初心者・大学生向けの板タブおすすめ9選!4千円台の安いペンタブから選ぶ【2026年10月版】

レポートに載せる図を手で描きたい、オンライン授業でスライドに板書したい。それならiPadを買う前に、4千円台からある板タブで足りることが多い。
結論 安く始めるならXPPen Deco 640(約4,990円・有線・iPhone/iPadは非対応)。図を大きく描くならDeco 01 V2(約6,280円・本体はA4用紙より大きい)、ノートPCと無線でつなぐならDeco MW(約9,200円)。3台ともWindows・Mac・Chromebook・Androidに公式対応。どれも液晶の無い板タブで、画面を見ながら手元の板に描く。
価格は2026年10月時点で確認した実売の目安です。セール・在庫で変動するので、購入前にリンク先で最新価格を確認してください。この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載商品の選び方・星の意味・実際に所有している機材は評価基準で公開しています。
目次 / INDEX
板タブでできること
板タブは、液晶のない板の上でペンを動かし、PCの画面を見ながら描く道具だ。手元を見ずに描くので最初は戸惑うが、液晶付きの液タブやiPadよりずっと安い。
大学生の使い道はイラストだけではない。レポートに載せる回路図や概念図、オンライン授業や発表でスライドに書き込む板書、PDFの講義資料への手書きメモ。XPPenはDeco Funの公式ページで、リモート会議では「グラフ、線、コメントを書き込んだり、作図したりすることができます」と用途を書いている。
描いた図をノートに残すなら、Obsidianの中で図を描いて埋め込むObsidian Excalidraw入門の運用と相性がいい。描き直しがそのままノートに反映されるので、レポートの図の管理が楽になる。
すでにiPadを持っているなら、板タブよりペンを足すほうが早い。選び方は大学生におすすめのiPad用ペン8選にまとめてある。
iPadを持っていない人が「ペンで書くために買うか」で迷う話は、大学生にiPadはいらない?に分けた。
液タブとの違いは別の記事で扱う。ここでは板タブだけを9台並べた。
筆者は板タブを持っていない。メーカー公式と楽天の商品ページの記載を並べて比べた、実機レビューではなく調査記事だ。
板タブの選び方
読取範囲と本体の大きさ
読取範囲は、ペンが反応する範囲のこと。今回の9台はS(約152×95mm)とM(約200〜216×127〜135mm)に分かれ、Deco 01 V2だけが254×159mmと大きい。
本体の外形は読取範囲よりひと回り大きい。Deco 01 V2は351×217mm・570gでA4用紙(297×210mm)より大きく、Intuos Smallは200×160mm・230gでノートPCの横に置ける。
| 製品 | 読取範囲 | 本体の外形 | 重さ |
|---|---|---|---|
| XPPen Deco Fun S | 6.3×4インチ(約160×102mm) | 210.5×159.8×12.9mm | − |
| XPPen Deco 640(パープル) | 16cm×9cm | 149.96×188.34×7.7mm | 170g |
| XPPen Deco 01 V2 | 10×6.25インチ(約254×159mm) | 351×217×8mm | 570g |
| HUION Inspiroy Frego S | 160×100mm | 220×165.7×8mm | 280g |
| XPPen Deco MW | 203.2×127mm | 259.8×157.8×8.8mm | − |
| Wacom Intuos Small ベーシック | 152×95mm | 200×160×8.8mm | 230g |
| Wacom Intuos Small ワイヤレス | 152×95mm | − | 250g |
| Wacom One ペンタブレット small | 152×95mm | 188×141×8mm | 0.2kg |
| Wacom One ペンタブレット medium | 216×135mm | 252×181×8mm | 0.35kg |
インチ表記の2台は、記事側でmmに換算した。確かめられなかった値は「−」にしている。
SとMのどちらが描きやすいかは、手の大きさと好みで変わるので言い切らない。机にどれだけ場所を空けられるかが、数字で決められる軸だ。
有線かBluetoothか
有線だけの機種は、Deco Fun S・Deco 640・Deco 01 V2・Intuos Smallベーシックの4台。残りの5台はBluetoothでもつなげる。
無線は充電が要る。連続使用はDeco MWが10時間以上、Intuosワイヤレスが最大15時間、Wacom Oneが15時間以上、Frego Sが約24時間(いずれも公式)。
ケーブルの端子も見ておきたい。Intuosの2台は付属ケーブルがUSB-Aで、USB-Cしかないノートパソコンには変換が要る。他の7台は本体側の端子がUSB-Cだ。
変換アダプタを足すときの規格の読み方は、USB-Cの規格の違いに整理してある。
Chromebook・Android・iPhone・iPadで使えるか
9台ともWindows・Mac・Chromebook・Androidは公式に対応が書いてある。差が出るのは条件つきの対応と、iPhone・iPadだ。
| 製品 | Windows | Mac | Chromebook | Android | iPhone・iPad |
|---|---|---|---|---|---|
| XPPen Deco Fun S | 7以降 | OS X 10.10以降 | Chrome OS 88以降 | 6.0以降 | −(記載なし) |
| XPPen Deco 640(パープル) | 7以降 | OS X 10.13以降 | Chrome OS 88以降 | 10.0以降 | 非対応(公式が明記) |
| XPPen Deco 01 V2 | 7以降 | OS X 10.10以降 | Chrome OS 88以降 | 10.0以降(OTG変換アダプタ同梱) | −(記載なし) |
| HUION Inspiroy Frego S | 7以降(有線)/10以降64bit(有線・Bluetooth) | 10.12(有線)/10.13以降(有線・Bluetooth) | ChromeOS 88以降(有線・Bluetooth) | 6.0以降(Bluetoothのみ) | 公式の対応OS欄に無し(販売ページには対応の記載) |
| XPPen Deco MW | 7以降 | OS X 10.10以降 | Chrome OS 88以降 | 6.0以降 | −(記載なし) |
| Wacom Intuos Small(ベーシック・ワイヤレス) | 7以降 | 10.15以降(公式) | ver.87以降(機種によりUSB-C変換が要る場合あり) | 6.0以降・動作確認済みOTGアダプタ(別売)が必要 | −(記載なし) |
| Wacom One(small・medium) | 10以降・64bitのみ | 11以降 | 最新バージョンのChrome OS | 8.0以降 | −(記載なし) |
Intuosの対応OSは、ワコム公式のIntuosページが両モデル共通。Androidの但し書きは、楽天ビックのベーシックの出品から引いた。
XPPenの4台には、キーボードが外れるデタッチャブル型やスレート型のChromebookでは「適切に動作しない場合があります」の但し書きがある。Intuosは、ChromeOSでは「ペンはペンタブレット上で操作する必要があります」と制限を書いている。
iPhone・iPadは、Deco 640が「iOS端末には非対応」と明記している。Frego Sは楽天の商品名に「iPhone/iPad対応」とあるが、HUION公式の対応OS欄にiOSは無いので、この記事では対応と言い切らない。他の7台は、対応の記載を見つけられなかった。
筆圧と傾き検知
筆圧レベルは、ペンを押す強さを何段階に分けて読むかの数字。Wacomの4台が4096、XPPenのDeco Fun S・Deco 01 V2・Deco MWとFrego Sが8192、Deco 640のパープルが16,384だ。
数字が大きいほど細かく分けて読む、以上のことは数値からは言えない。上位記事のAmeba Choiceは「筆圧検知は『4096段階』あれば十分」と書いている。
傾き検知は、ペンを寝かせた角度を読む機能。今回はFrego Sだけが非対応(公式の仕様は「傾き検知:-」)で、XPPenの4台は60°、Wacom Oneは±60レベル。Intuosは公式の仕様に傾き検知の記載が無い。
同じ名前でも中身が違う
板タブは、同じ製品名でもサイズや色の違いが別物になっていることが多い。買う前に確かめたいのは、この6つ。
- Deco Fun:同じ販売ページにXS(3,580円)とSがあり、XSは「60度の傾き検知機能には対応していません」。この記事はS(約4,580円)
- Deco 640:筆圧が「パープル:16,384 / ブラック:8,192」と色で違う。楽天のパープルの本文には8192とあり商品名と食い違うので、公式仕様を採った
- Intuos Small:ベーシック(CTL-4100)とワイヤレス(CTL-4100WL)は型番の末尾で見分ける
- Inspiroy Frego:Sは傾き検知なし、Mは±60°
- Wacom One:公式には、ペンとケーブルが入らないeStoreモデルがある。今回の楽天ビックの出品はペン・ケーブル付き
- Deco M/MW:MはBluetoothなし、MWがBluetooth付き
9製品の比較表
総合点は価格の手頃さ・描く機能・つなぎやすさで付けた。
星の後ろに、商品ページの数値をそのまま並べている。
| 総合 | 製品名 | 価格 | 価格の手頃さ | 描く機能 | つなぎやすさ | 接続 | 本体の端子 | 読取範囲 | 筆圧 | 傾き検知 | 本体キー | 本体サイズ | 重さ | 無線の連続使用 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.45 | XPPen Deco MW | Amazon価格を見る | 楽天市場¥11,500 | Yahoo!¥11,500 | 4.0 | 4.5 | 5.0 | Bluetooth 5.0+有線 | USB-C | 203.2×127mm | 8192 | 60° | 8 | 259.8×157.8×8.8mm | − | 10時間以上 |
| 24.13 | XPPen Deco 01 V2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥6,980 | Yahoo!¥6,980 | 4.5 | 4.5 | 3.0 | 有線 | USB-C | 約254×159mm(10×6.25インチ) | 8192 | 60° | 8 | 351×217×8mm | 570g | −(有線) |
| 33.90 | XPPen Deco 640(パープル) | Amazon価格を見る | 楽天市場¥4,990 | — | 5.0 | 3.5 | 3.0 | 有線 | USB-C | 16cm×9cm | 16,384 | 60° | 8(バーチャル) | 149.96×188.34×7.7mm | 170g | −(有線) |
| 43.70 | XPPen Deco Fun S | Amazon価格を見る | 楽天市場¥3,580 | Yahoo!¥5,645 | 5.0 | 3.0 | 3.0 | 有線 | USB-C | 約160×102mm(6.3×4インチ) | 8192 | 60° | − | 210.5×159.8×12.9mm | − | −(有線) |
| 53.53 | HUION Inspiroy Frego S | Amazon価格を見る | 楽天市場¥8,999 | — | 4.0 | 2.5 | 4.5 | Bluetooth 5.0+有線 | USB-C | 160×100mm | 8192 | なし | なし(ペンにサイドキー2) | 220×165.7×8mm | 280g | 約24時間 |
| 53.53 | Wacom One ペンタブレット small | — | 楽天市場¥14,910 | Yahoo!¥14,373 | 2.5 | 3.5 | 5.0 | Bluetooth 5.1+有線 | USB-C | 152×95mm | 4096 | ±60レベル | なし | 188×141×8mm | 0.2kg | 15時間以上 |
| 73.38 | Wacom One ペンタブレット medium | Amazon価格を見る | 楽天市場¥22,880 | Yahoo!¥22,880 | 1.5 | 4.0 | 5.0 | Bluetooth 5.1+有線 | USB-C | 216×135mm | 4096 | ±60レベル | なし | 252×181×8mm | 0.35kg | 15時間以上 |
| 83.13 | Wacom Intuos Small ワイヤレス | Amazon価格を見る | 楽天市場¥11,998 | Yahoo!¥12,001 | 3.0 | 3.0 | 3.5 | Bluetooth 2.1以上(Classic)+有線 | USB-A | 152×95mm | 4096 | 記載なし | 4 | − | 250g | 最大15時間 |
| 92.93 | Wacom Intuos Small ベーシック | — | 楽天市場¥9,680 | Yahoo!¥9,680 | 3.5 | 3.0 | 2.0 | 有線 | USB-A | 152×95mm | 4096 | 記載なし | 4 | 200×160×8.8mm | 230g | −(有線) |
1位のDeco MWは、Bluetooth・傾き検知・物理キー8個・Mサイズが約9,200円にそろう。無線で欲しい人が1万円以下で選ぶなら、ここに落ち着く。
2位のDeco 01 V2は有線だが、読取範囲が9台で最大で約6,280円。本体がA4用紙より大きいので、机に置けるかだけ先に測りたい。
ワコムの4台は筆圧が4096で、Wacom Oneは本体キーなし、Intuosは端子がUSB-A。仕様の数字では、より安いXPPenに届かず、下位に並んだ。
5千円以下で始めるXPPen
安く1台目を買うなら、XPPen公式楽天店のこの2台。どちらも有線のUSB-Cで、60°の傾き検知が付く。
3. XPPen Deco 640(パープル)
👍 良い点
- 約4,990円で筆圧16,384レベル(パープル)
- 60°の傾き検知に対応
- 170gで重さの分かる9台の中で最軽量
- USB-C to USB-AケーブルとUSB to USB-C変換アダプターが同梱
- Android 10.0以降・Chrome OS 88以降に公式対応
👎 気になる点
- iOS端末には非対応(公式が明記)
- ショートカットキー8つはバーチャルで物理ボタンではない
- ブラックは筆圧8,192で、楽天の本文も8192と書いていて食い違う
- 有線のみ
- 読取範囲16×9cmは、Deco 01 V2(約254×159mm)の4割弱の面積
作業エリア16cm×9cm・重さ170gの有線ペンタブレット。筆圧はパープルが16,384レベルで、同じ4,990円のブラックは8,192と色で違う(公式仕様)。楽天の本文には8192とあり商品名と食い違うが、公式の記載を採った。iOS端末には非対応と公式が明記している。
こんな人に:5千円以下で、傾き検知付きの板タブを安く始めたい
4. XPPen Deco Fun S
👍 良い点
- 約4,580円で9台の最安
- 60°の傾き検知に対応(XSは非対応)
- 筆圧8192レベル
- バッテリーフリーの電磁誘導方式のペン(P01)
- Android 6.0以降・Chrome OS 88以降に公式対応
👎 気になる点
- 色はブラックのみで他色は生産終了
- 本体のショートカットキーは公式仕様表に記載がない
- 同じページのXS(傾き検知なし)と取り違えやすい
- 有線のみ
- 厚さ12.9mmで、寸法の分かる他の8台(7.7〜8.8mm)より厚い
作業エリア6.3×4インチ(約160×102mm)の有線ペンタブレットで、9台の最安。XPPen公式は、オンライン学習やリモート会議でグラフや線、コメントを書き込む用途を書いている。同じ販売ページにXS(3,580円・傾き検知なし)があるので、Sを選ぶこと。
こんな人に:とにかく安く、傾き検知付きで始めたい
差額は410円。Deco 640は筆圧16,384とバーチャルキー8つ、Deco Fun Sは最安が強み。iPhone・iPadとつなぐつもりならどちらも向かない(640は非対応の明記、Fun Sは記載なし)。
1万円以下で大きく描く・無線でつなぐXPPen
6千〜9千円台になると、読取範囲が大きいか、Bluetoothが付くかのどちらかが手に入る。どちらも物理のショートカットキー8個と60°の傾き検知を持つ。
2. XPPen Deco 01 V2
👍 良い点
- 読取範囲約254×159mmで9台中最大
- 物理のエクスプレスキー8個(カスタマイズ可)
- 60°の傾き検知と筆圧8192
- 二本指グローブ・保護フィルム・ペンスタンド・OTG変換アダプタが同梱
- 約6,280円で1万円以下
👎 気になる点
- 本体351×217mmでA4用紙より大きい
- 570gで重さの分かる9台の中で最も重い
- 有線のみ
- iPhone・iPad対応の記載を見つけられなかった
- 海外のXPPen公式ストアには後継のDeco 01 V3(筆圧16,384)がある
読取範囲10×6.25インチ(約254×159mm)と9台で最大の有線ペンタブレット。本体は351×217×8mm・570gでA4用紙より大きい。二本指グローブ・保護フィルム・ペンスタンド・OTG変換アダプタが同梱され、1万円以下で図を大きく描ける。
こんな人に:机が広く、レポートの図やイラストを大きく描きたい
1. XPPen Deco MW
👍 良い点
- Bluetooth 5.0と有線の両対応で約9,200円
- 読取範囲203.2×127mmのMサイズ
- 60°の傾き検知・筆圧8192・ショートカットキー8個
- バッテリーフリーのX3 Eliteペンと替え芯10本
- ワイヤレスレシーバーとUSB to USB-C/Micro USB変換アダプターが同梱
👎 気になる点
- 連続作動は10時間以上で、Frego S(約24時間)より短い
- 公式店では11,500円で、店によって約2,300円の差がある
- 有線版のDeco M(Bluetoothなし)と取り違えやすい
- 重さは今回確かめられなかった
- 本体259.8×157.8mmで、Intuos Small(200×160mm)より横に広い
読取範囲203.2×127mmのMサイズに、Bluetooth 5.0と有線USB-Cの両対応、60°の傾き検知、ショートカットキー8個がそろう。バッテリーフリーのX3 Eliteペンと替え芯10本、ワイヤレスレシーバーが付属。楽天ビックの出品は製品保証18か月モデル。
こんな人に:ノートPCの横で、ケーブルなしで描きたい
机が広くて有線でいいならDeco 01 V2、ノートPCの横で無線ならDeco MW。差額は2,920円で、ここにBluetoothの代金を払うかどうかになる。
左利きにも使えるHUION Inspiroy Frego S
本体にボタンが無い左右対称の板で、HUION公式は左利きと右利きのどちらにも使いやすいとしている。Bluetoothと有線の両対応で、無線機では今回の最安。
5. HUION Inspiroy Frego S
👍 良い点
- Bluetooth 5.0と有線USB-Cの両対応で1万円以下
- バッテリー約24時間(1300mAh)で無線機の中で最長
- 左右対称のデザインで左利きにも使いやすい(公式)
- ペンにプログラム可能なサイドキー2つ
- 標準のペン先10本とフェルトペン先1本が付属
👎 気になる点
- 傾き検知なし(Mは±60°)
- 本体にショートカットキーなし
- スマホ・タブレットとの接続はBluetoothのみ
- iPhone/iPad対応は販売ページに記載があるが、公式の対応OS欄にiOSが無い
- ペンの電池の要否は公式仕様表に記載がない
アクティブエリア160×100mmで、Bluetooth 5.0と有線USB-Cの両対応。バッテリーは約24時間(1300mAh)で、無線でつなげる5台の中で最長。本体にショートカットキーが無く、左右対称のデザイン。Sサイズは傾き検知に非対応で、傾きが要るならMになる。
こんな人に:左利き、またはボタンの無いシンプルな板を無線で使いたい
約8,999円は、Deco MWより201円安い。ただし傾き検知と本体キーが無いので、イラストで傾きを使うならDeco MW、ボタンの無い板がいいならFrego Sになる。
ワコムの定番 Intuos Small
ワコムの入門機。有線のベーシックとBluetooth付きのワイヤレスがあり、どちらもケーブルはUSB-Aなので、USB-CだけのPCには変換が要る。
9. Wacom Intuos Small ベーシック
👍 良い点
- 230g・200×160×8.8mmでノートPCの横に置ける
- エクスプレスキー4つ
- バッテリーレスのWacom Pen 4K(電磁誘導方式)
- ソフトをダウンロードできる(Wacom IDの作成と製品登録が必要)
- Chromebook(ver.87以降)に対応
👎 気になる点
- ケーブルがUSB-Aで、USB-CだけのPCは変換が要る(公式もMacユーザーへアダプターが必要になることがあると注記)
- Androidは動作確認済みのOTGアダプタ(別売)が必要
- 筆圧4096レベルで9台中最低(ワコムの4台共通)
- エクスプレスキーはMacとWindowsのみ対応
- 約9,680円で、同じ有線のDeco 01 V2より3,400円高く読取範囲は小さい
読取範囲152×95mm・200×160×8.8mm・230gの有線ペンタブレット。バッテリーレスのWacom Pen 4Kと4つのエクスプレスキーを持ち、ソフトをダウンロードできる(Wacom IDの作成と製品登録が必要)。ケーブルがUSB-Aで、Androidは別売のOTGアダプタが要る。
こんな人に:ワコムの有線機を、ノートPCの横に置きたい
8. Wacom Intuos Small ワイヤレス
👍 良い点
- Bluetoothでつなげて、ベーシックとの差額は2,318円
- 連続駆動最大15時間・充電約3.5時間
- 250g
- エクスプレスキー4つ
- 替え芯3本と芯抜きがペンに内蔵、1.5mケーブル付属
👎 気になる点
- BluetoothはBluetooth 2.1以上のClassic(Wacom OneやDeco MWは5.x)
- 有線はUSB-A
- 筆圧4096レベル
- リチウムイオン電池は内蔵で取り外し不可
- Wacom One smallとの差額2,912円で、USB-CとBluetooth 5.1になる
ベーシックにBluetoothを足したモデル(CTL-4100WL)。連続駆動は最大15時間、充電約3.5時間で、重さ250g。BluetoothはBluetooth 2.1以上のClassicで、Wacom OneやDeco MWの5.xとは世代が違う。
こんな人に:ワコムで、ケーブルなしで使いたい
ワイヤレスは、ベーシックに2,318円足すと無線になる計算。ただしそこから2,912円足すと、USB-CでBluetooth 5.1のWacom One smallに届く。
2023年版のWacom One ペンタブレット
ワコム公式の一覧に「Wacom One (2023)」として載る2023年版。USB-CとBluetooth 5.1の両対応で、傾き検知が付く。本体にキーは無く、保証書は同梱されない(楽天ビック)。
5. Wacom One ペンタブレット small
👍 良い点
- USB Type-CとBluetooth 5.1の両対応
- 傾き検出±60レベル・筆圧4096レベル
- USB Type-C to Cケーブル(1.0m)が同梱
- 188×141×8mm・0.2kg
- 替え芯10本とバッテリーレスのペン
👎 気になる点
- 本体にExpressKeyなし
- Windowsは10以降の64bitのみ
- 保証書は同梱されていない
- 約14,910円で、Bluetoothと傾き検知のあるDeco MWより5,710円高い
- 公式にはペン・ケーブルなしのeStoreモデルがあり、出品によって同梱物が違う
読取範囲152×95mm・188×141×8mm・0.2kgで、USB Type-CとBluetooth 5.1の両対応。傾き検出は±60レベル、筆圧4096レベル、ペンはバッテリーレス。USB Type-C to Cケーブル(1.0m)と替え芯10本が付属し、ExpressKeyは無い。
こんな人に:USB-CのノートPCと有線でも無線でもつなぎたい
7. Wacom One ペンタブレット medium
👍 良い点
- 読取範囲216×135mm
- USB Type-CとBluetooth 5.1の両対応
- 傾き検出±60レベル・筆圧4096レベル
- 252×181×8mm・0.35kg
- USB Type-C to Cケーブル(1.0m)と替え芯10本が同梱
👎 気になる点
- 約22,880円で9台中の最高価格
- 本体にExpressKeyなし
- Windowsは10以降の64bitのみ
- 保証書は同梱されていない
- Deco MW(203.2×127mm・Bluetooth)と読取範囲の差は小さく、価格は2倍以上
smallの読取範囲を216×135mmに広げたモデルで、本体は252×181×8mm・0.35kg。接続・傾き・筆圧・付属品はsmallと同じで、USB Type-C to Cケーブルと替え芯10本が付く。約22,880円で9台の最高価格。
こんな人に:大きい読取範囲で、USB-CとBluetoothの両方がほしい
smallとmediumの差額は7,970円。読取範囲で選ぶなら、Bluetooth付きで203.2×127mmのDeco MWが約9,200円にあるので、mediumは価格を気にしない人向けになる。
大学生におすすめ3選
3台とも1万円以下に収めた。どれもWindows・Mac・Chromebook・Androidに公式対応で、60°の傾き検知が付く。
- 安く済ませるなら → XPPen Deco 640(パープル)(約4,990円)。傾き検知と筆圧16,384が5千円以下で、本体170g。iPhone・iPadには非対応なので、PCかAndroidでつなぐ人向け。410円安いDeco Fun Sも候補だが、本体キーの記載が無い。
- レポートの図を大きく描くなら → XPPen Deco 01 V2(約6,280円)。読取範囲約254×159mmで9台中最大、物理キー8個とグローブ・保護フィルムが同梱。本体351×217mm・570gの置き場所だけ先に確かめたい。
- ノートPCと無線でつなぐなら → XPPen Deco MW(約9,200円)。Bluetooth 5.0と有線の両対応、Mサイズに傾き検知とキー8個。連続作動は10時間以上。
傾き検知と筆圧16,384が5千円以下で、本体170g。iPhone・iPadには非対応なので、PCかAndroidでつなぐ人向け。410円安いDeco Fun Sも候補だが、本体キーの記載が無い。
こんな人に:安く済ませるなら
読取範囲約254×159mmで9台中最大、物理キー8個とグローブ・保護フィルムが同梱。本体351×217mm・570gの置き場所だけ先に確かめたい。
こんな人に:レポートの図を大きく描くなら
| 総合 | 製品名 | 価格 | 価格の手頃さ | 描く機能 | つなぎやすさ | 接続 | 本体の端子 | 読取範囲 | 筆圧 | 傾き検知 | 本体キー | 本体サイズ | 重さ | 無線の連続使用 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14.45 | XPPen Deco MW | Amazon価格を見る | 楽天市場¥11,500 | Yahoo!¥11,500 | 4.0 | 4.5 | 5.0 | Bluetooth 5.0+有線 | USB-C | 203.2×127mm | 8192 | 60° | 8 | 259.8×157.8×8.8mm | − | 10時間以上 |
| 24.13 | XPPen Deco 01 V2 | Amazon価格を見る | 楽天市場¥6,980 | Yahoo!¥6,980 | 4.5 | 4.5 | 3.0 | 有線 | USB-C | 約254×159mm(10×6.25インチ) | 8192 | 60° | 8 | 351×217×8mm | 570g | −(有線) |
| 33.90 | XPPen Deco 640(パープル) | Amazon価格を見る | 楽天市場¥4,990 | — | 5.0 | 3.5 | 3.0 | 有線 | USB-C | 16cm×9cm | 16,384 | 60° | 8(バーチャル) | 149.96×188.34×7.7mm | 170g | −(有線) |
オンライン授業で板書を見せるなら、映す側のカメラも効く。選び方は大学生におすすめのWebカメラ13選にまとめてある。
出典(2026年10月11日時点)
- XPPen Deco Fun 製品ページ(XPPen公式)
- XPPen Deco 640 製品ページ(XPPen公式)
- XPPen Deco 01 V2 製品ページ(XPPen公式)
- XPPen Deco M/MW 製品ページ(XPPen公式)
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よくある質問
初心者が最初に買う板タブは、SとMのどっち?
机に空けられる場所で決める。Sは読取範囲が約152×95mmで本体が200×160mm前後、ノートPCの横に置ける。Mは読取範囲が約200〜216×127〜135mmで本体も250mm幅を超える。XPPen Deco 01 V2は読取範囲254×159mmと最大だが、本体が351×217mmでA4用紙より大きい。
安いペンタブでも、レポートの図やオンライン授業の板書に使える?
今回の最安のXPPen Deco Fun S(約4,580円)とDeco 640(約4,990円)でも、筆圧と60°の傾き検知が付き、Windows・Mac・Chromebook・Androidに公式対応している。XPPenはDeco Funの公式ページで、リモート会議でグラフや線、コメントを書き込んだり作図したりする用途を書いている。
板タブはChromebookやAndroidスマホ、iPhoneでも使える?
9台ともChromebookとAndroidは公式に対応が書いてある。ただしIntuosはAndroidに動作確認済みのOTGアダプタ(別売)が要り、HUION Frego Sのスマホ接続はBluetoothのみ。iPhone・iPadは、Deco 640が非対応と明記、Frego Sは販売ページに対応とあるが公式の対応OS欄にiOSが無く、他の7台は記載を見つけられなかった。