モバイルバッテリー充電回数計算ツール

モバイルバッテリーの容量とスマホの電池容量を入れると、スマホを何回充電できるかの目安を出す。電圧の変換や回路の損失で表示の容量がすべては使えないので、その分を変換効率として差し引いて計算する。

モバイルバッテリーの容量
スマホの電池容量(メーカー公式の標準容量)
iPhoneはAppleの日本の仕様ページにmAhが無いため、プリセットに入れていない
mAh
本体やパッケージの表示の値
mAh
メーカーの仕様ページの値
%
既定は60%。表示容量のうちスマホへ送れる割合
充電できる回数
約1.2回効率55〜65%なら約1.1〜1.3回
実際に使える容量
約6,000mAh10,000mAh × 60%
0→100%にできる回数
1回残りでもう約2割

計算式 使える容量 = 10,000mAh × 60% = 6,000mAh 回数 = 6,000mAh ÷ 5,000mAh = 約1.2回

スマホを0%から100%まで充電する前提の目安。実際は充電中にスマホを使うか、気温、ケーブル、ワイヤレス充電かどうかでも変わる。ワイヤレス充電は有線より変換ロスが大きいので、回数はこの計算より少なめに見ておくといい。

使い方

  1. モバイルバッテリーの容量(mAh)を入れる。よくある容量はボタンで選べる
  2. スマホの電池容量を入れる。機種のボタンを押すと、メーカー公式の仕様ページに載っている標準容量が入る
  3. 変換効率は、分からなければ既定の60%のままでいい

計算はシンプルで、バッテリー容量に変換効率を掛けて実際に使える容量を出し、それをスマホの電池容量で割る。既定の60%は、Ankerの公式FAQにある「10,000mAhで通常約5,500〜6,500mAh相当」の中央の値で、結果欄には55〜65%で計算した幅も出している。

今のスマホは電池が4,000〜5,000mAh前後の機種が多く、10,000mAhのモバイルバッテリーでは約1.2〜1.5回になる。「10,000mAhでスマホ約2回」という目安どおりになるのは、電池が3,000mAhほどのスマホだ。自分のスマホで1日に何%使うかも合わせて考えると、必要な容量を決めやすい。

数値の出典

いずれも2026年9月28日に確認した。

出典記事

容量の選び方大学生向けモバイルバッテリー11選!5,000〜20,000mAhのどれを選ぶか、出力や重さ、飛行機に持ち込むときのルールも含めた選び方と製品比較読む →飛行機に持っていくならモバイルバッテリー機内持ち込み判定ツールmAhからWhに換算し、2026年4月改正後の「1人2個まで」と合わせて持ち込めるかを判定使う →

よくある質問

10,000mAhのモバイルバッテリーでスマホは何回充電できる?

電池が5,000mAhのスマホなら約1.2回、4,000mAhなら約1.5回が目安。10,000mAhのうち実際にスマホへ送れるのは約5,500〜6,500mAh相当なので、それをスマホの電池容量で割る。「10,000mAhで約2回」になるのは、電池が3,000mAhほどのスマホの場合だ。

表示の容量がすべて使えないのはなぜ?

モバイルバッテリーの中の電池は3.7Vで、USBから出すときに5Vなどへ電圧を変換する。この変換や充電回路での損失で、使用中に電力の30〜45%が消費されるとAnkerは案内している。同じFAQは10,000mAhで実際に使えるのを約5,500〜6,500mAh相当としていて、このツールの55〜65%はこの値から取った。スマホ側も充電中に発熱するので、表示どおりの容量がスマホの電池に入るわけではない。

iPhoneの電池容量はどこで分かる?

Appleの日本の仕様ページは電池容量をmAhで載せておらず、ビデオ再生時間などで電池持ちを示している。そのためこのツールのプリセットにはiPhoneを入れていない。EU向けの仕様ページには定格容量のmAhが載っているので、その値を入れれば計算できる。