VS Codeのおすすめ拡張機能と設定【2026・プログラミング初心者向け】

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VS Codeは、入れたままでも使えるけど、拡張機能と設定をちょっと足すだけで別物みたいに快適になる。ただ、初心者ほど「便利そう」で入れすぎて逆に重くする、というのもよくある。

この記事では、プログラミングをする学生・初心者向けに、**本当に入れておくべき拡張(実名つき)と、やっておくべき設定(コピペできる実例)**を絞ってまとめる。

結論 まず入れるのは、日本語化・整形のPrettier・エラーが即分かるError Lens・GitLens・(学生は無料の)GitHub Copilot、そして自分の言語の公式拡張。設定は「保存時に自動整形」だけ入れれば体感が変わる。拡張は入れすぎると重くなるので、必要になってから足すのが正解。

拡張は「拡張ID」で入れると確実

本題の前に1つ。VS Code左端の四角いアイコン(拡張機能)から名前で検索して入れられるけど、似た名前の放置版・偽物が混ざることがある。確実なのは拡張IDpublisher.name の形式)で確認して入れること。以下、各拡張にIDを併記したので、これと一致するものを入れれば間違いない。

まず入れる拡張(全員向け)

拡張名拡張ID何のため
Japanese Language PackMS-CEINTL.vscode-language-pack-jaメニューや設定画面を日本語化。英語のままでいい人は飛ばしてOK
Prettieresbenp.prettier-vscode保存時にコードを自動整形(インデント・改行幅など)。「見た目」で悩まなくなる定番
ESLintdbaeumer.vscode-eslintJS/TSのバグや悪い書き方を書いてる最中に指摘。Prettierが見た目、ESLintが中身担当
Error Lensusernamehw.errorlensエラーや警告をその行の右にそのまま表示。「どこが赤いか」が一目で分かり、初心者の詰まる時間が激減する
GitLenseamodio.gitlens各行を「誰がいつ変更したか」表示、履歴や差分も。Gitの学習と、後から自分のコードを追うのに強い
Code Spell Checkerstreetsidesoftware.code-spell-checker変数名やコメントの英単語スペルミスを指摘。recievereceive みたいなミスを拾う

補足:昔の定番だった Bracket Pair Colorizer(括弧の色分け)は、機能がVS Code本体に取り込まれて非推奨・アーカイブ済み。今は入れない。「自動保存」系の古い拡張も、本体の設定で足りるので不要だ。

自分のやることに合わせて足す

やること拡張名拡張ID
Web(HTML/CSS/JS)Live Serverritwickdey.LiveServer
HTMLタグ編集Auto Rename Tagformulahendry.auto-rename-tag
PythonPython(公式・Pylance同梱)ms-python.python
JupyterノートJupyterms-toolsai.jupyter
API/バックエンドの確認REST Clienthumao.rest-client
C / C++C/C++(公式)ms-vscode.cpptools

Live Server は、HTMLを右クリック→Open with Live Server でローカルサーバーが立ち上がり、保存すると自動でブラウザが更新される。HTML/CSSを学ぶ最初の相棒だ。他の言語も「公式または定番1つ」を入れるのが原則(Goならgolang.go、Rustならrust-lang.rust-analyzer など)。

AIアシスタント:GitHub Copilot

拡張名拡張ID
GitHub Copilot + Copilot ChatGitHub.copilot / GitHub.copilot-chat

入力の途中で続きを提案してくれたり、チャットで「このエラー何?」と聞けたりする。学生はGitHub Student Packで無料になるのが大きくて、詰まって進めない時間をかなり減らせる。ただ1つだけ言うと、最初は答えを鵜呑みにせず「なぜこのコードなのか」を自分で追った方が、結局いちばん伸びる。

やっておくべき設定(settings.json)

コマンドパレット(Ctrl+Shift+P / Macは ⇧⌘P)で「Preferences: Open User Settings (JSON)」を開いて、以下を貼る。各行に何のためかコメントを付けた。

{
  // 保存まわり
  "files.autoSave": "afterDelay",          // 一定時間で自動保存(保存忘れ防止)
  "editor.formatOnSave": true,             // 保存時に自動整形(Prettierが動く)
  "editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode", // 整形はPrettierに任せる
  "editor.codeActionsOnSave": {
    "source.fixAll.eslint": "explicit"     // 保存時にESLintの自動修正も実行
  },

  // 見た目
  "editor.fontSize": 15,                   // 少し大きめが目に優しい(14〜16で好み)
  "editor.lineHeight": 1.6,                // 行間を広げて読みやすく

  // インデント・折り返し
  "editor.tabSize": 2,                     // JS/Web系は2が主流
  "editor.wordWrap": "on",                 // 長い行を画面幅で折り返す(横スクロール不要)

  // 補助表示
  "editor.minimap.enabled": false,         // 右のミニマップを消して画面を広く(好みでtrue)
  "editor.stickyScroll.enabled": true,     // 今いる関数名を上部に固定表示
  "files.trimTrailingWhitespace": true,    // 行末の無駄な空白を除去
  "files.insertFinalNewline": true,        // ファイル末尾に改行(Git差分が綺麗に)

  // 言語ごとの上書き
  "[python]": { "editor.tabSize": 4 },     // Pythonは4スペースが公式スタイル
  "[markdown]": { "files.trimTrailingWhitespace": false } // Markdownは行末スペースが意味を持つ
}

ひとつ落とし穴。files.autoSaveafterDelay(時間で自動保存)にして formatOnSave も入れると、「打つ→勝手に整形」で書きにくく感じる人もいる。その場合は autoSave"onFocusChange"(別ファイルに移った時だけ保存)にすると快適だ。

覚えると速くなるショートカット

まずは太字の5つだけでいい(Windows/Linux / Mac)。

操作Win/LinuxMac用途
コマンドパレットCtrl+Shift+P⇧⌘P全機能の入口。困ったらまずこれ
ファイルを名前で開くCtrl+P⌘P名前の一部を打つだけ。ツリーを辿らない
同じ単語を次々選択Ctrl+D⌘Dまとめて編集(マルチカーソル)
変数・関数をリネームF2F2使ってる全箇所を安全に一括改名
定義へジャンプF12F12関数の中身へ即移動
コメント切替Ctrl+/⌘/選択行をまとめてコメント化
行を上下に移動Alt+↑/↓⌥↑/↓切り取り&貼り付け不要
全ファイル検索Ctrl+Shift+F⇧⌘F文字列を横断検索
ターミナル開閉Ctrl+`⌃`エディタ内でコマンド実行

F2 のリネームは特に覚えたい。手で文字列置換すると関係ない箇所まで変えてしまうけど、F2 なら「その変数」だけを安全に全部まとめて変えられる。

テーマとフォント(見やすさ)

見た目は好みだけど、定番を挙げておく。カラーテーマは One Dark Pro(王道ダーク)、Catppuccin(今人気の柔らかい系)、明るいのが好きなら GitHub Theme。アイコンは Material Icon ThemePKief.material-icon-theme)を入れると、ファイルの種類が一目で分かる。フォントは JetBrains MonoFira Code(無料)を入れると => などが綺麗に見える。適用はコマンドパレットの「Preferences: Color Theme」から。

拡張は入れすぎない

これが地味に大事。拡張は数が多いほど起動が遅くなるし、メモリも食う。特に整形系を複数入れると「どれが動くか」で競合する。整形はPrettier 1本に絞って、上のように editor.defaultFormatter で明示するのがいい。動作が変になったら、コマンドパレットの「Extensions: Disable All Installed Extensions」で全部止めて、原因を切り分けられる。「便利そう」で増やすより、必要になってから足す方が結局快適だ。

最低限これだけ(ミニマル構成)

まず動く環境を作りたいなら、これだけでいい。

  1. Japanese Language Pack(日本語UIが欲しければ)
  2. Prettier(esbenp.prettier-vscode)= 整形
  3. Error Lens(usernamehw.errorlens)= エラーが即分かる
  4. GitHub Copilot(GitHub.copilot)= 学生は無料
  5. 自分の言語の公式拡張(Python なら ms-python.python、Web なら Live Server)

設定は最低限これだけ入れておけば十分。

{
  "editor.formatOnSave": true,
  "editor.defaultFormatter": "esbenp.prettier-vscode",
  "files.autoSave": "afterDelay",
  "editor.fontSize": 15,
  "editor.wordWrap": "on"
}

あとは書きながら「これ欲しいな」と思ったものを足していく。それくらいの温度がちょうどいい。Macでの開発環境まるごとの整え方は、こっちにまとめた。

関連記事 理系大学生のMacセットアップ完全ガイド Homebrewから開発環境・定番アプリ・時短コマンドまで、Macを整える定番。 読む →

よくある質問

VS Codeにまず入れるべき拡張は?

日本語化、コード整形のPrettier、エラーがその行で分かるError Lens、GitのGitLens、学生なら無料のGitHub Copilot、あとは自分の言語の公式拡張(Pythonなら公式Python拡張、WebならLive Server)。まずこの5つくらいで十分。

VS Codeで保存したら自動でコードを整えるには?

settings.jsonで、保存時に自動整形する設定(editor.formatOnSave を true)と、整形にPrettierを使う設定(editor.defaultFormatter を esbenp.prettier-vscode)を入れる。これで保存するたびにインデントや改行が自動で整う。

Bracket Pair Colorizer(括弧の色分け)はまだ入れる?

いや、もう不要。括弧の色分けはVS Code本体に取り込まれ、editor.bracketPairColorization.enabled が既定で有効になっている。この拡張は非推奨・アーカイブ済みなので入れない。