マルチエフェクター初心者おすすめ9選!安い機種から自宅練習・PC録音まで【2026年10月版】

マルチエフェクター初心者おすすめ9選!安い機種から自宅練習・PC録音まで【2026年10月版】

ギターを始めて、アパートでヘッドホンをつけて練習したい。それならアンプを買う前に、1万円前後のマルチエフェクターで足りる。

結論 電池でヘッドホン練習だけならZOOM G1 FOUR(約12,500円・単3×4本で約18時間)。ただしG1 FOUR / G1X FOURのUSBはMIDI専用でPCに録音できない。録音もするなら同じ1万5千円以下でVALETON GP-5(約12,100円・電池不可)かSonicake Pocket Master(約8,800円・内蔵電池で最大4時間・録音は16bit)。録音・電池・ペダルを1台で長く使うならBOSS GX-1(約33,000円)。

価格は2026年10月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。

目次 / INDEX

マルチエフェクターでできること

マルチエフェクターは、アンプの音色(アンプモデル)と歪みやリバーブなどのエフェクトを1台にまとめた箱だ。ギターを挿してヘッドホンをつなげば、アンプなしで音が出る。

今回の9台はすべてヘッドホン端子を持つので、アパートの夜でも練習できる。USBでPCにつなぎ、録音用のオーディオインターフェースになる機種も7台ある。

リズムを鳴らしてメトロノーム代わりにしたり、ルーパーで自分のバッキングを重ねたりする練習機能も多くの機種に入っている。ライブに持って行くなら、電池で動くかと重さが効く。

マイクで音を拾う管楽器は、ギター用とは入力の仕組みが違う。トランペットやサックスは管楽器のエフェクターおすすめ8選に分けた。

筆者はBOSS GX-100を愛用している。9台の比較は、商品ページとメーカー公式・取扱説明書の記載をもとにした。

マルチエフェクターの選び方

PCに録音できるかで選ぶ

見落としやすいのがここ。入門の定番ZOOM G1 FOUR / G1X FOURは、取扱説明書の仕様欄でUSBが「USB MIDI」となっていて、PCやスマホに音を録音できない。

このUSBは、パソコンのソフトGuitar Labでパッチを管理したりエフェクトを追加したりするためのもの。給電もできるが、音は通らない。

他の7台は、USBでつなぐとオーディオインターフェース(PCに音を入れる装置)になる。Sonicake Pocket Masterだけは16bit/44.1kHzで、G2 FOURは32bit、残りはUSB録音のビット数の記載を見つけられなかった。

製品PC録音出典の記載
ZOOM G1 FOUR / G1X FOUR不可取説「USB USB MIDI USB Micro-B」
Sonicake Pocket Master○公式「Sample Rate: 44.1kHz - Bit Depth: 16-bit」
VALETON GP-5○楽天「2イン2アウトのUSBオーディオインターフェース(Win / Mac / iOS / Androidに対応)」
VALETON GP-50○公式「2-in/2-out USB Audio, supporting re-amp」
ZOOM G2 FOUR○取説「USB2.0 Full Speed、44.1 kHz、32-bit、2in 2out」
BOSS GX-1○公式「PCやモバイル端末へ録音が可能なUSB Type-C端子」
Line 6 POD Express Guitar○楽天「USBオーディオ・インターフェイス:4-イン、4-アウト リアンプ可」
BOSS GX-100○公式「USBオーディオ・インターフェイス機能によるDAWへの録音」

すでにオーディオインターフェースを持っているなら、G1 FOURのOUTPUT(ライン/ヘッドホン兼用)をそこに挿す手がある。持っていない人が1台で済ませるなら、録音できる7台から選ぶ。

インターフェース側から考えるならオーディオインターフェースおすすめ13選、そもそも要るかはオーディオインターフェースは必要かにまとめてある。

電池で動くかで選ぶ

ライブや合わせ練習に持ち出すなら、コンセントが無くても動くかが効く。9台では約18時間から電池不可まで差がある。

  • 単3電池:ZOOM G1 FOUR / G1X FOUR(4本で約18時間・LCDバックライトOFF時)、BOSS GX-1(4本で約5時間・電池は付属)、Line 6 POD Express(3本・同梱。連続時間は非公表)
  • 内蔵バッテリー:Sonicake Pocket Master(リチウム1000mAh・最大4時間)、VALETON GP-50(1450mAh・DC 9VとUSBで充電・連続時間は非公表)
  • 電池不可:ZOOM G2 FOUR、VALETON GP-5、BOSS GX-100

電池が無い3台のうち、G2 FOURはUSBバスパワー、GP-5はUSB 5Vで動く。GX-100はACアダプターだけ。POD Expressは取扱説明書に「USBを介した電源供給ができない」とあり、電池か別売の9Vアダプターになる。

自宅練習だけなら電池は要らない。ACアダプターが別売の機種(G1 FOUR / G1X FOURのAD-16、GX-1のPSA-100S、POD Expressの9Vアダプター)は、その分も足して考える。

ヘッドホン端子の形で選ぶ

9台ともヘッドホンを挿せるが、端子の大きさと「アンプ用の出力と兼用か」が違う。

製品ヘッドホン端子出力と兼用か
ZOOM G1 FOUR / G1X FOUR標準兼用(OUTPUTが1つ)
Sonicake Pocket Master標準(1/4インチTRS)兼用
VALETON GP-5標準(1/4インチTRS)兼用
VALETON GP-50ミニ(1/8インチTRS)別(L/R出力とは別)
ZOOM G2 FOURミニ別(PHONES端子)
BOSS GX-1ミニ別(PHONES端子)
Line 6 POD Express Guitarミニ(3.5mm)別(ヘッドホン端子)
BOSS GX-100標準別(PHONES端子)

出力と兼用の4台は、アンプとヘッドホンを同時にはつなげない。練習はヘッドホン、ライブはアンプ、と挿し替える使い方になる。

ミニ端子の4台(GP-50・G2 FOUR・GX-1・POD Express)に標準プラグのヘッドホンを挿すには、変換プラグが要る。ヘッドホン側の選び方はDTM向けモニターヘッドホン10選に書いた。

練習機能(リズム・ルーパー)で選ぶ

リズムは、本体がドラムのパターンを鳴らす機能。ルーパーは、弾いたフレーズを録って繰り返す機能で、自分でバッキングを作って上に弾く練習に使う。

ZOOMの3台は68種類のリズムとルーパーを持ち、ルーパーはG1 FOUR / G1X FOURが最長30秒、G2 FOURがモノラルで最長80秒(ステレオで40秒)。Pocket Masterは99種類のドラムリズムとルーパー(秒数は非公表)、GP-50もドラムマシンとルーパーを持つ。

BOSS GX-1とGX-100のルーパーは38秒(モノ)・19秒(ステレオ)で、リズムは本体の公式ページに記載が無い。POD Expressはルーパー30秒で、リズムは取扱説明書・商品ページに記載が無い。VALETON GP-5は、リズムとルーパーを言い切れる記載が無かったので表では「−」にした。

音作りの幅と重さで選ぶ

アンプモデルは、実在のアンプの音色を真似た設定の数。エフェクト数と合わせて、作れる音の種類の目安になる。

多いのはBOSSの2台で、GX-1が23種類のAIRDプリアンプと146エフェクト、GX-100が32種類(ギター23・ベース9)と170エフェクト。同時に使えるブロック数はGX-100の15が9台で最多で、GX-1は8。

ZOOMはG1 FOUR / G1X FOURが13種類のアンプと65 / 71エフェクト(同時使用は最大5)、G2 FOURが22種類と79エフェクト(追加57種類を配信中)。Line 6 POD Expressは7種類と17エフェクトで最も少なく、ノブ中心の操作で数を絞った機種だ。

VALETONの2台はエフェクト100以上とあるが、アンプモデルの数は公式・商品ページに記載が無い。表では「非公表」にした。

重さは194g(Pocket Master)から3.5kg(GX-100)まで。500g以下はPocket Master・GP-5・G1 FOUR・POD Express・GP-50の5台。ペダルを内蔵するG1X FOUR(610g)・GX-1(1.2kg)・GX-100(3.5kg)とG2 FOUR(707g)は重い。

エフェクトを足で動かすなら、エクスプレッションペダルを内蔵するG1X FOUR・GX-1・GX-100の3台。G1X FOURはボリューム・ワウ・ピッチなどをペダルで操作できる。GP-50とPOD ExpressはEXP端子に外付けする。

BOSS GT-1は後継のGX-1へ

長く入門の定番だったBOSS GT-1には、2026年1月24日に実質の後継となるGX-1が出た。島村楽器はGX-1を「ロングセラー・モデルGT-1の実質の後継機」と書いている(GXシリーズなので厳密には違う、との注記つき)。

他のランキング記事にはGT-1がまだ載っているが、ここではGX-1を載せてGT-1を外した。GT-1の新品はまだ流通している。

9製品の比較表

総合点は、価格の手頃さ・PC録音・電池駆動・練習機能・音作りの幅・軽さの6つで付けた。

星の後ろに、商品ページと公式の数値をそのまま並べている。確かめられなかった値は「−」、公式・商品ページに無い値は「非公表」。

総合製品名価格価格の手頃さPC録音電池駆動練習機能音作りの幅軽さUSB録音電池リズムルーパーアンプモデルエフェクト数重さペダル内蔵ヘッドホン端子
14.23Sonicake Pocket Master(QME-10)Amazon価格を見る楽天市場¥8,800Yahoo!¥8,8005.03.53.54.54.05.0○ 16bit/44.1kHz内蔵1000mAh・最大4時間99あり(秒数非公表)20(ベース・アコギ用を含む)100以上194gなし標準(出力と兼用)
23.89VALETON GP-50Amazon価格を見る楽天市場¥19,800Yahoo!¥19,8003.54.53.54.53.54.0○ 2-in/2-out・リアンプ可内蔵1450mAh・時間非公表あり(ドラムマシン・本体のパターン数は非公表)あり(秒数非公表)非公表100以上430gなし(EXP端子あり)ミニ(出力と別)
33.64ZOOM G1 FOURAmazon価格を見る楽天市場¥12,500Yahoo!¥12,5004.51.05.04.53.04.5不可(USB MIDIのみ)単3×4・約18時間6830秒1365340gなし標準(出力と兼用)
43.46ZOOM G2 FOURAmazon価格を見る楽天市場¥20,000Yahoo!¥20,0003.54.51.05.03.53.0○ 2in 2out・32bit不可(AC/USBバスパワー)6880秒(モノ)・40秒(ステレオ)2279(追加57を配信中)707gなし(G2X FOURはあり)ミニ(出力と別)
53.42ZOOM G1X FOURAmazon価格を見る楽天市場¥14,900Yahoo!¥14,8994.01.05.04.53.03.5不可(USB MIDIのみ)単3×4・約18時間6830秒1371610gあり標準(出力と兼用)
63.35Line 6 POD Express GuitarAmazon価格を見る楽天市場¥33,000Yahoo!¥33,0002.55.03.53.02.04.5○ 4イン4アウト・リアンプ可単3×3・時間非公表非公表30秒717(ルーパー含む)350gなし(EXP/FS端子あり)ミニ(3.5mm・出力と別)
73.28BOSS GX-1—楽天市場¥33,000Yahoo!¥33,0002.53.54.03.04.52.0○ USB Type-C単3×4・約5時間非公表38秒(モノ)・19秒(ステレオ)231461.2kgありミニ(出力と別)
83.24VALETON GP-5Amazon価格を見る楽天市場¥12,100Yahoo!¥12,1004.54.01.01.03.55.0○ 2イン2アウト不可(DC 9V/USB 5V)−−非公表100以上237gなし標準(出力と兼用)
92.42BOSS GX-100Amazon価格を見る楽天市場¥69,000Yahoo!¥77,0001.03.51.03.05.01.0○ USBオーディオ不可(ACアダプター)非公表38秒(モノ)・19秒(ステレオ)32(ギター23・ベース9)1703.5kgあり標準(出力と別)

1位のPocket Masterは、約8,800円で内蔵電池・USB録音・99リズム・ルーパーがそろい、194gで最軽量。録音が16bitという弱みはあるが、1台で全部を試せる。

2位のGP-50は、内蔵充電池・2イン2アウトのUSB録音(リアンプ可)・ドラムマシン・ルーパーを430gにまとめた。電池の連続時間とアンプモデルの数が非公表なのが弱み。

3位のG1 FOURは録音ができない分を、電池約18時間と68リズム・30秒ルーパーで取り返した。録音しない人の定番として順当な位置になる。

GX-1とGX-100は音作りの幅では上位2つだが、GX-1は価格と重さ、GX-100は価格・電池・重さで点を落とした。

1万5千円以下で買えるマルチエフェクター

楽天の実売で8,800〜14,900円の4台。録音できるかと電池で動くかが1台ごとに入れ替わるので、先にどちらを取るか決めてから選ぶ。

1. Sonicake Pocket Master(QME-10)

Sonicake Pocket Master(QME-10)

👍 良い点

  • 楽天の価格で9台の最安(約8,800円)
  • 内蔵リチウム電池(1000mAh)で最大4時間、電源はUSB Type-C(DC 5V)
  • USBオーディオインターフェース機能で録音できる(16bit/44.1kHz)
  • 99種類のドラムリズムとルーパー
  • 194gで9台の最軽量

👎 気になる点

  • USB録音は16bit(G2 FOURは32bit)
  • 電池は最大4時間で、G1 FOURの約18時間より短い
  • ヘッドホン出力が標準の出力と兼用
  • ルーパーの最長秒数は非公表
  • アンプモデル20種類にはベース・アコースティック用が含まれる
Sonicake Pocket Master(QME-10)
1Sonicake Pocket Master(QME-10)約8,800円(10月17日時点)

内蔵リチウム電池(1000mAh)で最大4時間動き、電源はUSB Type-C(DC 5V)のコンパクト機。20種類のアンプモデル(ベース・アコースティック用を含む)と100以上のエフェクト、99種類のドラムリズム、ルーパーを持ち、USBで16bit/44.1kHzの録音ができる。194gで9台の最軽量。

こんな人に:1万円以下で、録音も電池もドラムも1台で試したい

8. VALETON GP-5

VALETON GP-5

👍 良い点

  • 約12,100円で2イン2アウトのUSB録音(Win / Mac / iOS / Android)
  • Bluetooth 5.0でオーディオ再生
  • NAMファイルを読み込める(SnapTone 50ファイル内蔵・最大80)
  • 237g・幅93.5mm×奥行42mm
  • 100以上のエフェクト

👎 気になる点

  • 電池で動かない(DC 9VかUSB 5V)
  • フットスイッチが1つ
  • アンプモデルの数が非公表
  • ヘッドホン出力が標準の出力と兼用
  • ペダル内蔵なしで、G1X FOURのようにワウを足で動かせない
VALETON GP-5
8VALETON GP-5約12,100円(10月17日時点)

幅93.5×奥行42×高さ52mm・237gのミニペダル。2イン2アウトのUSBオーディオインターフェースでWin / Mac / iOS / Androidに対応し、Bluetooth 5.0でオーディオを再生できる。NAM(アンプの音を取り込んだモデルのファイル)を読み込め、SnapToneを50ファイル内蔵。電源はDC 9VかUSB 5Vで、電池では動かない。

こんな人に:1万5千円以下でPC・スマホに録音したい。電池は要らない

3. ZOOM G1 FOUR

ZOOM G1 FOUR

👍 良い点

  • 単3アルカリ電池4本で約18時間(9台で最長)
  • 68種類のリズムパターンと最長30秒のルーパー
  • 最大5エフェクトを同時使用
  • 340g・156×130×42mm
  • USBバスパワーでも動く

👎 気になる点

  • USBはUSB MIDIのみでPC・スマホに録音できない
  • USB端子がMicro-B
  • ACアダプター(AD-16)は別売
  • パッチメモリーは50(ファクトリー/ユーザー兼用)
  • OUTPUTがライン/ヘッドホン兼用の1つで、アンプとヘッドホンを同時に挿せない
ZOOM G1 FOUR
3ZOOM G1 FOUR約12,500円(10月17日時点)

13種類のアンプ/キャビネットモデルと65エフェクトを持ち、最大5エフェクトを同時に使える入門の定番。単3アルカリ電池4本で約18時間動き、別売ACアダプター(AD-16)やUSBバスパワーでも動く。68種類のリズムと最長30秒のルーパーが付くが、USBはMIDI専用でPC録音はできない。

こんな人に:電池でヘッドホン練習。録音はしない、または別にオーディオインターフェースを持っている

5. ZOOM G1X FOUR

ZOOM G1X FOUR

👍 良い点

  • エクスプレッションペダル内蔵で約14,900円
  • 単3アルカリ電池4本で約18時間
  • 71エフェクト(G1 FOURより6種類多い)
  • 68種類のリズムと最長30秒のルーパー
  • USBバスパワーでも動く

👎 気になる点

  • USBはUSB MIDIのみでPC録音できない
  • 610gでG1 FOURの340gより重い
  • ACアダプター(AD-16)は別売
  • アンプモデルは13種類でG1 FOURと同じ
  • OUTPUTがライン/ヘッドホン兼用の1つ
ZOOM G1X FOUR
5ZOOM G1X FOUR約14,899円(10月17日時点)

G1 FOURにエクスプレッションペダルを足したモデルで、エフェクトは71種類。ワウやボリュームを足で動かせる機種では9台の最安。本体は156×216×52mm・610g(電池を除く)で、電池約18時間・68リズム・30秒ルーパーはG1 FOURと同じ。USBはMIDI専用で録音はできない。

こんな人に:1万5千円以下で、ワウを足で動かしたい

G1 FOUR / G1X FOURは録音できない代わりに電池が長く、GP-5は録音できる代わりに電池が無い。Pocket Masterは両方を持つが、録音が16bitで電池が4時間。1万5千円以下では、この取り合わせから選ぶ。

2万円前後でUSB録音とルーパーがそろう2台

1万円台後半から2万円で、USB録音とルーパーを両方持つ2台。電池の有無で分かれる。

2. VALETON GP-50

VALETON GP-50

👍 良い点

  • 内蔵充電池(1450mAh)でDC 9VとUSBの両方から充電
  • 2-in/2-outのUSBオーディオでWin/Mac/iOS/Androidに対応、リアンプ可
  • ヘッドホン出力(1/8インチTRS)がL/R出力とは別
  • ドラムマシン・ルーパー・チューナーを内蔵
  • 100パッチスロット(ファクトリー55個を含む)

👎 気になる点

  • 電池の連続時間が非公表
  • ルーパーの秒数が非公表
  • アンプモデルの数が非公表
  • ヘッドホン端子がミニで、標準プラグは変換が要る
  • ペダル内蔵なし(EXP端子で外付け)
VALETON GP-50
2VALETON GP-50約19,800円(10月17日時点)

122×82×54mm・430gで、内蔵充電池(1450mAh)をDC 9VとUSBのどちらからでも充電できる。2-in/2-outのUSBオーディオ(Win/Mac/iOS/Android・リアンプ対応)、ドラムマシン、ルーパー、チューナーを1台に持ち、ヘッドホン出力(1/8インチ)はL/R出力とは別。パッチは100スロット(ファクトリー55個を含む)。

こんな人に:充電池と録音とルーパーを2万円以下で。ヘッドホン端子はアンプ用の出力と別がいい

4. ZOOM G2 FOUR

ZOOM G2 FOUR

👍 良い点

  • USBオーディオインターフェース(2in 2out・32bit・44.1kHz)
  • ルーパーがモノラルで最長80秒・ステレオで40秒(秒数の分かる機種で最長)
  • 22種類のアンプ+キャビネットと79エフェクト、追加57種類を配信中
  • 1パッチに最大6エフェクト+1ペダルエフェクト、300個まで保存
  • スマホアプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」でエフェクトを追加できる

👎 気になる点

  • 電池で動かない(ACアダプターかUSBバスパワー)
  • 707gでG1 FOURの2倍以上
  • ペダル内蔵なし(G2X FOURは約22,000円・951g)
  • ヘッドホン端子がミニ
  • リズムは68種類でPocket Masterの99種類より少ない
ZOOM G2 FOUR
4ZOOM G2 FOUR約20,000円(10月17日時点)

22種類のアンプ+キャビネットモデルと79種類のギターエフェクト(Guitar Labから57種類を追加配信中)、250種類のプリセットパッチを内蔵。USBは2in 2out・32bit・44.1kHzのオーディオインターフェースで、ルーパーはモノラルで最長80秒。電源はACアダプター(AD-16)かUSBバスパワーで、電池では動かない。ペダル付きはG2X FOUR(約22,000円・951g)。

こんな人に:自宅でPC録音とルーパー練習。持ち出さない

差額は200円。電池で持ち出すならGP-50、ルーパーの秒数が公表されているのはG2 FOUR(80秒)。

ヘッドホン端子はどちらもミニで、標準プラグには変換が要る。

3万円台の電池で動く2台

3万円台の2台は、どちらも単3電池で動いてUSB録音もできる。音作りの幅と重さが正反対になる。

7. BOSS GX-1

BOSS GX-1

👍 良い点

  • GX-100のアルゴリズムを継承した23種類のAIRDプリアンプと146エフェクト
  • 単三電池4本・ACアダプター・USBバスパワーの3電源(電池4本は付属)
  • Bluetooth経由でモバイル端末の音楽を再生し、合わせて演奏できる
  • USB Type-CでPC・モバイル端末へ録音
  • EXP1ペダル内蔵、パッチは99ユーザー+99プリセット

👎 気になる点

  • 電池は約5時間でG1 FOURの約18時間より短い
  • ACアダプター(PSA-100S)は別売
  • ヘッドホン端子がミニ
  • 1.2kgでG1X FOUR(610g)の約2倍
  • リズム機能は本体の公式ページに記載が無い(アプリ側にメトロノームやリズム)
BOSS GX-1
7BOSS GX-1約33,000円(10月17日時点)

2026年1月24日発売。GX-100のアルゴリズムを継承した23種類のAIRDプリアンプと146種類のエフェクトを、同時使用8ブロックで組める。単三電池4本(約5時間)・ACアダプター・USBバスパワーの3電源で、Bluetoothでモバイル端末の音楽を再生しながら弾ける。USB Type-CでPCやモバイル端末へ録音でき、EXP1ペダルを内蔵。1.2kg。

こんな人に:録音・電池・ペダルを1台で長く使いたい

6. Line 6 POD Express Guitar

Line 6 POD Express Guitar

👍 良い点

  • 350g・幅92mmで電池で動く
  • 単三電池3本が同梱
  • USB-Cで4イン4アウトのオーディオインターフェースになり、リアンプもできる
  • 最長30秒のルーパー
  • 3.5mmのヘッドホン端子があり、VOLUMEサムホイールで音量を調節できる

👎 気になる点

  • アンプ7種類・エフェクト17種類で9台の最少
  • リズム機能は取扱説明書・商品ページに記載が無い
  • USBから給電できず、電池か別売の9Vアダプターが要る
  • 電池の連続時間が非公表
  • ペダル内蔵なし(EXP/FS端子で外付け)
Line 6 POD Express Guitar
6Line 6 POD Express Guitar約33,000円(10月17日時点)

幅92×奥行130×高さ56mm・350gで、単三電池3本(同梱)か別売の9Vアダプターで動く。7種類のアンプ/キャビネットとルーパーを含む17種類のエフェクトに絞り、ノブ中心で操作する。USB-C端子でレコーディングやモニタリング用のオーディオインターフェースになる。ルーパーは最長30秒。

こんな人に:電池で動く軽い機種で、ノブで素早く音を作りたい

価格はどちらも約33,000円。音を作り込むならGX-1、軽さならPOD Express。ヘッドホン端子はどちらもミニで、標準プラグには変換が要る。

長く使う上位機 BOSS GX-100

筆者が所有している1台。種類数を公表している機種で最多の170エフェクト・同時15ブロックで、SEND/RETURNで手持ちのペダルやアンプを組み込める。電池では動かず3.5kgなので、自宅練習の1台目としては大きい。

9. BOSS GX-100

BOSS GX-100

👍 良い点

  • 170種類のエフェクトと最大15ブロックの同時使用(種類数を公表している機種で最多)
  • 32種類のAIRDプリアンプ(ギター23・ベース9)、Version 2.0でX-ULTRA等を追加
  • カラータッチスクリーン(480×272ドット)と8つのフットスイッチ
  • SEND/RETURN端子とMIDI IN/OUTで外部機器を組み込める
  • ヘッドホン端子が標準で、USBオーディオとMIDIに対応

👎 気になる点

  • 約69,000円で9台の最高価格
  • 3.5kg・幅460mmで持ち運びに向かない
  • 電池で動かない(ACアダプター・消費電流1.2A)
  • Bluetoothは別売のBT-DUALが要る
  • リズム機能は公式ページに記載が無い
BOSS GX-100
9BOSS GX-100約69,000円(10月17日時点)

32種類のAIRDプリアンプ(ギター23・ベース9)と170種類のエフェクトを、最大15ブロック同時に使える。480×272ドットのカラータッチスクリーンと8つのフットスイッチ、EXP1ペダル、SEND/RETURN端子、MIDI IN/OUTを持つ。USBオーディオでDAWに録音でき、設定は本体に200個まで保存。ACアダプター(PSB-1U)付属で電池不可、3.5kg。

こんな人に:ライブで足元を1台にまとめ、外部ペダルやアンプも組み込みたい

GX-1との差は36,000円。電池駆動とBluetoothでの音楽再生はGX-1(GX-100は別売のBT-DUALが要る)。15ブロック・SEND/RETURN・タッチスクリーンはGX-100にしかない。

学生におすすめ3選

G1 FOURはPCに録音できないので、録音の予定が最初からあるならG2 FOURかGX-1から選ぶ。

  • 予算重視・電池でヘッドホン練習 → ZOOM G1 FOUR(約12,500円)。単3電池4本で約18時間、68リズムと30秒ルーパー。PCに録音できないので、録音は別にオーディオインターフェースを足す前提。
  • 録音もルーパー練習も自宅で → ZOOM G2 FOUR(約20,000円)。USB 2in 2out・32bitで録音でき、ルーパーはモノラルで80秒。電池不可なので持ち出さない人向け。
  • 少し上を長く使う → BOSS GX-1(約33,000円)。23種類のAIRDプリアンプと146エフェクト、電池約5時間とUSB録音、Bluetooth、ペダル内蔵。GT-1の実質の後継機。
ZOOM G1 FOUR
3ZOOM G1 FOUR約12,500円(10月17日時点)

単3電池4本で約18時間、68リズムと30秒ルーパー。PCに録音できないので、録音は別にオーディオインターフェースを足す前提。

こんな人に:予算重視・電池でヘッドホン練習

ZOOM G2 FOUR
4ZOOM G2 FOUR約20,000円(10月17日時点)

USB 2in 2out・32bitで録音でき、ルーパーはモノラルで80秒。電池不可なので持ち出さない人向け。

こんな人に:録音もルーパー練習も自宅で

BOSS GX-1
7BOSS GX-1約33,000円(10月17日時点)

23種類のAIRDプリアンプと146エフェクト、電池約5時間とUSB録音、Bluetooth、ペダル内蔵。GT-1の実質の後継機。

こんな人に:少し上を長く使う

総合製品名価格価格の手頃さPC録音電池駆動練習機能音作りの幅軽さUSB録音電池リズムルーパーアンプモデルエフェクト数重さペダル内蔵ヘッドホン端子
33.64ZOOM G1 FOURAmazon価格を見る楽天市場¥12,500Yahoo!¥12,5004.51.05.04.53.04.5不可(USB MIDIのみ)単3×4・約18時間6830秒1365340gなし標準(出力と兼用)
43.46ZOOM G2 FOURAmazon価格を見る楽天市場¥20,000Yahoo!¥20,0003.54.51.05.03.53.0○ 2in 2out・32bit不可(AC/USBバスパワー)6880秒(モノ)・40秒(ステレオ)2279(追加57を配信中)707gなし(G2X FOURはあり)ミニ(出力と別)
73.28BOSS GX-1—楽天市場¥33,000Yahoo!¥33,0002.53.54.03.04.52.0○ USB Type-C単3×4・約5時間非公表38秒(モノ)・19秒(ステレオ)231461.2kgありミニ(出力と別)

用途別のおすすめ3選

  • 録音も電池も1万円以下で → Sonicake Pocket Master(QME-10)(約8,800円)。内蔵電池で最大4時間、16bit/44.1kHzのUSB録音、99リズムとルーパー、194g。
  • スマホに録音して電池は不要 → VALETON GP-5(約12,100円)。2イン2アウトでWin / Mac / iOS / Androidに対応、Bluetooth 5.0でオーディオ再生。
  • ライブで足元を1台に → BOSS GX-100(約69,000円)。170エフェクト・15ブロック・8フットスイッチ、SEND/RETURNで外部ペダルを組み込める。筆者が所有している。
Sonicake Pocket Master(QME-10)
1Sonicake Pocket Master(QME-10)約8,800円(10月17日時点)

内蔵電池で最大4時間、16bit/44.1kHzのUSB録音、99リズムとルーパー、194g。

こんな人に:録音も電池も1万円以下で

VALETON GP-5
8VALETON GP-5約12,100円(10月17日時点)

2イン2アウトでWin / Mac / iOS / Androidに対応、Bluetooth 5.0でオーディオ再生。

こんな人に:スマホに録音して電池は不要

BOSS GX-100
9BOSS GX-100約69,000円(10月17日時点)

170エフェクト・15ブロック・8フットスイッチ、SEND/RETURNで外部ペダルを組み込める。筆者が所有している。

こんな人に:ライブで足元を1台に

録音した音を編集するソフトは学生のDAWおすすめ7選に、ヘッドホンはDTM向けモニターヘッドホン10選にまとめてある。

出典(2026年10月16日時点)

よくある質問

初心者が自宅のヘッドホン練習に買うなら、安いマルチエフェクターで足りる?

足りる。今回の9台はすべてヘッドホンを挿せて、約12,500円のZOOM G1 FOURは単3電池4本で約18時間動き、68種類のリズムと最長30秒のルーパーが付く。ただしG1 FOUR / G1X FOURはUSBがMIDI専用でPCに録音できない。録音も1台で済ませたいなら、同じ1万5千円以下のVALETON GP-5かSonicake Pocket Masterになる。

マルチエフェクターでPCやスマホに録音できる?

機種による。9台のうち7台はUSBでつなぐとオーディオインターフェースになり、G2 FOURは2in 2out・32bit、GP-5とGP-50は2イン2アウトでWin / Mac / iOS / Androidに対応、Pocket Masterは16bit/44.1kHz。ZOOM G1 FOUR / G1X FOURはUSBが「USB MIDI」で、パッチ管理やエフェクトの追加と給電に使うもので録音はできない。

電池で動くマルチエフェクターはどれ?

単3電池で動くのはZOOM G1 FOUR / G1X FOUR(4本で約18時間)、BOSS GX-1(4本で約5時間)、Line 6 POD Express(3本・連続時間は非公表)。内蔵バッテリーはSonicake Pocket Master(最大4時間)とVALETON GP-50(連続時間は非公表)。ZOOM G2 FOUR・VALETON GP-5・BOSS GX-100は電池で動かない。

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