マイクアームのおすすめ7選。配信・録音用に耐荷重とマイクの重さで選ぶ【大学生向け】

マイクアームのおすすめ7選。配信・録音用に耐荷重とマイクの重さで選ぶ【大学生向け】

マイクを机に直置きすると、タイピングの振動を拾うし口との距離も安定しない。アームで吊るせば一気に解決するが、初めて買うときは耐荷重・取り付け・映り込みの3点でほぼ全員が迷う。

結論 まず手持ちマイクの重さを確認する。USBマイクは0.3〜0.5kg、コンデンサマイクでも1kg前後なので、耐荷重1〜2kgのアームで大半は足りる。あとは机の天板厚がクランプの対応範囲に収まるか、カメラに映したくないならロープロファイルか、の2点で絞れば決まる。

価格は2026年9月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。

目次 / INDEX

マイクアームの選び方

耐荷重はマイクの実重量に100〜200g足して決める

アームの仕様表にはたいてい「耐荷重1.5kg」のように書いてある。この数字だけ眺めても判断できないので、自分のマイクの重さとセットで見る。

配信入門で人気のUSBマイクはおおむね0.3〜0.5kg、大きめのコンデンサマイクでも1kg前後だ。ショックマウントやポップガードを足した合計に、100〜200gの余裕をみて選べばいい。

今回の7本は耐荷重が約1kg〜2kgの範囲に収まる。つまり、よほど重い機材でなければどれを選んでも支えられる計算になる。

逆に「軽すぎ」の下限もある。RODE PSA1+は対応マイク重量が94g〜1.2kgと決まっていて、軽すぎるマイクだとバネの力が勝ってアームが上がってしまう。

マイク本体をまだ決めていないなら、大学生向けマイクのおすすめで重さのイメージから固めると早い。

方式は2つ。縦型のブームアームとロープロファイル

  • 低価格のブームアーム:約350mmのアーム2本を関節でつないだ縦型で、バネはアームの外に出ている。耐荷重は約1kgと軽め。商品名は「フレキシブルアーム型」だが、手で曲げるグースネックではない。候補ではエレコム HS-DSZARMBK。
  • スプリングブーム(縦型):バネ入りの関節で口元にしっかり寄せられる縦型。机が狭くても置ける。NEEWER BASICS・FIFINE BM63W・AT8700J・RODE PSA1+。
  • ロープロファイル:肩のラインより低くアームが収まる横型。カメラや画面にほぼ映り込まない。FIFINE BM88とElgato Wave Mic Arm LP。

顔出し配信でWebカメラの画角に機材を入れたくないならロープロファイル。録音やDTMで口元との距離を優先するなら縦型、と使い方で決まる。

クランプが自分の机に付くかを先に測る

7本とも机の天板を挟んで固定するクランプ式で、工具は要らない。ただし対応する天板の厚みに上限がある。

メーカー公式の数値では、エレコムが最大約53mm、オーディオテクニカ AT8700JとFIFINE BM63Wが50mm、Elgatoが60mm、RODE PSA1+が70mmまで。ふつうの机ならどれも収まるので、厚さだけで決めないほうがいい。

オーディオテクニカの公式記事は、厚み以外にクランプが付かない机の形を挙げている。

  • 天板の縁が斜めにカットされている、または丸みを帯びている
  • 天板のすぐ下に引き出しがある、机の左右が板で塞がれている
  • クランプを差し込む部分の奥行きが足りず、天板を十分に挟めない
  • 机を壁にぴったり付けていて、クランプが壁に当たる

買う前に天板の厚さを測り、付けたい位置の縁と裏側を一度のぞいておけば取り付けの失敗はほぼ防げる。机ごと見直すなら大学生向けデスクの選び方も参考になる。

アームの長さは付ける位置で決める

届く距離も製品で差がある。AT8700Jは可動距離680mm、RODE PSA1+は水平方向に940mm届く。エレコムは約350mmのアームを2本つないだ構成だ。

机の奥の角に付けて口元まで引き寄せるなら、長いアームほど付ける位置の自由が利く。机の横に付けて手前だけで使うなら、短めでも足りる。

天板に穴を開けられる机なら、PSA1+は付属のデスクインサートでねじ込んで固定する方法も選べる(天板55mmまで)。縁にクランプを掛けられない机で使える手だが、借り物のデスクには向かない。

ネジ規格は3/8と5/8。変換はだいたい付属する

マイクホルダー側のネジは3/8インチと5/8インチが混在している。今回の候補は変換アダプター付属が多く、NEEWERは3/8”-5/8”アダプター同梱、Elgatoは1/4・3/8・5/8の3規格に変換2個付属で対応する。

基本は買えば付いてくる。手持ちマイク側の規格だけ、商品ページで確認しておけばいい。

ケーブルの逃がし方も製品で違う

マイクを浮かせると、ケーブルの通り道も決める必要がある。垂れたケーブルはアームの動きに引っかかるし、画面にも映り込む。

処理の仕方は3通りに分かれる。

  • アームの中や溝に通す:RODE PSA1+(USBとXLRの両方に対応)、Elgato Wave Mic Arm LP(マグネット式のカバー)
  • 面ファスナーで留める:AT8700J(2本付属)、FIFINE BM63W
  • コードホルダーに掛ける:エレコム HS-DSZARMBK

配信中にアームをよく動かすなら、中に通すタイプのほうがケーブルが暴れにくい。位置をほとんど変えないなら、留めるだけで十分だ。

7本の比較表

総合は価格・仕様の揃い方・学生の使いやすさで付けた5点満点。耐荷重は商品ページか公式で確認できた数値を載せた。

総合製品名価格安さ仕様の揃い方使いやすさ方式耐荷重取り付け
14.70FIFINE BM63WAmazon価格を見る楽天市場価格を見る—4.05.05.0スプリングブーム2kgクランプ
24.38オーディオテクニカ AT8700JAmazon価格を見る楽天市場価格を見るYahoo!¥9,4603.54.55.0スプリングブーム2kgクランプ
34.25RODE PSA1+Amazon価格を見る楽天市場¥19,161Yahoo!¥23,7602.55.05.0スプリングブーム94g〜1.2kgクランプ
44.05Elgato Wave Mic Arm LPAmazon価格を見る楽天市場¥15,680Yahoo!¥15,7803.04.54.5ロープロファイル2kgクランプ
53.98NEEWER BASICS MS006Amazon価格を見る楽天市場¥4,088—4.53.54.0スプリングブーム1.5kgクランプ
63.85FIFINE BM88Amazon価格を見る楽天市場価格を見る—3.53.54.5ロープロファイル1.5kgクランプ
73.78エレコム HS-DSZARMBKAmazon価格を見る楽天市場¥1,965Yahoo!¥2,5205.03.53.0ブーム(2本アーム)約1kgクランプ

総合トップはFIFINE BM63W。耐荷重2kg・天板50mmまで・ケーブル留め付きと判断材料が全部明記されていて、それが中価格帯に収まっているのが理由だ。次点のAT8700Jは国内大手の安心感とアーム長680mmが強く、予算が許すならこっちを選んでいい。

7本の中身(安い順)

1. エレコム HS-DSZARMBK

エレコム HS-DSZARMBK

👍 良い点

  • 1,989円で7本中の最安
  • 国内ブランドのエレコムで商品情報が読みやすい
  • 対応天板厚が最大約53mmと明記されている
  • アームにコードホルダーが付き配線をまとめられる
  • 0.3〜0.5kgのUSBマイクなら耐荷重約1kgで足りる

👎 気になる点

  • バネがアームの外にむき出しになっている
  • 耐荷重約1kgなので1kg前後のコンデンサマイクには余裕がない
  • 耐荷重内でもバランスが悪いとスタンド状態を保てないことがあると商品ページが断っている
  • 縦型なので画面やカメラに映り込みやすい
  • 付属ホルダーは直径約25〜30mmのマイク用で、太いマイクはホルダーの付け替えが要る
エレコム HS-DSZARMBK
7エレコム HS-DSZARMBK約1,965円(10月17日時点)

約2,000円で買える入門枠。約350mmのアーム2本を関節でつないだクランプ式のブームアームで、バネはアームの外に出ている。耐荷重は約1kgなので、軽いUSBマイクを最小コストで浮かせたい人向け。

こんな人に:マイクを机から浮かせたいだけ。位置は一度決めたら動かさない

エレコムは商品名に「フレキシブルアーム型」とあるが、形はアーム2本を関節でつないだバネ付きのブーム型で、耐荷重は約1kgと軽め。公式ページも、対応サイズのマイクでもバランスが悪いとスタンド状態を保てないことがあると断っている。重いマイクを載せる、配信中によく動かすという使い方なら、NEEWERから上を選んだほうがいい。

2. NEEWER BASICS MS006

NEEWER BASICS MS006

👍 良い点

  • 4,088円でスプリングブームとしては最安級
  • 耐荷重1.5kgでUSBマイクなら余裕を持って支えられる
  • 3/8"-5/8"変換アダプターとマイククリップが同梱
  • Yeti・Snowball・QuadCastなど対応マイクを明記
  • バネ式なので配信中の位置調整がしやすい

👎 気になる点

  • クランプの対応天板厚が商品ページで確認できない
  • エレコムやオーディオテクニカに比べ知名度が低い
  • ケーブルを隠す収納の仕組みは確認できない
  • 縦型なのでカメラに映り込みやすい
  • ショックマウント込みで1kgを超える構成だと耐荷重1.5kgの余裕が薄い
NEEWER BASICS MS006
5NEEWER BASICS MS006約4,088円(10月17日時点)

4,088円でバネ入りのスプリングブームが手に入る安い良品枠。Yeti・Snowball・QuadCastなど定番USBマイクへの対応を明記していて、3/8"-5/8"の変換アダプターも同梱される。初めての配信用アームとして手を出しやすい。

こんな人に:配信用に安くスプリング式が欲しい。マイクはUSBの定番機

3. FIFINE BM63W

FIFINE BM63W

👍 良い点

  • 耐荷重2kgで1kg前後のコンデンサマイクとショックマウントでも余裕
  • 対応天板厚5cmまでと明記され机との相性を事前に判断できる
  • 面ファスナーのケーブル留めで配線をアームに沿わせられる
  • 5/8"ネジ標準で3/8"への変換にも対応
  • 5,699円でこの仕様の揃い方は候補中で頭ひとつ抜ける

👎 気になる点

  • 楽天の公式ストアは中国・香港の事業者で、注文情報が国外に渡る
  • 縦型なのでアームが画面に映り込みやすい
  • アーム長など細かい寸法は商品ページで確認できなかった
  • メーカー公式の日本語ページにたどり着きにくく裏取りがしづらい
  • 軽いUSBマイクを固定位置で使うだけならオーバースペック
FIFINE BM63W
1FIFINE BM63W約5,699円

耐荷重2kg・天板50mmまで・面ファスナーのケーブル留めと、判断に必要な数値が商品ページに揃っている中価格の本命。5,699円でコンデンサマイクまで支えられるので、配信からDTMまで一番つぶしが効く。今回の総合トップ。

こんな人に:USBでもコンデンサでも使い回したい。仕様を確かめてから買いたい

4. FIFINE BM88

FIFINE BM88

👍 良い点

  • 1万円台前半で買える数少ないロープロファイル
  • アームが低く収まりカメラや画面に映り込みにくい
  • ケーブルカバー付きで配線を隠せる
  • 1/4・3/8・5/8の3規格に対応する記載がある
  • 映り込み対策としてはElgatoより約5,000円安い

👎 気になる点

  • 耐荷重1.5kgで、ショックマウント込みで1kgを超える構成だと余裕が薄い
  • 耐荷重はBM63WやElgatoの2kgより低い
  • ロープロ型なので口元へ高く引き寄せる使い方には不向き
  • メーカーの日本語公式ページで仕様の裏取りがしにくい
  • 同じFIFINEのBM63Wより約3,000円高い
FIFINE BM88
6FIFINE BM88約10,565円

候補で唯一、1万円台前半で買えるロープロファイル。アームが肩より低く収まるので、顔出し配信でカメラに機材を映したくない人向け。耐荷重は商品ページに1.5kgとあり、ショックマウント込みで1kgを超える構成だと余裕が薄い。

こんな人に:配信画面に機材を映したくない。でもElgatoの価格は出せない

BM88は耐荷重1.5kgで、同じロープロファイルのElgato(2kg)より低い点だけ注意してほしい。重いコンデンサマイクにショックマウントを足す予定なら、合計の重さを量ってから決めたい。

5. オーディオテクニカ AT8700J

オーディオテクニカ AT8700J

👍 良い点

  • 国内大手オーディオテクニカで公式楽天市場店の出品
  • 耐荷重2kgで大半のマイク構成を支えられる
  • アーム長680mmで口元までしっかり届く
  • ヘッド可動範囲270°と本体360°回転で位置決めの自由度が高い
  • 5/8"ネジ対応で一般的なマイクホルダーと合わせやすい

👎 気になる点

  • ケーブルを隠す収納の仕組みが商品ページで確認できない
  • テーブルクランプの最大開口は50mmで、RODEの70mmより狭い
  • 12,100円で学生の中心価格帯では上限寄り
  • 縦型なのでカメラに映り込みやすい
  • 同じ耐荷重2kgのFIFINE BM63Wより約4,500円高い
オーディオテクニカ AT8700J
2オーディオテクニカ AT8700J約9,460円(10月17日時点)

国内大手オーディオテクニカのスプリングブームで、出品も公式楽天市場店。耐荷重2kg・アーム長680mm・ヘッド可動270°と主要な数値が明記されていて、ブランドの安心感で選びたい人の本命になる。

こんな人に:国内メーカーの公式出品で安心して買いたい。重めのマイクも使う

6. Elgato Wave Mic Arm LP

Elgato Wave Mic Arm LP

👍 良い点

  • 定番ロープロファイルで画面にほぼ映り込まない
  • 耐荷重は最大2,000gで重めの構成も支えられる
  • 1/4・3/8・5/8対応で変換アダプター2個が付属
  • マグネット式ケーブルカバーで配線を隠せる
  • クランプは最大幅60mmで厚めの天板にも付く

👎 気になる点

  • 採用出品は納期未定のお取り寄せ表記で在庫が変動しやすい
  • 15,680円で学生の中心価格帯を超える
  • この出品は北海道・沖縄・離島への配送不可
  • 口元へ高く引き寄せる使い方には縦型が向く
  • 軽量USBマイクだけなら耐荷重2kgを持て余す
Elgato Wave Mic Arm LP
4Elgato Wave Mic Arm LP約15,680円(10月17日時点)

配信者の間で定番のロープロファイル。耐荷重は最大2,000gで、1/4・3/8・5/8対応の変換アダプター2個とマグネット式ケーブルカバーが付く。映り込み対策の鉄板だが、採用出品は納期未定のお取り寄せ表記だった。

こんな人に:配信画面の見た目を最優先したい。予算は1.5万円まで出せる

7. RODE PSA1+

RODE PSA1+

👍 良い点

  • 放送・配信の現場でも使われるプロ定番アーム
  • 対応マイク重量94g〜1.2kgと適合範囲が公式に明記
  • ケーブルをアーム内部で処理できて配線が見えない
  • 1kg前後のコンデンサマイクとショックマウントも範囲内
  • 大手ビックカメラ系の出品で購入先の安心感がある

👎 気になる点

  • 19,161円で学生の中心価格帯から外れる
  • 94g未満の軽すぎるマイクは対応外でバネに負けて上がる
  • 本体1.52kgと重め(クランプは天板70mmまで対応)
  • 縦型なのでカメラに映り込みやすい
  • 軽いUSBマイク中心なら安いアームで十分足りる
RODE PSA1+
3RODE PSA1+約19,161円(10月17日時点)

放送・配信の現場で定番のスプリングアーム。対応マイク重量が94g〜1.2kgと公式に明記され、ケーブルはアーム内部で処理できる。学生の中心価格帯からは外れるが、コンデンサマイクで長く録る人への投資枠。

こんな人に:録音・DTMを本気で続ける。機材は一度買って長く使いたい

学生におすすめ3選

  • 本当に安い良品 → エレコム HS-DSZARMBK。国内ブランドで対応天板厚が明記され、コードホルダーも付く。USBマイクを固定位置で使う録音・会議ならこれで足りる。
  • 迷ったらこれ → FIFINE BM63W。耐荷重2kgでコンデンサマイクまで支えられ、天板50mm対応も明記。配信からDTMまで一番つぶしが効く。
  • 本格派向け → RODE PSA1+。プロ定番のスプリングアームで、ケーブルは内部処理。コンデンサマイクで録音を本気でやるなら長く使える。
エレコム HS-DSZARMBK
7エレコム HS-DSZARMBK約1,965円(10月17日時点)

国内ブランドで対応天板厚が明記され、コードホルダーも付く。USBマイクを固定位置で使う録音・会議ならこれで足りる。

こんな人に:本当に安い良品

FIFINE BM63W
1FIFINE BM63W約5,699円

耐荷重2kgでコンデンサマイクまで支えられ、面ファスナーのケーブル留めと天板50mm対応も明記。配信からDTMまで一番つぶしが効く。

こんな人に:迷ったらこれ

RODE PSA1+
3RODE PSA1+約19,161円(10月17日時点)

プロ定番のスプリングアームで、ケーブルは内部処理。コンデンサマイクで録音を本気でやるなら長く使える。

こんな人に:本格派向け

総合製品名価格安さ仕様の揃い方使いやすさ方式耐荷重取り付け
14.70FIFINE BM63WAmazon価格を見る楽天市場価格を見る—4.05.05.0スプリングブーム2kgクランプ
34.25RODE PSA1+Amazon価格を見る楽天市場¥19,161Yahoo!¥23,7602.55.05.0スプリングブーム94g〜1.2kgクランプ
73.78エレコム HS-DSZARMBKAmazon価格を見る楽天市場¥1,965Yahoo!¥2,5205.03.53.0ブーム(2本アーム)約1kgクランプ

アームで口元の位置が決まると、録音の入力レベルも安定する。コンデンサマイクで録るなら、次はオーディオインターフェイスを揃えると自宅の録音環境がひと区切りつく。

取り付けから調整までの流れ

Elgatoの公式セットアップガイドの流れは、ほかのクランプ式アームにもほぼそのまま当てはまる。

  1. クランプを天板の厚さに合わせて開き、差し込んで締める
  2. アームをクランプの穴に差し込む
  3. ケーブルをアームの溝や留め具に通す
  4. マイクを取り付け部に付け、角度を決めて固定する
  5. 関節のネジでバネの張り(テンション)を合わせる

Elgatoの手順では、ケーブルはマイクより先に通す。マイクを付けたあとだと、重さを支えながらケーブルを押し込むことになる。

テンションは緩めて動かし、締めて止める

Elgato Wave Mic Arm LPは、付属の六角レンチで各関節のテンションを変える(新しい版はレンチの代わりに蝶ナットが付く)。公式の注記では、上下に動かせるのはテンションを緩めたときだけで、位置を決めたら締め直して固定する。

バネ入りのアームはどれも、この「緩める・動かす・締める」の繰り返しで合わせる。一度で決まらなくても、マイクを付けた状態で少しずつ締め具合を変えていけばいい。

よくある失敗と対処

アームが下がってくる、跳ね上がる

原因はたいていマイクの重さとバネの釣り合いだ。重すぎればじわじわ下がり、軽すぎればバネが勝って跳ね上がる。PSA1+が94gという下限まで決めているのはこのためだ。

まずテンションを見直し、それでも止まらなければ重さが範囲の外にある。エレコムも公式ページで、対応サイズのマイクでもバランスが悪いとスタンド状態を保てないことがあると断っている。

ショックマウントやポップガードを足すと重さが変わる。付属品を増やしたら、合計の重さを耐荷重と照らし直す。

クランプの跡が天板に残る

金属のクランプを直接締めると、天板に跡が付きやすい。エレコムは保護クッションシートが付属していて、天板の裏に貼ってクランプの金属が直接触れないようにする。Elgatoのクランプもパッド付きだ。

緩衝材が付かないアームなら、薄いゴムシートなどを挟んでから締める。借りている部屋の備え付けデスクなら、ここは先に手を打っておきたい。

買ったのにマイクが付かない

マイク側のネジと太さを確かめていないと起きる。エレコムの付属ホルダーは直径約25〜30mmのマイク用で、合わなければ手持ちのホルダーに付け替える(3/8インチ、変換ネジを外せば5/8インチ)。

AT8700JとBM63Wは5/8インチのネジで、3/8インチのマイクホルダーには変換アダプターが要る。マイクの型番で公式の仕様を一度見るだけで防げる失敗だ。

出典(2026年9月29日時点)

よくある質問

マイクアームの耐荷重はどれくらい必要?

マイク本体にショックマウントやポップガードを足した合計重量に、100〜200gの余裕をみて選ぶ。USBマイクは0.3〜0.5kg、大きめのコンデンサマイクでも1kg前後なので、耐荷重1〜2kgのアームで大半は足りる。

ロープロファイルと縦型スプリングはどっちを選べばいい?

顔出し配信でカメラにアームを映したくないならロープロファイル。口元にしっかり寄せたい、机が狭いという人は縦型スプリングが向く。録音やDTM中心なら縦型、配信画面の見た目重視ならロープロと考えると決めやすい。

クランプ式は自分の机に取り付けられる?

対応する天板の厚みに上限がある。公式の数値ではエレコムが最大約53mm、AT8700JとFIFINE BM63Wが50mm、Elgatoが60mm、RODE PSA1+が70mm。縁が斜めや丸い机、縁のすぐ下に引き出しがある机は厚さが範囲内でも付かないことがあるので、厚さと縁の形を先に確かめておく。

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