LANケーブルのおすすめ9選!カテゴリの違いとCat6Aで足りる理由【2026年10月版】

LANケーブルの売り場にはCat5eからCat8まで並び、数字が大きいほど速そうに見える。けれど速さの上限を決めているのは、ケーブルよりも回線とつなぐ機器のほうだ。
結論 新しく買うならCat6AのUTP(シールドなし)で足りる。速さの上限は回線・ルーター・PCのLANポートの速度で、ポートが1Gbpsなら1Gbpsで頭打ちになる。RJ45付きの「Cat7」は規格上のCat7ではない。ツメを二重に守るならエレコム LD-GPAT/BU20(約700円)、最安ならLD-GPA/BU2(約495円)、ドアの下を通すならフラットのLD-GFAT/BM20(約807円)。
価格は2026年10月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。
目次 / INDEX
LANケーブルのカテゴリの違い
LANケーブルの「カテゴリ」は、どれだけ高い周波数の信号まで通せるかの等級だ。通せる周波数の幅(伝送帯域)が広いほど、速い通信規格に対応できる。
業界団体のJEITAがまとめた表と、メーカーの対応表記を並べると次のようになる。
| カテゴリ | 伝送帯域 | 通せる速さ(メーカー表記など) | 一人暮らしでの扱い |
|---|---|---|---|
| Cat5e | 100MHz | 1000BASE-T(1Gbps)、2.5G/5GBASE-T | 1Gbpsまでなら足りる |
| Cat6 | 250MHz | 1Gbps(エレコム表記)。10GBASE-Tは規格上55mまで | 1Gbpsなら足りる。価格はCat6Aとほぼ同じ |
| Cat6A | 500MHz | 10Gbps(10GBASE-T・100mまで) | 10Gbpsの回線まで対応。新しく買うならこれ |
| Cat7 | 600MHz | 規格上のコネクタはRJ45ではない | RJ45付きの「Cat7」はCat7の性能を満たさない |
| Cat8 | 2,000MHz | データセンター向けの正規の規格 | 一人暮らしの回線では使い切れない |
筆者はこの記事の9本を使い比べたわけではない。JEITAの資料とメーカー公式の仕様を並べて比べた調査記事だ。
1Gbpsの環境でもCat6Aを選ぶ理由
回線が1Gbps契約で、ルーターのLANポートも1Gbpsなら、Cat5eやCat6でも規格上は足りる。それでもCat6Aを勧めるのは、値段がほとんど変わらないからだ。
この記事で比べたCat6Aの2mは、安いものなら楽天で約495〜700円で買える。エレコムのCat6(LD-GPT/BK2/RS)の2mは楽天のある店で838円で、むしろCat6Aより高かった。
10Gbpsの回線に乗り換えるときも、Cat6Aならケーブルはそのまま使える。NTT東日本はフレッツ 光クロスの案内で「LANポートが10GBASE-TかつLANケーブルがカテゴリ6a以上のLAN環境を推奨」と書いている。
速さの上限は回線・ルーター・PCのポートで決まる
ケーブルだけ上のカテゴリにしても、通り道のいちばん遅い所で速度が止まる。バッファローもCat7ケーブルの商品ページで「ギガビット接続については、接続する他の機器・ケーブルが全てギガビットに対応する必要があります」と注記している。
一人暮らしの有線LANは、ONU(光回線の終端装置)から、ルーター、ケーブル、PCの順につながる。このうち1つでも1Gbpsなら、通信は1Gbpsで頭打ちだ。
- 回線契約:1Gbpsか10Gbpsか(縛りなしで選ぶ一人暮らしのネット回線6選で契約ごとの速さを比べた)
- ルーターのLANポート:1Gbpsか2.5Gbps・10Gbpsか
- PCのLANポート:ノートPCは付いていない機種も多く、USB-CハブのLAN端子を使うことになる
大学生におすすめのWi-Fiルーター10選で取り上げた機種も、有線ポートは1Gbpsまでのものが多い。10Gbpsの回線を引いても、そのルーターにつなぐ限りは1Gbpsが上限になる。
ノートPCでつなぐ場合は、ハブのLAN端子が上限を決める。大学生におすすめのUSB-Cハブ7選に載せたハブのLAN端子も、ギガビット(1Gbps)か2.5GbE(最大2.5Gbps)だ。
RJ45付きの「Cat7」が規格上のCat7ではない理由
通販では「Cat7」と書かれたLANケーブルがCat6Aより上位に並び、比較サイトのランキングで1位になっていることもある。ただ、家庭のルーターやPCの差し込み口(RJ45)に挿せる形のCat7は、規格上のCat7の性能を満たさない。理由は次の4つだ。
- コネクタの形が違う:JEITAは、Cat7の性能を満たすプラグは一般的にTERA・GG45・ARJ45だと書く。RJ45付きの「Cat.7」表記は「誤表記」と考えられるとしている
- 米国の規格にCat7がない:JEITAの表では、Cat7とCat7Aは国際規格のISO/IEC 11801(JIS X 5150)にだけあり、米国のANSI/TIAの欄は「-」になっている
- 売っているメーカーも認めている:バッファローはCat7ケーブルの商品ページで「カテゴリー7対応はケーブル部分のみです。本商品のプラグはRJ-45仕様です。」と書いている
- シールドが必須で太く硬い:パンドウイットによると、Cat7と7AはS/FTP構造でシールドする必要がある。窓の杜も、上のカテゴリほど「ケーブルは太く、硬くなっていく」と書いている
規格上のCat7で使うコネクタは、JEITAの資料では次の3種類だ。
| コネクタ | 規格 | RJ45との関係(JEITAの資料) |
|---|---|---|
| TERA | IEC 61076-3-104 | RJ45との互換性なし |
| GG45 | IEC 60603-7-7 | RJ45使用時は、Cat.7として使用できない |
| ARJ45 | IEC 61076-3-110 | RJ45との互換性なし |
家のRJ45の機器につなぐ限り、Cat7表記のケーブルはシールド付きのCat6A相当と考えるのが実態に近い。窓の杜も「規格上はカテゴリ6AのSTPケーブルと見る方がよい」と書いている。比較サイトのマイベストも、10Gbps環境の実測で「カテゴリーによる速度の違いはなかった」としている。
Cat8は正規の規格だが一人暮らしには要らない
Cat8は、Cat7と違ってTIAにもISOにもある正規の規格だ。JEITAの表でも伝送帯域は2,000MHzと、今回の表で最も広い。
ただしパンドウイットによると、Cat8は到達距離が最大30mと短く、使い道はデータセンターが中心だ。一人暮らしで契約する光回線は1Gbpsか10Gbpsが主流だ。10GbpsまでならCat6Aで対応できるので、Cat8を選んでも速さは変わらない。
シールド・形状・長さ・ツメの選び方
カテゴリをCat6Aに決めたら、残りは4つ。ケーブルの性能より、部屋の配線と抜き挿しの回数で決まる項目だ。
シールド付き(STP)は家庭では要らない
LANケーブルには、外からのノイズを防ぐ金属のシールドが入ったSTPと、入っていないUTPがある。パンドウイットは「LANケーブル自体がノイズ対策されているため、家庭で使用する場合はUTPケーブルで十分です」と書いている。家で使うなら、シールドなしのUTPを選べばいい。
シールド付きは太く硬くなりやすく、机まわりでは取り回しにくい。今回の9本も、シールドの有無を断定できない1本を除いてUTPと公式に書かれている。
丸・フラット・スリムの違い
LANケーブルの形は3種類ある。違いが出るのは、どこを通すかと導体(中の銅線)の太さだ。
- スタンダード(丸):導体が太めで、机まわりの配線向き。今回のエレコムは24AWG、サンワの単線は23AWG
- フラット:厚さ1.4〜1.5mmで、ドアのすき間やカーペットの下を通せる。AWGが公表されている2本は32AWGと細め
- スリム:直径3〜4mmで、デスク裏で目立たない。導体は28〜30AWG
AWGは導体の太さを表す単位で、数字が大きいほど細い。フラットやスリムもCat6A・500MHzと表記されていて、薄さや細さを取った分は導体の細さに出ている。
おすすめの使い分けは、ドアの下やカーペットの下を通す区間だけフラットにして、それ以外は丸を使う形だ。机の裏でケーブルをまとめるなら、デスクのケーブル整理グッズおすすめ8選でトレーやクリップの使い分けを書いた。
長さはルーターから机までを測って0.5〜1m足す
長さは、ルーターから机までを実際に測って、足りる最短に0.5〜1mを足した長さにする。ワンルームなら2m・3m・5mのどれかに収まることが多い。
長すぎると余りを束ねることになり、机の裏が散らかる。ONUとルーターの間は、回線業者やルーターに付属のケーブルがあることが多いので、買う前に付属品を確認したい。
横並びで比べられるよう、9本とも2mで揃えた。同じシリーズに3mや5mもあるが、型番の数字の付け方がメーカーで違うので、長さは商品ページで確かめてから買いたい。
ツメ折れ対策は3段階
LANケーブルの先の小さなツメは、引っかかって折れると差し込んでも抜けやすくなる。対策は3段階に分かれる。
- 対策なし:ツメも素材も通常のまま(今回はLD-GPASS/BU2)
- カバーで守る:ツメの上にプロテクターをかぶせる(LD-GPA/BU2、KB-FL6A-02W)
- ツメ自体が折れにくい:素材や形を変えてツメそのものを折れにくくする(バッファローの2本、エレコムのLD-GPAT・LD-GFAT、サンワのKB-T6ATS・KB-SL6AYS)
ノートPCに毎日挿して抜くなら、ツメ自体が折れにくいタイプが向く。据え置きのデスクトップで挿しっぱなしなら、カバー付きで足りる。
LANケーブル9本の比較表
9本ともCat6A・2m・伝送帯域500MHzで、規格上の速さは同じ。総合点は抜き挿しへの強さ・取り回しやすさ・安さで付けた。
| 総合 | 製品名 | 価格 | 抜き挿しへの強さ | 取り回しやすさ | 安さ | 形状 | 太さ・厚さ | 導体 | ツメ折れ対策 | 屈曲検査(自社検証) | シールド(公式表記) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.25 | バッファロー BSLS6ANU20WH | Amazon価格を見る | 楽天市場¥575 | Yahoo!¥575 | 5.0 | 3.0 | 4.5 | 丸 | 公称なし | 公称なし(ヨリ線) | 折れない新素材のツメ | 2,000回 | 仕様欄に記載なし |
| 23.85 | エレコム LD-GPAT/BU20 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥674 | Yahoo!¥700 | 4.0 | 3.0 | 4.5 | 丸 | 約6.5mm | 24AWG ヨリ線 | 折れにくい素材+カバー | 1,000回 | UTP |
| 33.70 | エレコム LD-GFAT/BM20 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥804 | Yahoo!¥807 | 4.0 | 4.0 | 3.0 | フラット | 厚さ約1.4mm | 32AWG ヨリ線 | 折れにくい素材+カバー | 1,000回 | UTP |
| 33.70 | サンワサプライ KB-SL6AYS-02W | Amazon価格を見る | 楽天市場¥1,275 | Yahoo!¥1,127 | 4.0 | 5.0 | 2.0 | スリム | 4mm | 28AWG | への字ラッチ | 公称なし | UTP |
| 53.65 | バッファロー BSLS6AFU20BK | Amazon価格を見る | 楽天市場¥1,401 | Yahoo!¥1,790 | 5.0 | 4.0 | 1.5 | フラット | 厚さ1.5mm | 公称なし(ヨリ線) | 折れない新素材のツメ | 2,000回 | UTP |
| 63.60 | エレコム LD-GPA/BU2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥500 | Yahoo!¥500 | 3.0 | 3.0 | 5.0 | 丸 | 約6.5mm | 24AWG ヨリ線 | カバー | 公称なし | UTP |
| 73.30 | サンワサプライ KB-FL6A-02W | Amazon価格を見る | 楽天市場¥964 | Yahoo!¥840 | 3.0 | 4.0 | 3.0 | フラット | 1.4×6.0mm | 32AWG より線 | カバー | 公称なし | UTP |
| 83.20 | サンワサプライ KB-T6ATS-02W | Amazon価格を見る | 楽天市場¥1,210 | Yahoo!¥1,571 | 5.0 | 2.0 | 2.0 | 丸 | 7.1mm | 23AWG 単線 | ツメが折れないコネクタ | 公称なし | UTP |
| 92.65 | エレコム LD-GPASS/BU2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥1,090 | Yahoo!¥625 | 1.0 | 5.0 | 2.5 | スリム | 約3.0mm | 30AWG ヨリ線 | なし | なし | UTP |
屈曲検査はどれも各社の自社検証で、条件が揃っていないので数字だけで優劣を決められない。
1位のBSLS6ANU20WHは、屈曲検査の回数がBSLS6AFU20BKと並んで最も多い。ケーブルの太さと導体のAWGは公式に書かれていない。2位のLD-GPAT/BU20は、ツメ自体が折れにくいダブル構造が約700円で付く。
9位のLD-GPASS/BU2は9本でいちばん細いものの、ツメ折れ対策が何も無い。細さを取るなら、約170円高いKB-SL6AYS-02Wがツメ折れ防止付きで代わりになる。
丸いスタンダードタイプ
机の上でルーターとPCをつなぐなら、ここから選べば足りる。AWGが公表されている3本は23〜24AWGで、フラットやスリムより導体が太い。
500〜700円台で買える3本
1. エレコム LD-GPA/BU2
👍 良い点
- 約495円で9本中の最安
- Cat6A・伝送帯域500MHzで10Gbps表記
- 導体が24AWGのヨリ線で太め
- ツメ折れ防止プロテクター付き
- 隣のポートに干渉しにくいスリムコネクター
👎 気になる点
- ツメそのものは折れない素材ではない
- 太さ約6.5mmで細いタイプより曲げにくい
- 屈曲検査の回数は公称なし
- ドアのすき間には通せない
- PoE(LANケーブルでの給電)は非対応
価格.comのLANケーブル人気ランキング(2026年10月5日更新)で1位だったエレコムのCat6A。約495円で、導体は24AWGのヨリ線と太め。ツメはプロテクターで守る方式で、ツメそのものは通常の素材だ。
こんな人に:1Gbpsでも10Gbpsでも、とにかく安く1本そろえたい
2. エレコム LD-GPAT/BU20
👍 良い点
- 折れにくい素材のツメとプロテクターのダブル構造
- 1,000回の屈曲検査に合格(エレコム検証)
- 24AWGのヨリ線で導体が太め
- 約700円で最安のLD-GPA/BU2との差は約200円
- シールドなしのUTP仕様で家庭向き
👎 気になる点
- 太さ約6.5mmで細いタイプより曲げにくい
- 公称の屈曲回数はバッファローの2,000回の半分(どちらも自社検証)
- 型番の「20」は2mで、20mの「200」と取り違えやすい
- ドアのすき間には通せない
- 比較表1位のBSLS6ANU20WH(約581円)より約100円高い
LD-GPA/BU2と同じ24AWG・太さ約6.5mmのCat6Aに、折れにくい素材のコネクターとツメ折れ防止プロテクターを重ねたダブル構造。エレコムの自社検証で1,000回の屈曲検査に合格している。LD-GPA/BU2との差は約200円だ。
こんな人に:ノートPCに毎日挿して抜く
3. バッファロー BSLS6ANU20WH
👍 良い点
- 180度曲げても折れない新素材のツメ
- 2,000回の屈曲検査に合格(バッファロー検証)
- ツメ自体が折れないタイプでは約581円と安い
- 9本の比較表で総合1位
- 持ちやすい傾斜付きのスリムコネクター
👎 気になる点
- ケーブルの太さが公式に書かれていない
- 導体のAWGが公式に書かれていない
- 保証は初期不良のみ
- シールドの有無が特長欄と仕様欄で書き方が違う
- ドアのすき間には通せない
180度曲げても折れない新素材のツメを使ったバッファローのCat6A。自社検証で2,000回の屈曲検査に合格していて、約581円。コネクターは持ちやすいよう傾斜をつけた形だ。
こんな人に:ツメ折れを気にせず、安く済ませたい
3本の差は、ツメの守り方と価格。挿しっぱなしならLD-GPA/BU2、毎日抜き挿しするならLD-GPAT/BU20かBSLS6ANU20WHになる。
BSLS6ANU20WHは、特長欄に「二重シールド」とドレインワイヤーの記載がある一方、仕様欄のケーブルタイプは「4対ストレートケーブル」でUTPともSTPとも書かれていない。シールドの有無は断定できないので、表でもそのままにした。
単線で導体が太いサンワサプライ
4. サンワサプライ KB-T6ATS-02W
👍 良い点
- 23AWGの単線で9本中もっとも太い導体
- ツメが折れないコネクタ
- 4対の線を十字の仕切りで分ける十字介在入り
- UTPと公式に明記
- 最小曲げ半径を公表している
👎 気になる点
- 約1,294円でLD-GPA/BU2の2倍以上
- 直径7.1mmで9本中もっとも太い
- 敷設時の最小曲げ半径が56.8mmで急に曲げられない
- 単線はヨリ線より硬く机の上で取り回しにくい
- 屈曲検査の回数は公称なし
導体が23AWGの単線で、9本の中でいちばん太い導体を使うサンワサプライのCat6A。ケーブル直径は7.1mmで、構造はUTPと公式に書かれている。ツメが折れないコネクタを採用している。
こんな人に:壁沿いに長く固定して、ほとんど動かさない配線に
単線は芯線1本ずつが1本の銅線でできていて、エレコムはヨリ線を「単線に比べてやわらかく、取り回しがしやすい」と説明している。2mを机の上で動かす使い方なら、ヨリ線の3本で足りる。
ドアの下を通すフラットタイプ
ルーターが廊下側や別の部屋にあって、ドアを閉めたまま配線したい場合はフラットを選ぶ。厚さは1.4〜1.5mmで、AWGが公表されている2本は導体が丸より細い。
1. エレコム LD-GFAT/BM20
👍 良い点
- 厚さ約1.4mmでドアのすき間を通せる
- ツメ折れ防止のダブル構造
- 1,000回の屈曲検査に合格(エレコム検証)
- 約807円でフラットの3本中の最安
- UTP仕様でCat6A・500MHz
👎 気になる点
- 導体が32AWGで丸タイプの24AWGより細い
- 十字介材なし
- 公称の屈曲回数はバッファローのフラットの半分
- 最小曲げ半径の公称なし
- 幅約6.4mmでサンワのKB-FL6A-02W(6.0mm)より幅広
厚さ約1.4mm・幅約6.4mmのフラットタイプで、カーペットの下やドアのすき間に通せる。ツメはLD-GPAT/BU20と同じダブル構造で、1,000回の屈曲検査に合格(エレコム検証)。導体は32AWGと細い。
こんな人に:ルーターが廊下側にあって、ドアの下を通したい
2. サンワサプライ KB-FL6A-02W
👍 良い点
- 1.4×6.0mmの薄いフラット
- 敷設時の最小曲げ半径11.2mmで小さく曲げられる
- ドアのすき間やカーペットの下を通せる
- ツメ折れ防止カバー付き
- UTPと公式に明記
👎 気になる点
- 導体が32AWGと細い
- 十字介在なし
- 公式の仕様でツメ折れ防止コネクタは「無」
- PoE非対応
- 約964円で同じフラットのエレコムより約150円高い
1.4×6.0mmのフラットで、敷設時の最小曲げ半径が11.2mmと小さく、壁沿いの直角に曲げやすいサンワサプライのCat6A。ツメは折れ防止カバーで守る方式だ。
こんな人に:壁沿いの角で小さく曲げて配線したい
3. バッファロー BSLS6AFU20BK
👍 良い点
- 厚さ1.5mmのフラット
- ツメの折れない新素材のコネクター
- 2,000回の屈曲検査に合格(バッファロー検証)
- 同シリーズの公式仕様でUTPと明記
- 毎日の抜き挿しでもツメ折れの心配が小さい
👎 気になる点
- 約1,401円でフラットの3本中もっとも高い
- 導体のAWGが公式に書かれていない
- ケーブルの幅が公式に書かれていない
- 楽天の出品は在庫が少なめの表示
- シリーズの発売は2012年9月と古い
厚さ1.5mmのフラットタイプに、ツメの折れない新素材を組み合わせたバッファローのCat6A。同シリーズの公式仕様にUTPと明記され、2,000回の屈曲検査に合格(バッファロー検証)。楽天では1,400円前後と、フラットの中では高い。
こんな人に:ドアの下を通しつつ、ツメ折れも防ぎたい
ドアの下を通すだけなら、約807円のLD-GFAT/BM20で足りる。壁沿いの角で小さく曲げたいならKB-FL6A-02W、ツメ折れの公称回数を取るならBSLS6AFU20BKになる。
デスク裏で目立たないスリムタイプ
デスクトップの裏やケーブルトレーの中を細く通すなら、直径3〜4mmのスリムが合う。2本の違いは、ツメ折れ対策があるかどうかだ。
1. サンワサプライ KB-SL6AYS-02W
👍 良い点
- 直径4mmの細さ
- ツメ折れ防止の「への字ラッチ」コネクタ
- 敷設時の最小曲げ半径12.0mmで小さく曲げられる
- 芯線を守るブーツ一体型コネクタ
- 延焼の原因になりにくい難燃素材
👎 気になる点
- 導体が28AWGで丸タイプより細い
- 約1,264円でLD-GPA/BU2の2倍以上
- 楽天の出品がスマホカバー専門店
- PoE非対応
- 屈曲検査の回数は公称なし
直径4mmの細いケーブルに、ツメ折れ防止の「への字ラッチ」コネクタを組み合わせたサンワサプライのCat6A。ケーブルの根元を守るブーツ一体型のスリムコネクタで、難燃素材を使っている。
こんな人に:細いケーブルで、ノートPCにも毎日挿したい
2. エレコム LD-GPASS/BU2
👍 良い点
- 直径約3.0mmで9本中もっとも細い
- Cat6A・500MHzで10Gbps表記
- シールドなしのUTP仕様
- ヨリ線でしなやか
- 狭い場所の配線向けとメーカーが明記
👎 気になる点
- ツメが折れない素材ではない
- ツメ折れ防止カバーもない
- 導体が30AWGと細い
- 十字介材なし
- ツメ折れ防止付きのKB-SL6AYS-02Wとの差が約170円
直径約3.0mmで9本中いちばん細いエレコムのCat6A。デスク裏や狭いすき間でも目立たない。ただし折れない素材のツメもツメ折れ防止カバーも、どちらも付いていない。
こんな人に:抜き挿しはほぼしない、据え置きPCの裏を細く配線したい
挿しっぱなしのデスクトップならLD-GPASS/BU2でもいいが、ノートPCで使うならKB-SL6AYS-02Wのほうが安心して抜き挿しできる。
学生におすすめ3選
LANケーブルは500円前後でCat6Aが買える。一人暮らしの部屋で使う前提で、予算と使い方で3本に分けた。
- とにかく安くなら → エレコム LD-GPA/BU2(約495円)。9本の最安で、導体は24AWGと太め。ルーターとPCの間に挿しっぱなしにするなら、これで足りる。
- 定番を1本なら → バッファロー BSLS6ANU20WH(約581円)。比較表1位で、180度曲げても折れない素材のツメを使う。最安との差は約90円。
- ノートPCに毎日挿して長く使うなら → サンワサプライ KB-SL6AYS-02W(約1,264円)。直径4mmの細いケーブルに、ツメ折れ防止の「への字ラッチ」とブーツ一体型のコネクタを組み合わせている。
9本の最安で、価格.comのLANケーブル人気ランキング(2026年10月5日更新)で1位だったCat6A。導体は24AWGのヨリ線と太め。ツメはプロテクターで守る方式だ。
こんな人に:予算を最小にして、挿しっぱなしの配線に使いたい
180度曲げても折れない新素材のツメを使ったCat6A。自社検証で2,000回の屈曲検査に合格している。最安のLD-GPA/BU2との差は約90円。
こんな人に:ツメ折れを気にせず、安い定番を1本そろえたい
| 総合 | 製品名 | 価格 | 抜き挿しへの強さ | 取り回しやすさ | 安さ | 形状 | 太さ・厚さ | 導体 | ツメ折れ対策 | 屈曲検査(自社検証) | シールド(公式表記) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.25 | バッファロー BSLS6ANU20WH | Amazon価格を見る | 楽天市場¥575 | Yahoo!¥575 | 5.0 | 3.0 | 4.5 | 丸 | 公称なし | 公称なし(ヨリ線) | 折れない新素材のツメ | 2,000回 | 仕様欄に記載なし |
| 33.70 | サンワサプライ KB-SL6AYS-02W | Amazon価格を見る | 楽天市場¥1,275 | Yahoo!¥1,127 | 4.0 | 5.0 | 2.0 | スリム | 4mm | 28AWG | への字ラッチ | 公称なし | UTP |
| 63.60 | エレコム LD-GPA/BU2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥500 | Yahoo!¥500 | 3.0 | 3.0 | 5.0 | 丸 | 約6.5mm | 24AWG ヨリ線 | カバー | 公称なし | UTP |
LANケーブルのおすすめ3選
3つとも約500〜800円に収まる。カテゴリは全部Cat6Aなので、10Gbpsの回線に乗り換えても買い直さずに済む。
- ツメを二重に守るなら → エレコム LD-GPAT/BU20(約700円)。ツメ自体が折れにくいダブル構造で、24AWGのヨリ線。ノートPCに毎日挿して抜く使い方でも、ツメ折れの心配が小さい。ツメの公称の屈曲回数と安さを取るなら、比較表1位のバッファロー BSLS6ANU20WH(約581円)でもいい。
- 最安で選ぶなら → エレコム LD-GPA/BU2(約495円)。価格.comの人気ランキング1位のCat6Aで、導体は24AWGと太め。ツメはプロテクターで守る方式なので、挿しっぱなしの配線に向く。
- ドアの下を通すなら → エレコム LD-GFAT/BM20(約807円)。厚さ約1.4mmのフラットで、ツメはダブル構造。導体は32AWGと細いので、ドアをまたぐ区間に絞って使いたい。
ツメ自体が折れにくいダブル構造で、24AWGのヨリ線。ノートPCに毎日挿して抜く使い方でも、ツメ折れの心配が小さい。ツメの公称の屈曲回数と安さを取るなら、比較表1位のバッファロー BSLS6ANU20WH(約581円)でもいい。
こんな人に:ツメを二重に守るなら
価格.comの人気ランキング1位のCat6Aで、導体は24AWGと太め。ツメはプロテクターで守る方式なので、挿しっぱなしの配線に向く。
こんな人に:最安で選ぶなら
出典(2026年10月5日時点)
- JEITA「LAN配線の疑問にお答えします」LAN配線技術セミナー2018(PDF)
- パンドウイット「Cat7およびCat7A 配線の問題点」
- パンドウイット「LANケーブルのシールドの効果は?STP/UTPどっちがいいの?」
- パンドウイット「家庭で使うLANケーブル選びには「Cat6」がおすすめ!」
- 窓の杜「なぜカテゴリ6Aを選ぶべき?」
- NTT東日本 フレッツ 光クロス
- マイベスト「LANケーブルのおすすめ人気ランキング」
- 価格.com LANケーブル 人気売れ筋ランキング
- バッファロー BSLS6ANU20WH
- バッファロー BSLS6AFU20BL(BSLS6AFU20BKの同シリーズ)
- バッファロー BSLS7NU20BL(Cat7表記の例)
- サンワサプライ KB-T6ATS-02W
- サンワサプライ KB-FL6A-02W
- サンワサプライ KB-SL6AYS-02W
- エレコム LD-GPA/BU2(エレコムダイレクトショップ)
- エレコム LD-GPAT/BU200(LD-GPAT/BU20の同シリーズ)
- エレコム LD-GFAT/BM20
- エレコム LD-GFAT/BM30(LD-GFAT/BM20の同シリーズ)
- エレコム LD-GPASS/BU2
- エレコム LD-GPT/BK15/RS(Cat6の仕様)
よくある質問
LANケーブルはCat6とCat6Aのどっちを買えばいい?
新しく買うならCat6A。1Gbpsの回線とポートならCat6でも規格上は足りるが、2mだとCat6Aも500〜700円台で買えて、Cat6との価格差はほとんどない。10Gbpsの回線に乗り換えたときも、Cat6Aならケーブルを買い直さずに済む。NTT東日本も10Gbpsで使うにはカテゴリ6a以上のケーブルを推奨している。
Cat7やCat8のほうが速いのでは?
家庭の機器につなぐ限り、速さは変わらない。速さの上限は回線契約とルーター・PCのLANポートで決まる。RJ45のプラグが付いた「Cat7」は、JEITAが誤表記と考えられると書いているとおり、規格上のCat7の性能を満たさない。Cat8は正規の規格だが、データセンター向けで一人暮らしの回線では使い切れない。
シールド付き(STP)のLANケーブルは必要?
家庭ではシールドなしのUTPで足りる。LANケーブルのメーカーであるパンドウイットも、LANケーブル自体がノイズ対策されているので家庭ではUTPケーブルで十分と書いている。シールド付きはケーブルが太く硬くなりやすく、机まわりでは取り回しにくい。