モバイルバッテリー機内持ち込み判定ツール

容量(mAh)と電圧を入れるとWhに換算し、持っていく個数と合わせて飛行機に持ち込めるかを判定する。ルールは2026年4月24日の改正後の内容で、判定の根拠は大学生向けモバイルバッテリー11選の「飛行機に持ち込めるか」の節に書いたものだけを使っている。

容量の入れ方
本体にWhが印字されているなら、そちらの値が優先される
よくある容量
mAh
V
リチウムイオン電池は3.6〜3.7Vが普通
個
同じ容量のものを何個持つか
1個あたり
37Wh10,000mAh × 3.7V
持ち込める個数
1個1人2個まで

計算式 Wh = 10,000mAh ÷ 1000 × 3.7V = 37Wh

持ち込める(容量・個数とも基準内)

    容量に関係なく守ること

    • 預け入れ手荷物(スーツケース)には入れられない。機内持ち込みのみ
    • 機内でバッテリー本体を充電するのも、バッテリーからスマホなどに給電するのも禁止。スマホは座席の電源から直接つなぐのは問題ない
    • 座席上の収納棚に入れない。座席ポケットなど手の届く場所に置く
    • 端子は1個ずつ絶縁テープを貼るか、ケースや袋に入れて保護する。複数のバッテリーや金属品を同じ袋にまとめない

    スマホなどを充電するモバイルバッテリーを前提にした判定。最終判断は、搭乗前に利用する航空会社の公式案内で必ず確認してほしい。ルールは今後も変わる可能性がある。

    使い方

    1. 本体やパッケージに書かれた容量(mAh)を入れる。Whが印字されていれば「Whを直接入れる」に切り替えて、その値を入れる
    2. 公称電圧は、表示がなければ既定の3.7Vのままでいい
    3. 同じ容量のバッテリーを何個持っていくかを入れる

    判定は4段階になる。160Wh以下で2個までなら持ち込める。100Whを超えて160Wh以下なら、航空会社の事前承認が必要になるのが一般的だ。160Whを超えるもの(3.7V換算で約43,000mAh超)は持ち込めない。個数が3個以上なら、3個目からは持ち込めない。

    とはいえ、5,000〜24,000mAhのよくある製品は換算すると18.5〜89Whで、すべて100Whすら下回る。容量オーバーより、2個までの個数制限と、機内で充電しない、収納棚に入れないの運用面で引っかかることのほうが多い。

    なお、カメラなどの予備バッテリーは扱いが違う。100Wh以下ならこの2個枠に入らず個数制限もなく、100Whを超えて160Wh以下の大きな予備電池だけがモバイルバッテリーと合わせて2個までになる。このツールはモバイルバッテリーだけを数える前提だ。

    出典記事

    ルールと換算の出典大学生向けモバイルバッテリー11選!飛行機に持ち込める容量と2026年の新ルールも2026年4月の改正点、mAhからWhへの換算、預け入れ・収納棚のルールと、容量ごとの製品比較読む →

    よくある質問

    10,000mAhのモバイルバッテリーは何Wh?

    約37Wh。換算式は Wh = mAh ÷ 1000 × 公称電圧 で、リチウムイオン電池の公称電圧は3.6〜3.7Vが普通だ。20,000mAhで約74Wh、24,000mAhで約89Wh、約27,000mAhでようやく100Whに届く。本体にWhが印字されていれば、そちらが優先される。

    モバイルバッテリーは飛行機に何個まで持ち込める?

    2026年4月24日以降は、160Wh以下のものに限り容量を問わず1人2個まで。それ以前の「100Wh以下なら個数制限なし」はなくなった。違反には航空法により2年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科される可能性がある。

    機内でモバイルバッテリーを使ってもいい?

    バッテリー本体を機内で充電することも、バッテリーからスマホなどに給電することも禁止されている。座席に電源やUSBポートがある機材なら、スマホを直接つないで充電するのは問題ない。また座席上の収納棚には入れず、座席ポケットなど手の届く場所に置く。