マイクラ自宅サーバーの立て方【2026年10月版】Java・統合版

マイクラ自宅サーバーの立て方【2026年10月版】Java・統合版

余っているPCに公式の無料ソフトを入れれば、友達と遊ぶマイクラのサーバーは自宅に立てられる。やることは、ファイルを1つ落として設定を数行書き換える程度だ。

外の友達を招くときも、ルーターのポート開放はしない。招待制のVPNを使えば、家のネットワークを晒さずに一緒に遊べる。

かかるお金は、PCが手元にあれば電気代だけ。機種によって月100円台から1,300円台まで変わる。

目次 / INDEX

最初にJava版か統合版かを決める

どちらのサーバーを立てるかは、遊ぶメンバーの端末で決まる。マイクラにはJava版と統合版(Bedrock)があり、サーバーソフトも別々に配られている。公式のサーバーソフト単体では、1つのサーバーに両方の版は同居できない。

観点Java版サーバー統合版サーバー
サーバーソフトserver.jar(公式サイトで配布)Bedrock Dedicated Server(公式・Windows/Linux版)
入れるクライアントJava版(PC)のみスマホ・Windows版など(クロスプレイ)
動かすのに必要なものJava 25(26.3の場合)Javaは不要
既定ポート25565(TCP)19132(UDP)
MOD豊富(MODの主戦場)アドオン中心で限定的
サーバーを動かせるOSWindows・Mac・LinuxWindowsとUbuntuのみ(Mac版なし)

全員がPCでMODも遊びたいならJava版、スマホの友達がいるなら統合版になる。サーバー側のOSにも差があり、統合版のサーバーはMacでは動かない。

ゲーム機の友達がいるなら、ここは慎重に。Minecraft公式のダウンロードページには、Xbox・PlayStation・Switch(Switch 2を含む)も統合版のサーバーに参加できるとある(2026-09-26閲覧)。一方でMinecraft Wikiには、ゲーム機はサーバーのアドレスを直接入力できない場合があり、LANか特殊なDNS設定を使うしかないとある。

しかもゲーム機にはTailscaleのアプリがない。家の外にいるゲーム機の友達と確実に遊ぶなら、公式の有料サーバーRealmsを選ぶほうが早い。自宅サーバーで試すなら、まず同じ家のネットワークで入れるかを確かめてからにする。

用意するもの

機材は余ったPCかミニPC

サーバー用のPCは、遊ぶPCとは別に1台あると運用が楽だ。遊んでいる最中に再起動やアップデートが挟まらない。

機材向いている使い方気をつける点
余ったノート・デスクトップまず試す。初期費0円古いデスクトップは電気代が高い(月1,300円台)
ミニPC常時起動で長く続けるメモリを増設できる機種を選ぶ
ラズパイ少人数のJava版バニラCPUが非力。統合版のサーバーは動かない(公式はIntel・AMD系のCPU向けのみ)

これからミニPCを買うなら、メモリを増設できる機種にしておくと人数が増えても買い替えずに済む。確認する点はミニPCで自宅サーバーを作るにまとめた。

人数別のメモリの目安

何人まで遊べるかは、まずメモリで決まる(CPUの速さも効く)。コミュニティが運営するMinecraft Wikiは「4〜8人なら少なくとも2GB、大きいサーバーは4GB」、ホスティング業者は「2〜10人で4〜5GB」と書く。業者は余裕を持たせる傾向があるので、幅のある目安として見てほしい。

人数(MODなし)サーバーに割り当てるメモリ
2〜3人最低2GB
4〜10人2GBで動く。快適さを求めるなら4〜5GB
10〜20人4〜6GB
50人以上8〜16GB+CPUも強めに

MODや重いプラグインを入れると、同じ人数でも倍近く要る。PC本体のメモリは、割り当てる量にOSのぶんとして2GB以上足した量が要る。8GBのPCなら、4GBを割り当てるくらいがちょうどいい。

統合版のサーバーは、配布ページの動作条件にメモリ4GB・CPUはCore i3 3210かAMD A8 7600相当以上とある。同じページのよくある質問では、小さなサーバーならメモリ1GB以上としている(2026-09-26閲覧)。

回線は有線LANが安定する

サーバーのPCはWi-Fiより有線LANにつなぐほうが安定する。Minecraft Wikiは統合版のサーバーについて、10人ごとに上り5Mbps・下り10Mbpsを目安にしている。家の中だけで遊ぶなら、インターネット回線の速さは関係ない。

Java版サーバーの立て方(Windows)

2026年9月時点の最新はJava版26.3(9月15日公開)だ。手順はWindowsで書き、Macとの違いは節の最後にまとめた。

手順1 Java 25を入れる

Java版のサーバーは、Javaという土台のソフトの上で動く。いまの最新版(26.3)で遊ぶなら、入れるのはJava 25だけでいい。

ネットの古い解説には「Java 17を入れる」「Java 21を入れる」と書いてあるものがある。昔のマイクラ向けの話なので、無視していい。

  1. Adoptium(Eclipse Temurin)の配布ページを開く
  2. バージョン25(LTS)のWindows x64用インストーラー(.msi)を落とす
  3. インストーラーを実行する。途中の「PATHに追加」は有効のままにする
  4. コマンドプロンプトを開き、次を打つ
java -version

openjdk version "25.0.x" のように25で始まる番号が出ればいい。25の後ろの細かい番号は時期で変わるので、気にしなくていい。

次の表は、昔のバージョンのマイクラをわざと動かす人向けだ。最新版で遊ぶなら読み飛ばしていい。

Minecraftのバージョン必要なJava
26.1以降Java 25
1.20.5以降Java 21
1.18以降Java 17

手順2 server.jarを入手する

  1. サーバー用のフォルダを作る(例 C:\mcserver)
  2. minecraft.netの「Minecraft Server Download」ページを開く
  3. Java版のサーバーのリンクから落とす

リンクには minecraft_server.26.3.jar と書かれているが、保存されるファイル名は server.jar だ。大きさは26.3で約62MB。落としたら、手順1で作ったフォルダに移す。

手順3 初回起動とeula.txt

最初の起動は、利用規約に同意していないので途中で止まる。これは正常な動きだ。

  1. フォルダを開き、アドレス欄に cmd と打ってEnterを押す
  2. 開いた画面で次を実行する
java -jar server.jar nogui
  1. 止まったら、フォルダにできた eula.txt をメモ帳で開く
  2. eula=false を eula=true に書き換えて保存する

nogui を付けると、管理用の小さな画面を出さずにコマンドの画面だけで動く。eula=true は、MinecraftのEULA(利用規約)を読んで同意したという意味だ。

手順4 server.propertiesを設定する

初回起動で server.properties もできている。ワールドを作る前に、ここで主要な項目を決めておく。

max-players=8
difficulty=normal
white-list=true
enforce-whitelist=true
motd=Tomodachi Server
gamemode=survival
view-distance=10
simulation-distance=10
項目初期値変えるとどうなるか
max-players20同時に入れる人数の上限
difficultyeasypeaceful・easy・normal・hardから選ぶ
white-listtrueホワイトリストに載った人だけ入れる
enforce-whitelistfalsetrueなら、リストから外した人をその場で追い出す
motdA Minecraft Serverサーバー一覧に出る説明文
view-distance10描画の距離(チャンク数)。下げると軽くなる
simulation-distance10モブなどが動く範囲。下げると軽くなる

いまの版(26.3以降)は、white-listが最初からtrue(オン)になっている(Minecraft Wikiの更新履歴より)。そのままだと自分も入れないので、手順6で自分をホワイトリストに入れる。

古い解説にある pvp(プレイヤー同士の攻撃を許すか)の項目は、今の版の server.properties にはない。ゲームルールに移ったので、ゲーム内のコマンドで切り替える。

手順5 メモリを割り当てて起動用ファイルを作る

毎回コマンドを打つのは面倒なので、起動用のファイルを作る。フォルダの中にメモ帳で次を書き、start.bat という名前で保存する。保存のときに「ファイルの種類」を「すべてのファイル」にしないと、start.bat.txt になって動かない。

@echo off
java -Xmx4G -Xms4G -jar server.jar nogui
pause

-Xmx は使ってよいメモリの上限、-Xms は起動時に確保する量だ。minecraft.netのダウンロードページに載っている起動コマンドも4Gで、この例はそれに合わせた(2026-09-26閲覧)。4GBは目安なので、PCのメモリが8GBなら4G、16GBなら8Gまでを上限に数字を変える。

start.bat をダブルクリックすると、ワールドが作られてサーバーが立ち上がる。初回はWindowsのファイアウォールの確認が出るので、「OpenJDK Platform binary」の通信をプライベートネットワークで許可する。

手順6 同じ家のPCから入って確かめる

  1. サーバーの画面に次を打ち、自分をホワイトリストとop(管理者)に入れる
whitelist add 自分のプレイヤー名
op 自分のプレイヤー名
  1. マイクラ(Java版26.3)を起動し、「マルチプレイ」から「ダイレクト接続」を選ぶ
  2. サーバーと同じPCで遊ぶなら、アドレスに localhost と入れる
  3. 別のPCから入るなら、サーバーPCの内部IPを入れる

内部IPは、サーバーPCのコマンドプロンプトで ipconfig を打つと「IPv4 アドレス」の行に出る。192.168. で始まることが多い。クライアントとサーバーのバージョンがそろっていないと入れないので、ランチャーでも26.3を選ぶ。

止めるときは、サーバーの画面で stop と打つ。ウィンドウの×で閉じると保存が途中で切れることがある。

Macで立てる場合の違い

手順の流れは同じで、違うのは4か所だ。

  • Java:AdoptiumでmacOSのaarch64(Appleシリコン)用の.pkgを入れる
  • 起動用ファイル:start.bat の代わりに start.command を作る
  • 内部IP:「システム設定」の「ネットワーク」で、つないでいる回線の詳細を開くと出る
  • ファイアウォール:macOSのファイアウォールをオンにしているなら、「ネットワーク」の「ファイアウォール」の「オプション」でJavaの受信を許可する

start.command の中身は次のとおり。caffeinate -i を付けると、サーバーが動いているあいだMacがスリープしない。

#!/bin/sh
cd "$(dirname "$0")"
exec caffeinate -i java -Xmx4G -Xms4G -jar server.jar nogui

テキストエディットで作るときは、「フォーマット」メニューの「標準テキストにする」を選んでから保存する(リッチテキストのままだと動かない)。保存したら、ターミナルで chmod a+x start.command を実行してから、ダブルクリックで起動する。

統合版サーバーの立て方

統合版のサーバーソフトは、Bedrock Dedicated Server(BDS)という。動くのはWindows 10以降かUbuntu 22.04以降だ。配布ページにある最新版を落とせばいい(2026-09-26時点は1.26.52.3)。

入手して起動する

  1. minecraft.netの「Bedrock Dedicated Server」のページを開く
  2. Windows版(UbuntuならLinux版)のzipを落とす
  3. zipを空のフォルダ(例 C:\bedrock)に展開する
  4. bedrock_server.exe をダブルクリックする

Ubuntuでは、展開したフォルダで次を実行する。

LD_LIBRARY_PATH=. ./bedrock_server

Java版と違ってJavaもeula.txtもいらない。起動すると worlds フォルダにワールドが作られる。

設定ファイルを直す

設定は同じく server.properties で、項目名がJava版と少し違う。一度 stop で止めてから書き換える。

項目設定する値意味
server-name好きな名前LANで見える名前
max-players8など同時に入れる人数の上限
difficultynormalなど難易度
allow-listtrue(必ず)Java版のwhite-listに当たる。ホワイトリストの人だけ入れる
online-modetrue(変えない)Xbox(Microsoftアカウント)の認証を必須にする
server-port19132IPv4のポート(UDP)。ふつうは変えない

同梱されている初期値は、解説によって書いてあることが食い違う。だから表の値は、自分のファイルを開いて1行ずつ書き込んで確かめる。

特に allow-list=true は飛ばさない。外から入れるようにしたとき、ここがオフだとアドレスにたどり着いた人が誰でも入れてしまう。

入れる人は、サーバーの画面で allowlist add ゲーマータグ と打って追加する。ゲーマータグに空白があるときは " で囲む。

LAN内からつなぐ

初回の起動でWindowsのファイアウォールの確認が出たら、bedrock_server の通信をプライベートネットワークで許可する。同じ家のネットワークにいれば、サーバーは「遊ぶ」画面のLANのゲームとして出てくる。出てこないときは、サーバーの追加でアドレスにサーバーPCの内部IP、ポートに 19132 を入れる。

サーバーと同じPCで遊ぶ場合は、ループバック接続(自分自身への接続)を許可する設定が要るとMinecraft Wikiにある。別の端末から入るほうが手間は少ない。

外の友達を入れる方法(ポート開放はしない)

ポート開放を勧めない理由

立て方の解説の多くは「ルーターでポート25565を開放しましょう」で終わる。これは、家のネットワークにインターネットからの入口を開ける作業だ。

開けたポートは、世界中から自動でスキャンされる。Minecraft Wikiも、荒らしが公開IPを調べて弱いサーバーを探していると警告している。家庭ではポート開放以外の方法を選ぶほうがいい。

代わりの方法は2つある。どちらも自宅から外向きに接続を張るので、ルーターの受信ポートを開けずに済む。

方式入れる人友達の準備向いている相手
Tailscale(VPN型)共有した人だけTailscaleを入れてアカウント作成決まった数人の友達
playit.gg(トンネル型)インターネットの誰でも(ホワイトリストで絞る)なし友達に何も入れさせたくないとき

方式ごとの細かい違いはポートを開けずに外部アクセスするに書いた。

Tailscaleでサーバーだけを友達に共有する

Tailscaleは、自分の端末どうしを1つの仮想的なネットワークにまとめるサービスだ。個人向けのPersonalプランは無料で、マシンの共有(Share)も全プランで使える(2026-09-26閲覧)。

共有は、友達が自分のTailscaleアカウントで受け入れる仕組みだ。自分のネットワークにメンバーとして招くのとは別の機能なので、共有した友達はプランのユーザー数の上限に数えなくていい。

  1. サーバーPCにTailscaleを入れて、ログインする
  2. Tailscaleの管理画面の「Machines」で、サーバーPCの 100. で始まるIPを控える
  3. サーバーPCの行のメニューから「Share」を選ぶ
  4. 「Copy invite link」のタブで招待リンクを作り、友達に送る(使わないリンクは30日で切れる)
  5. 友達は自分のPCやスマホにTailscaleを入れ、リンクを開いて受け入れる
  6. 友達はマイクラのサーバーのアドレスに、控えておいた 100. で始まるIPを入れる

友達の側で同じIPがすでに使われていると、別のIPが割り当てられることがある。入れないときは、友達のTailscaleアプリに出るサーバーPCのIPを使ってもらう。

統合版の友達なら、アドレスに控えておいた 100. で始まるIP、ポートに 19132 を入れる。スマホのTailscaleアプリを入れておけば、スマホ版のマイクラからも入れる。

共有されたマシンは初期状態で隔離され、サーバーPCから友達の端末へは接続できない。友達のネットワークは守られる。

共有相手が使えるポートをマイクラだけに絞る

逆向きには注意が要る。Tailscaleの初期のアクセス設定は全部を許すので、共有した友達もサーバーPCの全ポートに届く。ファイル共有やリモートデスクトップを動かしているなら、それも友達から見える状態だ。

絞るには、Tailscaleの管理画面の「Access controls」でポリシーファイルを開く。初期状態の "src": ["*"] のルールは共有相手にも効くので、次のように書き換える。

"grants": [
  { "src": ["autogroup:member"], "dst": ["*"], "ip": ["*"] },
  { "src": ["autogroup:shared"], "dst": ["*"], "ip": ["tcp:25565", "udp:19132"] }
]

1行目は自分のアカウントの端末どうしを今までどおり全部つなぐルールだ。2行目で、共有を受け入れた人が使えるのはJava版の25565(TCP)と統合版の19132(UDP)だけになる。

ポリシーファイルの編集が不安なら、せめてサーバーPCのWindowsのファイアウォールで、使っていない受信を閉じておく。ファイル共有やリモートデスクトップを使っていなければ、オフにするのがいちばん確実だ。

playit.ggでトンネルを張る

playit.ggは、自宅のサーバーと外の友達のあいだを中継してくれるサービスだ。無料枠でもMinecraftのJava版と統合版を選べる。

  1. サーバーPCにplayit.ggのプログラムを入れて起動する
  2. 画面に出るリンクから、自分のアカウントにひも付ける
  3. トンネルを作り、種類で「Minecraft Java」か「Minecraft Bedrock」を選ぶ
  4. 発行されたアドレスを友達に送る

友達は何も入れずに入れるのが利点だ。そのかわり、発行されたアドレスはインターネットに公開されている。アドレスを教えていない人にも、スキャンで見つかって接続されることがある。

だから playit.gg を使うなら、Java版は white-list=true、統合版は allow-list=true を必ず有効にする。online-mode=true も変えない。特にJava版はこれがオフだと、名前を偽ってホワイトリストを抜けられてしまう。

運用で決めておくこと

ホワイトリストとop

ホワイトリストは、入れる人を名前で決めておく仕組みだ。Java版は次のコマンドで管理する。

whitelist add プレイヤー名
whitelist remove プレイヤー名
whitelist list
op プレイヤー名
deop プレイヤー名

opは、サーバーを止めたりクリエイティブにしたりできる管理者の権限だ。opは自分と信頼できる1〜2人までにしておく。opになった人は、ホワイトリストに載せなくても入れる。

常時起動の設定

友達がいつ入るか読めないなら、サーバーPCは24時間つけっぱなしになる。Windowsでは2つ設定する。

  1. 「設定」の「システム」にある電源の項目で、スリープを「なし」にする
  2. Win+R で shell:startup と打ち、開いたフォルダに start.bat のショートカットを置く

これでログインするたびにサーバーが立ち上がる。Windows Updateの再起動で止まることがあるので、更新の時間帯を夜中に寄せておくと困りにくい。

Java版には、誰もいなくなってから60秒でサーバーを一時停止する pause-when-empty-seconds という設定が初期値で入っている。自分で何もしなくても、人がいない時間のPCの負担を減らしてくれる。

バックアップはワールドのフォルダを丸ごと

ワールドは、Java版ならサーバーのフォルダの中の world、統合版なら worlds にある。このフォルダを別の場所に複製すればバックアップになる。

  1. サーバーの画面で stop を打って止める
  2. world フォルダを、外付けのドライブやクラウドのフォルダにコピーする
  3. フォルダ名に日付を付ける(例 world_2026-09-26)
  4. サーバーを起動し直す

止めずに取りたいときは、Java版なら save-off と save-all flush を打ってからコピーし、終わったら save-on で戻す。書き込みを止めてから複製するので、壊れたワールドを保存してしまう心配が減る。

アップデートのやり方

Java版は、新しいバージョンが出てもサーバー側が勝手には更新されない。友達のランチャーを古い版に合わせるか、サーバーを上げるかを選べる。

  1. バックアップを取る
  2. サーバーを止める
  3. 新しい server.jar を落として、古いものと差し替える
  4. 必要なJavaのバージョンが変わっていないか確かめる
  5. 起動する

一度新しい版で開いたワールドは、古い版に戻せない。だから手順1のバックアップは飛ばさない。

統合版は、クライアントが自動で更新されるのでサーバーも早めに合わせる必要がある。新しいBDSを別のフォルダに展開し、server.properties・allowlist.json・permissions.json・worlds などを古いフォルダからコピーして起動する。古いフォルダは、新しいほうが動くまで消さない。

電気代の目安

つけっぱなしの電気代は、次の式で出せる。導出と単価の確認方法は自宅サーバーの電気代に詳しく書いた。

月の電気代(円) = 消費電力(W) ÷ 1000 × 24時間 × 30日 × 1kWhあたりの単価(円)

単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(2026-09-25時点)を使った。実際の単価は契約プランで変わるので、検針票の従量単価に置き換えて読んでほしい。

機種クラス消費電力の目安月額年額
ラズパイなど小型ボード約5W約112円約1,340円
省電力ミニPC約10W約223円約2,680円
一般的なミニPC約20〜30W約446〜670円約5,360〜8,040円
古いデスクトップ約60W約1,339円約16,070円
GPU搭載機約100W〜約2,232円〜約26,780円〜

ラズパイと古いデスクトップでは約10倍違う。余ったデスクトップは初期費0円でも、月1,300円台がずっと続く。ラズパイを買うなら、電源やSDカードまでそろうセットをラズベリーパイ入門セット4選で比べている。

電気代を決めるのは、メモリの量より機種のクラスだ。遊んでいる時間はワールド生成やモブの処理でCPUが働き、表の値より上振れしやすい。正確に知りたければ、ワットチェッカーで実測する。

レンタルサーバーと比べる

ConoHa for GAMEのようなゲーム向けのレンタルサーバーを借りる手もある。料金は2026-09-26に公式の料金ページで見た税込の値だ。長期割引パスは申し込み時のキャンペーン価格で、契約期間が長いほど安い。

観点自宅サーバーレンタル(ConoHa for GAME等)
初期費ハード購入3〜10万円(手持ち機なら0円)ほぼ無料
月々の費用電気代のみ(機種で月約112〜1,339円)長期割引パスで2GBが月497〜680円・4GBが月1,015〜1,292円
手間Java・更新・バックアップを全部自分でMinecraftのテンプレートから立てられる。家のルーターは関係ない
短期でやめた場合買ったハード代は戻らない時間課金なら2GBが1時間3.7円。週末2日で約178円という公式の例がある

月々の金額だけなら自宅が安い。決め手はどのくらい続くかだ。

数か月で飽きるかもしれないなら、レンタルの短期プランで試すのが素直だ。手元に余ったPCがあるなら、まずそれで立てて1か月様子を見るのが一番損をしない。長く続ける前提の比較はVPSと自宅サーバーの3年比較にある。

よくあるトラブルと直し方

つながらない

まずは、同じPCから localhost で入れるかを確かめる。ここで入れなければサーバー側、入れればネットワーク側の問題だ。

  • サーバーが止まっている:画面に「Done」の行が出て、起動が終わっているか見る
  • ホワイトリストに入っていない:26.3は初期値でwhite-listがオン。whitelist add で追加する
  • バージョン違い:クライアントとサーバーを同じバージョンにそろえる
  • ファイアウォール:Windowsの「ファイアウォールによるアプリケーションの許可」でJavaを許可する
  • Tailscale経由のとき:サーバーPCと友達の端末が、両方ともTailscaleにつながっているか見る

Javaのバージョンが合わない

起動した直後に UnsupportedClassVersionError と出て止まるなら、Javaが古い。26.3にはJava 25が要る。

java -version で25が出ているのに同じエラーが出るなら、古いJavaが別に入っていて、そちらが呼ばれている。古いJavaを消すか、start.bat の java をJava 25のフルパスに書き換える。

eula.txtで止まる

eula.txt を直したのに毎回止まるなら、保存し忘れか、別のフォルダの eula.txt を開いている。server.jarと同じフォルダのファイルかを確かめる。

重い・カクつく

  1. view-distance と simulation-distance を10から6〜8に下げる
  2. -Xmx の値を上げる(PCのメモリに2GB以上の余裕を残す)
  3. サーバーのPCをWi-Fiから有線LANに替える

それでも重いなら、Paperのような軽量化されたサーバーソフトに替える手もある。人数やMODが増えて足りなくなったら、機材の見直しは自宅サーバーの始め方の考え方で進められる。

よくある質問

マイクラのサーバーを自宅に立てるのに必要なものは?

余っているPC(メモリ8GB以上が目安)と、公式が無料で配るサーバーソフトです。Java版は最新の26.3でJava 25が必要で、公式サイトからserver.jarを入手します。統合版はBedrock Dedicated ServerをWindowsかUbuntuで動かします(2026年9月時点)。

サーバーを立てたのに自分も入れません。なぜですか?

Java版のいまの版(26.3以降)は、最初からホワイトリストがオンで、登録した人しか入れません(Minecraft Wikiで確認)。サーバーの画面で whitelist add 自分のプレイヤー名 か op 自分のプレイヤー名 を実行すると入れます。ほかに、Javaやクライアントのバージョン違い、Windowsのファイアウォールもよくある原因です。

外の友達と遊ぶにはポート開放が必要ですか?

必要ありません。家庭ではポート開放を勧めません。Tailscale(個人向けは無料)でサーバーPCを友達に共有するか、playit.ggのようなトンネル型サービスを使えば、ルーターの受信ポートを開けずに接続できます。どちらの場合もホワイトリストで招待制にしておきます。

Switchの友達も自宅サーバーに入れますか?

公式のダウンロードページには、Xbox・PlayStation・Switchからも同じIPアドレスとポートで参加できると書かれています。一方でMinecraft Wikiには、ゲーム機は任意のサーバーのアドレスを直接入力できず、LANか特殊なDNS設定を使うしかないとあり、情報が食い違っています。ゲーム機の友達と確実に遊ぶなら、公式の有料サーバーRealmsが安全です。

自宅サーバーの電気代は月いくらですか?

単価31円/kWh・24時間30日の試算で、ラズパイ(約5W)は月約112円、省電力ミニPC(約10W)は約223円、一般的なミニPC(20〜30W)は約446〜670円、古いデスクトップ(約60W)は約1,339円です。同じ用途でも機種選びで約10倍変わります。

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