gで70gのラインをわずかに超える
- DPI変更に専用ソフトが要る
- 複数台切替の記載がない
- 充電式ではないので電池の買い置きが要る
ロジクールの静音Bluetoothマウスの入門機。クリック音を約90%軽減した公称値があり、単3電池1本で約18ヶ月と電池交換の頻度を抑えやすい。左右対称なので左利きでも使える。持ち歩きマウスで迷ったら、これを基準にして上下を見ればいい。
こんな人に:迷ったらこれ。静音の公称値と電池持ちで選びたい
4. ELECOM EX-G 静音Bluetooth
👍 良い点
- 5ボタンで戻る・進むが使える
- マルチペアリングで複数台を切り替えられる
- 静音設計
- 「握りの極み」形状のMサイズで手に沿う設計
- Bluetoothでレシーバー不要
👎 気になる点
- 約81g(電池含まず)で70gのラインを超える
- 奥行109.6mm・高さ40.8mmでかさばる
- ポーチなしでの携帯感は他の小型機に劣る
- Mサイズなので手が小さい人には大きめ
「握りの極み」のMサイズで、5ボタンとマルチペアリングが付いて2千円台。機能で見ると同じ帯のM240より上だが、約81g(電池含まず)・奥行109.6mmと一回り大きい。持ち歩きより、大学と家の両方でしっかり握って使いたい人向け。
こんな人に:5ボタンと複数台切替を安く、握り心地も捨てたくない
5. esupply 薄型Bluetooth静音マウス
👍 良い点
- 約55gで今回2番目に軽い
- 充電式で電池交換が要らない
- マルチペアリングで複数台切替
- 高さ17.4mm(OFF時)で10台でいちばん薄い
- Bluetooth 5.0でレシーバー不要
👎 気になる点
- 戻る・進むボタンがない
- 奥行119.2mmで10台でいちばん長い
- 充電切れは出先で電池交換できない
- 楽天1位は人気の指標で品質の保証ではない
- 大手メーカーに比べて公開されている情報が少ない
約55gの薄型で、充電式なので電池を持ち歩かなくていい。マルチペアリング対応で楽天のランキング1位の実績もある。本体は高さ17.4mm(OFF時)と10台でいちばん薄い一方、奥行は119.2mmで10台でいちばん長い。ボタンは左右とホイールだけ。
こんな人に:電池を買いたくない。薄くて軽ければボタンは少なくていい
3千円台
軽さの限界を攻めた1台と、5ボタンで公称70g以下(電池含まず)に収めた1台。
6. SANWA SUPPLY 静音マルチOSマウス
👍 良い点
- 約52gで今回の最軽量
- 奥行84mmでサイズ確認済みの中では最小
- 充電式で電池が要らない
- Windows/Mac/iPadOS/Android/ChromeOSの対応を公称
- 静音設計
👎 気になる点
- 3ボタンで戻る・進むがない
- 連続動作約33時間で、使い方によっては充電の管理が要る
- 充電切れ時に電池交換で逃げられない
- 小さすぎて手の大きい人は指先でつまむ持ち方になる
- DPI(カーソルの速さ)は1000で固定、切替の記載がない
約52gで今回の最軽量、奥行84mmはサイズを確認できた中で最小。充電式で、Windows/Mac/iPadOS/Android/ChromeOSの対応を公称している。本当に手のひらに収まるサイズなので、カバンに入れた重さで選ぶならこれ。代わりに連続動作は約33時間で、使う頻度によっては充電の管理が要る。
こんな人に:重さと大きさを最優先。3ボタンで足りる
7. Nakabayashi digio2 静音マルチOSマウス
👍 良い点
- 5ボタンで戻る・進むが使える
- 約67g(電池含まず)で70gのライン内
- 300万回耐久のスイッチ
- Bluetooth 5.0で、3台までマルチペアリングできる
- Windows/Mac/iPadOS/ChromeOSの対応を公称
👎 気になる点
- 電池式なので電池込みでは70gを超える可能性がある
- 奥行104mmで小型機ではない
- 対応OSの公称にAndroidがない
- ロジクールほど周辺情報が出回っていない
5ボタンで約67g(電池含まず)と、戻る・進むが欲しい人向けの中では一番軽い。Bluetooth 5.0で3台までマルチペアリングでき、300万回耐久のスイッチ、Windows/Mac/iPadOS/ChromeOSの対応公称。突出した数字はないけど、持ち歩きと5ボタンを両立させた地味に強い1台。
こんな人に:戻る・進むボタンが欲しい。でも重いのは嫌
4千円以上
デザインと機能で選ぶ帯。ここから上は「持ち歩き」だけが理由なら要らない。
8. Logicool Signature M650
👍 良い点
- BluetoothとLogi Boltの両方に対応
- 5ボタンで戻る・進むが使える
- 単3電池で最長24ヶ月(Logi Bolt使用時。Bluetoothでは最長20ヶ月)
- スクロールの高速化機能付き
- 通常サイズで長時間の作業向き
👎 気になる点
- 約101.4gで今回の最重量
- 奥行108.2mmで小型ではない
- 持ち歩きより据え置き向き
- 4千円台でこの記事の軸では割高
- 充電式ではない
通常サイズの5ボタンで、BluetoothとLogi Boltレシーバーの両方に対応。単3電池で最長24ヶ月(Logi Bolt使用時。Bluetoothでは最長20ヶ月)、スクロール高速化の機能も付く。長時間の作業には向くが約101.4gで今回の最重量なので、持ち歩きより家や図書館の決まった席で使う人向け。
こんな人に:家と図書館の据え置きで、しっかり握れる5ボタンが欲しい
9. Logicool PEBBLE MOUSE 2 M350s
👍 良い点
- 高さ26.6mmで、今回のロジクール4台ではもっとも薄い
- Easy-Switchで最大3台を切替
- クリック音約90%軽減の公称値
- Windows/Mac/iPadOS/Androidの対応を公称
- フラットな形でPCスリーブに収まる
👎 気になる点
- 3ボタンで戻る・進むがない
- 約76gで70gのラインを超える
- 4千円台で3ボタンは割高に感じやすい
- 薄いぶん握り込む形ではない
- カスタマイズ性は低め
高さ26.6mmの薄型で、Easy-Switchで最大3台を切り替えられる。クリック音約90%軽減の公称値もあり、Windows/Mac/iPadOS/Androidに対応。ノートPCとiPadを講義で並べて使う人なら、切替ボタン1つで両方を動かせるのは実用的。3ボタンなのは同価格帯では割り切りが要る。
こんな人に:PCとiPadを1つのマウスで切り替えたい
10. Logicool MX Anywhere 3S
👍 良い点
- 200〜8,000DPIの高精度センサー
- BluetoothとLogi Boltの両対応(Logi Boltレシーバーは別売)
- Windows/Mac/iPadOS/ChromeOS/Linuxの対応を公称
- 奥行100.5mmでフラッグシップにしては小さい
- 静音クリック
👎 気になる点
- 1万円超で他の9台と桁が違う
- 99gで70gのラインを超える
- 大学生の日常使いにはオーバースペック
- 価格差ほど携帯性は変わらない
- マウスとしては高額
200〜8,000DPIの高精度センサー、BluetoothとLogi Boltの両対応(レシーバーは別売)、Windows/Mac/iPadOS/ChromeOS/Linuxまで対応する持ち歩き用のフラッグシップ。性能は間違いなく上だが、1万円超の価格差が「持ち歩き」と「静音」に返ってくるわけではない。教材や本代に回したほうがいい人が大半だと思う。
こんな人に:予算に余裕があり、Win/Mac両方で高機能をフルに使う
MX Anywhere 3Sを載せたのは、上位機を知ったうえで下を選んでほしいから。Win/Mac両対応の高機能マウスが欲しいなら候補になるけど、この記事の軸で見ると、値段の差がそのまま持ち歩きの快適さに変わるわけではない。Mac専用で本気の1台を探すなら、MX Master 3SやMagic Trackpadまで比べた別記事のほうが合っている。
関連記事 Macにおすすめのマウス。トラックパッド・トラックボールも選び方とランキングで比較 Mac専用・据え置き寄りの比較はこっち。MX Master 3S・Magic Trackpad・トラックボール。 読む →学生におすすめ3選
- 予算を抑えて5ボタンも欲しいなら → ELECOM EX-G 静音Bluetooth(約2,521円)。戻る・進むの5ボタンと複数台の切り替えが2千円台で付く。約81g(電池含まず)と大きめなので、持ち歩きより握り心地を取る人向け。
- ノートPCとiPadを並べて使うなら → Logicool PEBBLE MOUSE 2 M350s(約4,644円)。Easy-Switchで最大3台を切り替えられ、高さ26.6mmの薄型だ。クリック音約90%軽減の公称値もある。
- 1台を卒業まで使うつもりなら → Logicool MX Anywhere 3S(約12,500円)。200〜8,000DPIのセンサーで、Windows・Mac・iPadOS・ChromeOS・Linuxに対応する。値段は10台で一番高いが、OSを乗り換えても持ち越せる。
「握りの極み」のMサイズで、5ボタンとマルチペアリングが2千円台。約81g(電池含まず)・奥行109.6mmと一回り大きいので、持ち歩きより、しっかり握って使いたい人向け。
こんな人に:予算を抑えて、戻る・進むボタンも欲しい
高さ26.6mmの薄型で、Easy-Switchで最大3台を切り替えられる。クリック音約90%軽減の公称値があり、Windows/Mac/iPadOS/Androidに対応。ボタンは3つだけ。
こんな人に:ノートPCとiPadを1つのマウスで動かしたい
| 総合 | 製品名 | 価格 | 安さ | 軽さ | 奥行の短さ | Bluetooth接続 | ボタン数 | 重さ | 幅×奥行×高さ | 接続 | ボタン | 電源 | 静音 | iPad/スマホ対応(確認できた公称) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 73.85 | ELECOM EX-G 静音Bluetooth | Amazon価格を見る | 楽天市場¥2,740 | Yahoo!¥3,430 | 4.5 | 2.0 | 4.0 | 5.0 | 4.0 | 約81g(電池含まず) | 73.8×109.6×40.8mm | Bluetooth | 5 | 単3 | 静音設計 | iPadOS/Android/ChromeOS |
| 83.73 | Logicool PEBBLE MOUSE 2 M350s | Amazon価格を見る | 楽天市場¥4,652 | Yahoo!¥3,927 | 4.0 | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 2.5 | 約76g | 58.7×106×26.6mm | Bluetooth | 3 | − | 約90%軽減 | iPadOS/Android |
| 102.70 | Logicool MX Anywhere 3S | Amazon価格を見る | 楽天市場¥12,000 | Yahoo!¥12,500 | 1.0 | 1.0 | 4.0 | 5.0 | 5.0 | 99g | 65×100.5×34.4mm | Bluetooth/Logi Bolt | 6 | − | 静音クリック | iPadOS/ChromeOS/Linux |
用途別の3選
10台の中から、大学生の使い方で3つに絞る。5千円超はここに入れない。
- とにかく安く軽く → ELECOM 抗菌/静音 Sサイズ(1,500円台)。約59g、Bluetooth 5.0、静音、iPadにも繋がる。講義のスライド送りとブラウザとWordのような基本操作が中心なら候補にしやすい低価格機で、10台の中では一番安い。
- 迷ったら → Logicool M240 Silent(2千円台)。約90%軽減の公称値と、単3で約18ヶ月の電池持ち。左右対称で利き手も選ばない。73.8gと70gを少し超えるが、千円弱足すだけで「静音の根拠」と「電池交換の頻度を抑えやすい」が手に入る。
- 戻る・進むが欲しい → Nakabayashi digio2 静音マルチOSマウス(3千円台)。5ボタンで約67g(電池含まず)。今回比較した10台では、Bluetooth・5ボタンかつ公称70g以下なのはこれだけ。ただし重量は電池を含まない。ブラウザで戻るを多用する人には差額分の価値がある。
約59g、Bluetooth 5.0、静音、iPadにも繋がる。講義のスライド送りとブラウザとWordのような基本操作が中心なら候補にしやすい低価格機で、10台の中では一番安い。
こんな人に:とにかく安く軽く
約90%軽減の公称値と、単3で約18ヶ月の電池持ち。左右対称で利き手も選ばない。73.8gと70gを少し超えるが、千円弱足すだけで「静音の根拠」と「電池交換の頻度を抑えやすい」が手に入る。
こんな人に:迷ったら
3台とも接続はBluetoothで、レシーバーもUSB-Aも要らない。WindowsからMacに買い替えても、そのまま使える。
1つ補足。表の重さは「電池含まず」と「電池込み」が混ざっているので、購入前に商品ページの条件を見てほしい。67gと73.8gの差は、電池を入れた瞬間に逆転することがある。
よくある質問
大学生のマウスはBluetoothとレシーバー式のどっちがいい?
毎日カバンに出し入れするならBluetooth。レシーバーを挿す口が要らないので、USB-Cしかない薄いノートPCでもそのまま使えるし、レシーバーを部屋に置き忘れて使えなくなる事故もない。レシーバー式は再ペアリングの手間が少なく安定しやすいので、家の机から動かさない人向け。
静音マウスは本当に音がしない?
無音にはならない。各社とも「従来モデル比でクリック音を約90%軽減」のような相対値で表記していて、押した感触と小さな音は残る。図書館や講義中のカチカチ音を大きく減らせるが、完全な無音を期待すると当てが外れる。
持ち運んでも気にならない重さの目安は?
70g以下、奥行11cm以下が一つの目安。この記事の10台だと公称重量52〜70gの5台が重さの目安に入る。ただし、そのうち2台は電池を含まない数字で、イーサプライは奥行が11cmを超える。100gを超えるモデルは握り心地や機能を優先した設計なので、持ち歩きより据え置き向き。
安いマウスで十分?
講義のスライドを送る、ブラウザとWordを使う、くらいなら1,500円台のBluetooth静音マウスで足りる。戻る・進むボタンが欲しい人は3千円台、PCとiPadを頻繁に切り替える人は4千円台のEasy-Switch搭載機まで見ればいい。